4/30(土)ブレックスアリーナ
宇都宮 71-74 千葉
1Q 14-15
2Q 27-12
3Q 20-23
4Q 10-24
<千葉>
富樫勇樹 14得点
ジョシュ・ダンカン 13得点 13リバウンド
大倉颯太 10得点 (FT8/8)
ギャビン・エドワーズ 10得点
<宇都宮>
ジョシュ・スコット 19得点 10リバウンド
鵤誠司 15得点
アイザック・フォトゥ 14得点
東地区1位の千葉とCSホームコートアドバンテージを掛けて戦う宇都宮との対戦は、人気カードもあってブレックスアリーナ満員で独特の雰囲気の中行われた。
千葉は試合を通して宇都宮リードの中我慢強く戦い最終クォーターの最後に抜いて、このクォーターを24-10と圧倒して大逆転勝利を収めた。千葉は東地区優勝に向かって大きな勝利となった。
試合は、お互いディフェンスの強度が高いのでどれだけ守って得点を入れていけるかが注目された。
前半は宇都宮渡邉が勝負強さを見せてスリーポイントを大事な場面で連続で入れてチームの空気を重くさせないで「ナベタイム」を見せチームを牽引して渡邉らしさを出してチームに勢いをつける。宇都宮は千葉のオフェンスを抑えて得点もあげて一気に二桁得点差までいき、41-27で折り返す展開。
後半に入っても宇都宮のディフェンスに千葉は中々得点が出来ず苦しい我慢の時間帯が続く。最終クォーターになり千葉のオフェンスが少し重くなっていたが、ここから追い上げて千葉の爆発力がとうとう出て4点差にする。ここからはお互いの力がぶつかり合うが、残り1分切って富樫のスリーポイントが決まって2点差にする。宇都宮のボールをディフェンスで守り、千葉は残り10秒最後のオフェンスで富樫からエドワーズに渡りスペースが空いたので打ちスリーポイントが決まりここで逆転する。最後守り切って千葉が最大16点差をひっくり返す大逆転勝利を収めた。
大野HC(千葉)
「40分間苦しい状況でしたが、我慢強く選手達が戦ってくれて勝つ事が出来ました。40分間CSの様に勝ち切れた。雷太のダンクのミスの後に立ち直ってディフェンスのインテンシティを上げてくれた。それに尽きると思う。レイアップでブロックされるより好きと伝えた。
本人はショックだと思うけどそこから立ち直ってくれたと思っている。颯太もそうですし、若いウイング達がディフェンスの強度をあげてくれた。」
ギャビン・エドワーズ(千葉)
「始めはスロースタートになったけど辛抱強く、戦って勝てたと思う。最後の連続ブロックもあったけど個人の活躍よりチームが一つになって勝てたと思っている。若手の活躍、ベンチ層の厚さもあるけど、チームで全体でいくことがCSでも必要。」
安齋HC(宇都宮)
「前半非常に良くディフェンスできたけど後半は徐々にトランジションからディフェンスのところをやられました。明日もあるのでしっかり修正していきます。」
鵤誠司(宇都宮)
「良いところもあったけど、勝ちゲームを落としてしまった。終盤、ディフェンスのところでリバンウンド取られたところが大きかった。明日もしっかり打っていこうと思っています。」