【男子日本代表】渡邊雄太怪我欠場の中、富永啓生２試合連続20得点で日本を牽引、優勝候補一角フランスと前半互角にワールドカップにつながる惜敗

25日W杯開幕に向けて国際強化試合最後の東京大会で17日に有明アリーナにて東京オリンピック銀メダル、ワールドカップ銅メダルに輝いている、FIBA世界ランキング5位のフランスと日本が戦った。日本はアンゴラ戦で右足首捻挫で出場はしないでベンチから戦った。

8/17 (木) 有明アリーナ
日本🇯🇵 70-88 🇫🇷フランス
1Q 20-23
2Q 20-22
3Q 17-25
4Q 13-18

<日本>
#30 富永啓生20得点(3P4/10)
#2 富樫勇樹15得点
#6 比江島慎13得点
#5 河村勇輝 7得点5AST
#10 馬場雄大 7得点

<フランス>
#27 ルディ・ゴベール 16得点 9Reb
#10 エヴァン・フルニエ 10得点
#14 ナンド・デ・コロ 14得点
#00 シルヴァン・フランシスコ 14得点

フランスはNBA所属のキャプテンのバトゥームが欠場のなか、ゴベールとフルニエがスターターに名を連ねた。ミスマッチで河村のところでオフェンスに入るフランスのスリーポイントから入る。ボールを動かしていきたい日本はしっかり打っていき決めていきたいところ、井上がコートイン。ゴベールのフリースローで会場はノイズで盛り上がるが、決めて更にティップして得点もする。日本はブレイクで行くがカットされ、富永がスリーポイントを決めて0-9の入りを止める。馬場がフルニエとの1on1をバックシュートで決め切りついていく展開から河村のスリーポイントで一気に追いつき、富永が決めて逆転と河村PG中心で日本らしいバスケットを展開していく。
原、川真田、比江島がコートイン、比江島が川真田のピックからスリーを決める。いいタッチでこの試合に入っていく。フランスの高さと強度に対して原の高いディフェンスでターンオーバーさせる。そして富樫がスペース見て３ポイント決めて逆転するがフォーニエが直ぐにインサイドからバスカンで逆転と日本はしっかりバスケットを展開して20-23とフランスと互角に打ち合う１Qとなる。

日本は河村のアタックからホーキンソンに渡りダンクを叩き込むなどいい合わせも出て、しっかりプレッシャーディフェンスで井上も踏ん張り、そこから馬場がダンクで2点差に追い上げて日本にエナジーを入れる。それでもフランスはしっかりフリーを作って立て続けにスリーポイント決めて一気にリードを広げる。
ここで日本の富樫がしっかりボールムーブしてスペースあればスリーポイント決めて個人で打開して持ち前の強さを見せると原もディープスリーを決めて会場のボルテージもマックスに。また比江島慎がフルニエと１on1からドライブしてファウルを取りフリースロー決めてスリーポイントも決めて再び2点差にするなど強豪相手に40-45フランスリードで折り返す。

後半大事な入りはフランスのスリーポイントから入ったが、河村が粘り強くアタックして決めて、バスカンと日本を牽引して力を与える。ボールムーブてオフェンスリバウンドとって富永がディープスリー、インサイドにアタックして再び2点差にする。捉えた日本にゴベールがダンクを叩き込んで、富永がスリーポイントを決め切っていく凄い展開に盛り上がる。7点差の中、日本も果敢にいくがフランスの猛攻でゴベアのインサイドの高さに連続で得点されていき一気に14点差に広げ57-70で最終へ。

４Qでも強度高いディフェンスのフランスに中々得点できない時間帯になる。フランスはインサイドでゴベールからハイローで得点と攻撃を止めない。日本もディフェンスでフジカル強くいく。富永の相手の動きをよく見てステップインして20得点とこの試合でも日本を牽引する。キャプテン富樫は５本目のスリーを決めてチームを引っ張るも、フランスもアタックして得点して粘る日本をしっかり抑えて70-88でフランスが勝利した。

有明アリーナに集まった13,009人はフランスの強さも感じたが、進化を続けている日本のソロベニア戦、ワールカップでの戦いに期待される。