前節渋谷ダービーを1-1タイで分けた渋谷はチームの状態が上がっている。シーズン終盤でCSに向けて負けられない戦いが続く。また新潟も前節1-1で終えている。リュチームの対戦は前回新潟がSR渋谷を圧倒してるのでSR渋谷は負けられない。また新潟はB1残留に向けてリーグ最下位から何としても抜け出し、また川村卓也を加入して終盤に勢いつけて勝利ををもぎ取りたい。(川村卓也に関してJbasketで別記事で掲載)
3/22(水) 青山学院記念館
SR渋谷 97-93 新潟
1Q 24-26
2Q 20-16
3Q 29-29
4Q 24-22
<SR渋谷>
#34 ライアン・ケリー 27得点
#5 ケビン・ジョーンズ 20得点 10rteb
#14 ジェームズ・マイケル・マカドゥ 16得点 11Reb
#9 ベンドラメ礼生 13得点 10AST
<新潟>
#21 コフィ・コーバーン 34得点 (FT12/15) 5AST
#25 ロスコ・アレン 15得点 9Reb 7AST
#34 遠藤善 14得点
渋谷のジョーンズがフリーで開始すぐさまスリーポイントを決めて、負けられない新潟もインサイドで得点して入る。渋谷はゲーム入りから勢いよくケリーがティップして入れこみ、ボールムーブして関野、ケリーがスリーポイントを決めて11-2とランしていい入りをした。
ヘルプが遅くなってる新潟は修正してディフェンスから立て直して追いつきたい所、ジャンパーを決め、アルマとコーバーンのインサイドも得点して追い上げ離れた得点を同点に戻す。このゲームでコーバーンのインサイドの破壊力を見せつけた。そして川村が残り2:09でコートインしてB1復帰を果たし躍動する。26-24新潟リードで1Q終える。
ヘルプディフェンスがやや遅れるケースもあるが、ディフェンスが大きなカギを握っているこのゲームで渋谷が、アウトサイドからケリー、インサイドからマカドゥの得点でいい流れにしてリードを広げる。新潟はディフェンスのコンテストとヘルプでしっかり対抗していき、引き離されずについていく新潟がディフェンスから粘りを見せる。また渋谷もコーバーンのインサイドに対してはしっかりダブルチーム、ヘルプでしっかり守り抜き44-42渋谷リードで折り返す。
後半に入り、フリーで打たせたくないジョーンズのスリーポイントが決まり、ベンドラメが作って得点して、9-3と 新潟はやりたかったバスケットをやられてしまう。なんとか遠藤、モサクが繋げていく。渋谷はジョーンズ、ケリーと渋谷を牽引する選手たちが得点して新潟を引き離す。コーバーンに対しては徹底的にダブルチームでディフェンスする渋谷に、しっかり対応していく新潟はインサイドから得点を挙げていき2点差にして遠藤のスリーポイントで遂に逆転する。対して渋谷はジョーンズも入れ返し73-71渋谷リードで最終へ。
4Qに新潟はコーバーンのインサイドでバスカンから再び逆転し粘りがチームにエナジーを与える。 ここからお互い点の入れ合いで、渋谷が決めてリードすれば、新潟もブレイク出して得点する展開になり、新潟がリードする。
終盤関野、ベンドラメと相手のディフェンスをしっかりかわして得点する強さを見せ、それでも新潟は食らいつき1点差で、コーバーンにボールを集めて決め切りフリースローも決め逆転する。
残り1分01秒フリーなったベンドラメがスリーポイント決め93-91とリードして、ここから新潟の意地がゲームを盛り上げる。コーバーンのインサイドで同点にするも、やはりベンドラメが魅せる。ここから更に決め切り2点差にして勝負を決めた。最後渋谷が守りきり入れ合いを制して渋谷が新潟に勝利した。
お互い負けれない戦いは渋谷に軍配は上がったがここから残り試合更に激しいゲームになっていく。
浜中謙 HC(SR渋谷)
J:DFに関してローテーションどんな点を注意してましたか
「新潟さんアロマ選手がアクシデントになる前はスモールラインナップの時速いテンポでコーバーン選手の時はインサイド中心にプランを二つもっているチームでアクシデントの後、結果的に34点取られてしまって選手は僕の指示通り遂行してくれた。コーバーン選手はやはり色んな試合でもダブルチームされているので周りの選手たちの動きや外で待っている選手がいたり素晴らしいケミストリーにも少しやられた。あと2試合あるので、調整しないといけない。」
J:接戦の中、大きな一勝でしたが一言お願いします
「また最高です!ていうとしつこいでしょうか、笑。 いや、本当に僕たちは佳境に入ってきてCSはとか色んな皆さんの期待とか質問があるんですが、愚直に目の前の試合を一つ一つ全力でサンロッカーズらしく出せるかなので、一つ一つ結果が出せていて良かったと思います。」
ベンドラメ礼生 (SR渋谷)
J:終盤に入ってSR渋谷らしプレイが出てきてどんなチームにもアジャストしていると思うのですが
「CSに向けての危機感がチームを一つにしていると思うし、それがシーズンを通して持ってないといけない事だと思うし、今いい状態で試合に臨めてることは良い事なんですけど、これを切らさずに最後まで保ち続けていくのは精神的な体力が必要な事でそこはチーム全員で頑張って乗り越えていきたいと思います」
J:チームの雰囲気はどうですか
「凄く良いと思います。大崩れしないし、相手にリードされても粘って我慢して戦えてるのはチームの雰囲気がいい証拠だと思っています」
J:この時期に勝つ為に大事にしていく事を
「SR渋谷として“リバウンドとディフェンス、ルーズボール” は絶対に負けない事。流れが悪くなっても、そこが立ち返れる場所なので、今日も集中力を切らした時もあって残りの試合1分1秒、大事な時間帯が来るのでそこを強く意識していきたい」
コナー・ヘンリー HC(新潟)
J:ヘルプDFなどチームDFについて教えて下さい
「コートにいる5人がスイッチが入っている状態の時はいいDFをしてると思います。ウィークサイドのヘルプに関しても自分が思い描くようによくやってくれているんですけど。色んな守りをしないといけない状況で最善は尽くしました。最後ベンドラメ選手にビッグショット決められてまとめられなかった。勝負が決まる最後の場面で違う守り方が指示出来たと思うので自分の責任だと思います。
OFに関してはボールがよく動いて点も入りましたし、自分達のバスケットが出来ました。ダブルチームやってくるのがわかっている中でコーバーンはよくやってくれた。チームとしていいバスケットが出来たと思うので結果に繋げていきたい。」