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【Bリーグ】注目カードは千葉Jが追い上げる琉球を制す 小川麻斗初のスターター3P4本の12得点「満足度高く自信を持って打つ事が自分にとってもプラスになる」

【Bリーグ】注目カードは千葉Jが追い上げる琉球を制す 小川麻斗初のスターター3P4本の12得点「満足度高く自信を持って打つ事が自分にとってもプラスになる」

天皇杯以来の注目カードの千葉Jvs琉球戦。
千葉ジェッツ は東地区1位 40勝5敗でB1チャンピオンシップ進出を一番乗りを決めた。けが人もいる中で新潟に連勝して琉球戦に。
また、琉球ゴールデンキングスは西地区2位 36勝9敗 クーリー欠場でも仙台に連勝して千葉J戦へ。天皇杯決勝戦以来の注目カードは千葉ポートアリーナにて対戦。

4/1(土) Game1 千葉ポートアリーナ
千葉J 89-85 琉球
1Q 20-24
2Q 22-16
3Q 22-17
4Q 25-28

<千葉J>
#4 ヴィック・ロー 22得点 8Reb 4AST
#34 クリストファー・スミス 20得点
#33 ジョン・ムーニー 14得点 9Reb 6AST
#3 小川麻斗 12得点(3P4/4 FG4/4)
#2 富樫勇樹 12得点 5AST

<琉球>
#1 ジョシュ・ダンカン 21得点 7Reb
#30 今村佳太 17得点 4AST
#7 アレン・ダーラム 12得点 7Reb 7AST

ゲームは今村のスリーポイントから入る。激しくディフェンスする琉球に対応してローがスリーポイント決めて返していく。イニシアチブを取って進めたい琉球は今村、クーリーがインサイドから落ち着いて得点する。初のスターター出場の小川はフリーを作ってスリーポイントを積極的に打ち決め切る。勢いある琉球に対して大きい貢献を見せる。千葉は富樫を起点にドライブしてアウトサイドからムーニーが決める千葉のバスケットを展開するが琉球がしっかり返して24-20琉球リードで1Q終える。

千葉の圧倒的なオフェンスをどう抑えるか、琉球はチームでディフェンスをしっかり守り、フィリッピンが連続でドライブからレイアップで得点決めて千葉の流れを抑える琉球の展開にしていく。桶谷HCが懸念していたファウルからのチームの雰囲気をとりもどしたい琉球に対して一気に 果敢に攻める千葉が追いつく。
琉球は流れを変えるスリーポイントを今村が決めれば、スミスも決め切りヒリヒリの展開で進んでいく。ダンカン、小川の連続スリーポイントで入れ合いが続き、遂に千葉が琉球を捉えて逆転して42-40千葉リードで折り返す。

 

今村の個人技で得点して入り、そしてインサイドでしっかり得点するダンカンは前半からの勢いを落としてない。そこに千葉はアウトサイドからローのスリーポイントを決めて流れを琉球に渡さない強さを見せる。千葉の強度高いディフェンスに琉球はターンオーバーをしてムーニーが決めて千葉の流れに戻す。千葉の流れをなんとか戻したい琉球はインサイドでようやく抑えられていたクーリーが本領発揮して得点する。その反撃に対しても、千葉がディフェンスのギアを上げて得点させず、富樫が得点してリードを広げる。そして勢いは変わらず攻め続けて小川の4本目のスリーポイントで一気に引き離して14点差にする。琉球も岸本、松脇のスリーポイントで64-57千葉リードで最終へ。

4Qで松脇のスリーポイントで4点差にして入る琉球。千葉もローのドライブから仕掛けてアウトサイドにキックアウトして決めていき、ジャバの連続得点で追い上げる琉球を引き離す。ダーラムを起点に得点して追い上げるが、クーリーのファウルトラブルに対して、千葉はフリーからのアウトサイド、ローがスリーポイント決める。千葉の決定力、強さが大事なシーンで見せてくる。それでも最後まで諦めない琉球は残り33.4秒でダンカンのスリーポイントで3点差にするが、富樫の1対1からスリーポイントを決めきって会場のボルテージはマックスにして試合を決めた。琉球は追い上げたが悔しい負けになった。Game2はディフェンスで両チームどれだけ抑えていくかが注目になる。

 

 

試合後コメント

小川麻斗 (千葉J) 
「最後までどちかが勝つか分からない試合展開で最後勝ちきれて、本当にプラスになりましたし天皇杯でも厳しい試合で、今日は原さんも出場出来ない中勝てて本当にチームとして良かったねと思います」

J :小川選手持ち前のOFがプロに入って初めてさく裂しましたね。後DF、千葉に入ってずっとテーマに掲げてきての今日の感想と更によく修正していくなら

「OFは勇輝さんとか厳しいマークを受けているので自分が2番ポジションとして2ガードの時にどれだけ自分がアグレッシブにリングに向かっていくかっていう所でズレができたりとか、自分にヘルプするとやっぱり逆に他の選手が攻めやすくなると思うので自分は今日は攻めることを意識したのが良かったです。今日スタートで出させてもらって、最初は結構ハードに出来てたんですが、1回ベンチに下がった後にもう1回出た時もう一度同じ様にプレッシャーかけられたかと言われるとあまり出来なくコーチに言われたりっていう所が何回かあったので、コーチに言われなくてもやっぱり出たらDFを頑張るところとかルーズボールだったりを取れる所が取れないとか多々あったのでそういったところを直していきたいなって思います」

J:3Pを4本決めたその気持ちを

「プロに入って1.2本はあったけど、今日はタッチが良くて満足度が高く決められた。自信を持って打つ事が自分にとってもプラスになるし、また外れても打ち続けるメンタル的な所も今から強くならないといけないと思った。」

 

今村佳太 (琉球)

J:ボールムーブと他の選手のクリエイトする事へのバランス、どんな気持ちと感覚でプレイしてますか

「最初のファーストピックは自分が使う事が多いのですが、簡単に打てる相手ではないので結果的に自分に戻ってきてクリエイト出来ればいいなと考えながらプレイしていたので、自分の中では1つのチャンスメイクして最後に自分に回ってくる事を常に意識していたのが、今日落ち着いてプレイ出来たので良かったです。
うちは全員がクリエイト出来るんですけど、誰がシュートを打つべきかたまに躊躇してしまう時があるので、そこは全員がアグレッシブにシュートを決める、クリエイトするのを常に持ち続けるのが大切です」

J:DFの手応えを

「DFは手応えより反省が多いですね。富樫選手とロー選手のP&Rからオープンシュート、セカンドチャンスに繋がったりそこをチームとしてチャレンジしていかないといけない。チームのルールとして精度を高くしていきたいです」

 

ジョン・パトリック HC(千葉J)

「強いチームに対して怪我などで出れない選手いる中で勝てたのは凄い事だと思う。アサト、ガク、ジャバがOFとDFで活躍して、スミスは20分で20得点してくれた。今5人出れなくて、出ている選手にとってはいいチャンスとポジティブに考えて自信をつけるのは大きなテーマで今日良かったです。フミオも得点してないけど貢献してくれている。チームプレイで活躍してくれた。
アサトは岸本に対しても集中して頑張った。最後得点されたのは勉強になったと思う。これから出場時間伸ばしてもおかしくない。」

 

桶谷大HC(琉球)

J:笛での影響でチームの雰囲気など教えて下さい

「その瞬間に反応するっていうのは多分今日あったとは思うんですけれども、とはいえ冷静にプレーし続ける、し続けたなというのはあった、クーリー選手のところがエモーショナルなって交代になった所はあるけど基本的にはクリアマインドのスイッチは直ぐ入ってたかなと思う。そこをしっかりやる事、冷静プラスアルファはしっかりインティンシティ持ってディフェンスする。パッションと冷静さ“冷静と情熱”はどっちもやっぱりこういうゲームに必要だと思います。」

 

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Jbasketライター

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