B3から1年目でB2に昇格したライバル関係にある両チームの注目カードは1勝1敗で、結果お互い9勝4敗になり長崎は西地区1位、A千葉は2位につけている。
11/13(日) 千葉ポートアリーナ
A千葉 104-84 長崎
1Q 26-28
2Q 26-17
3Q 32-14
4Q 20-25
<A千葉>
#21 ブランドン・アシュリー 36得点 19リバウンド
#30 イバン・ラバネル 23得点 17リバウンド
##13 レオ・ライオンズ 18得点
#24 大塚裕土 11得点
<長崎>
#5 マット・ボンズ 19得点
#14 高比良寛治 14得点
#4 狩俣昌也 12得点 4アシスト
入りは長崎は狩俣のスリーポイント、A千葉はボンズのアタックで得点、すぐにラバネルのインサイドで返し、お互い速い攻撃で得点する。ディフェンスの強度も高いので得点するのも厳しい展開にもなる。
A千葉もインサイドから得点していき、長崎は狩俣、ボンズを中心に得点する。ディフェンスでは長崎が1Qから仕掛けていき、スティールから長崎が得点してリードしていく26-28で1Q終える。
Game2もハイスコアで進んでいく。A千葉は、ディフェンスからリズムを作って、アシュリー、ラバネルのインサイドで得点して追いつく。大塚、狩俣の得点でチームにエナジーを与えて、A千葉が逆転してリードしていく。ブレイクからインサイドでしっかり得点するA千葉はリードを広げて残り2分あるにも関わらず50点に到達する昨日に引き続き更にハイスコアの展開になり、52-45とA千葉リードで折り返す。
後半はA千葉がインサイドとアウトサイドとリズム良く得点して入り長崎に13点差と2桁得点差にする。ここで追いついていきたい長崎はオフェンスのリズムが掴めずどう修正するか。そしてポール判定にも熱くなる程の熱い展開に。A千葉の強度が変わらないディフェンスに中々打開出来きない長崎に対して、A千葉はしっかりインサイドアッタクしてフリースローも決めて、インサイドでもアシュリーが得点していく。最大31点差になりA千葉にが一気に走る。84-59A千葉がリードして最終クォーターへ。
4Qではボンズ、ウィタカ ケンタ中心に展開して得点をしていく長崎は、アギラール、ギブスが不在の中で力を見せる。残り5分ほどで13点差まで追い上げる長崎に、A千葉大塚がスリーポイントを決めて流れを渡さない。最後まで追い上げてくる長崎に、しっかり強度を落とさないでディフェンスして前日の接戦を落とした悔しさを取り戻し、ライバル対決は1勝1敗のタイで終わった。
アンドレ・レマニスHC(A千葉)
J前日の1対1のDFの修正について
「1対1で守る事については昨日よりプライドを持って止めるんだという意志を感じた。まだまだ改善できる部分ですし、4Qで点差が詰まってしまった所が課題になった。ただボンズ選手に昨日は得点されたけど、今日は大塚選手、アシュリー選手がついてオンボールの動きも良く抑えられたと思う。
昨日より良かったが、在りたい姿には到達が出来てないと感じている。オフェンスでも19TOと課題が残る。OFでは19本Rebとペイントでは75%決定出来、セカンドチャンス23点決めてアドバンテージを掴む事ができた。」
ps
世界で戦ってきた名将にまだまだ聞きたかったが時間の関係で終わってしまって謝ってもらってレマニスHCの人柄も伺える。
コービー・パラス (A千葉)
J 日本でのフィリピン選手の注目や思いについて
「フィリピンで応援してくれてる方々が沢山いてありがたく思ってます。今シーズン自分達が成し遂げたいのはクラブが目標にしている所にしっかり貢献していきたい。」
J スタイルやファッションはどうですか
「今まだ美容院見つかってないので髪が伸びてる感じでヘッドバンドで止めてるんですよ。洋服も好きですし、ファッションも自分のスタイルを探しにいくのも好きです。
今日は、チームは昨日の負けを糧にしてエナジーにしてプレー出来たとおまう。自分自身としたはあまり納得いってないプレーになった。皆さんの応援がモチベーションになってます。
前田健滋朗HC(長崎)
「関東で試合が出来る事が多くないので試合が出来た事がまず良かったです。試合は選手達が頑張ってくれた。最後までチームになってまとまって戦った。更に長崎のスタイルで最後までやり続ける事が出来たところが収穫だと思ってますし、選手達を誇りに思います。一方で、千葉の強さが出ていて、エナジーが凄く出てインサイドを強調されて抑える事が出来なかった事に関しては、私自身もっと出来なかったかなとしっかり振り返りたいと思ってます。」
ps
前田HCは最後に関東に中々来ないので、またよろしくお願いしますとメディアに丁寧に言葉をかけてくれた。