宇都宮は8勝3敗で東地区2位、三遠は9勝2敗で中地区2位へ。

次戦11/8は、宇都宮はホームで北海道戦、三遠はホームで横浜BCと対戦する。

佐々宣央HC(宇都宮)

J：いいオフェンスで終わらせるという中で三遠のゾーンディフェンスなどに対してどんな事を意識、大事にしてましたか

「これが結構あって、ゾーンに対してのメンタリティ、先週名古屋とやっている時もそうなんですけど、コンセプトを我々は大事にしてます。そのコンセプトを失った時に、(あんまり言いたく無いですけど)こうしようとハマっている時はいいオフェンスをしてます。これは向こうとの駆け引きもあったりしますが、逆に今日は少し助けられました。ゾーンへの苦手意識はなくて、ハマっちゃってる時はタフになってしまうけど、しっかりズレを作ればいけるので、継続的に出来ないうちの弱さもありますね。今日は助けられた部分もあります」

J：佐々さんが前半吠えてるシーンもありましたが、どんな想いでしたか

「今日の朝とかも選手達にめちゃくちゃ言いました。でも試合中に怒ってしまう時もあります。一緒に戦ってるし、もちろん指摘はしないといけないんですけど、このチームは静かな選手もいるので、自分も元気で声も大きいし、選手みたいにベンチから沢山声をかけてます。
あとは “ポジティブに楽しくバスケットしようぜ” という思いも乗せて、いい兄貴という気持ちでやってます」

比江島慎 (宇都宮)

Ｊ：今日勝ち切って、チームを作っていく中で”和”や次に繋げていく気持ちを教えて下さい

「新加入の選手がいるので、どの選手も能力が高くどうしても悪い流れの時にチームでどう戦うかとか、どうチームで立て直すかが出来てない部分があると思うので、そこはしっかりコミュニケーション取ってチームを構築していかないといけない。そういう反省点はあるので、そこさえやっていければ良いチームになっていくんじゃないかと思ってます」

Ｊ：10試合ほど終わって自身どう感じてますか

「んー、、全部勝てる可能性があると思ってますけど上手くいかない日も勿論あるので、ワールドカップ終えてまだまだ練習して間もないので、簡単にチームが出来るとは思ってないので100%とも思ってないですし、その中で自分の持ち味が出し切れているかわからないですけど、、でも前半はやりながら構築していかないといけない中で悪くないと思ってます。これからどんどん良くなると感じてます」

「今日もタフな試合になりましたが、昨日の反省を活かしてしっかりディフェンスで相手に流れがいってしまう時間帯でも、流れを掴んで最後は我慢して我慢して勝ち切った所は大きかったかなと、、でも反省点も一杯あるのでそこを埋めてやっていけたらな思います。プレーオフのように臨むとチームで話し合っていたので意識もってやりました」

Ｊ：比江島選手ネットでのアクセスがリーグトップ3沢山の新しい人達が来場されていますが楽しみ方とかを教えてもらえますか

「どうでしょう笑、、、ブレックスアリーナに来てもらえるなら、間違いなく一体感とか雰囲気とかが僕は“日本一”だと思っているので、まず来てもらえば間違いなく楽しめると思います。僕らもお客さんに楽しんでもらえるバスケットを目指していきたいというのも目標なので、はい、来てもらえれば楽しんで頂けると想います。自分も楽しんでもらう事を意識しながらやっていきたいと思ってます」

ギャビン・エドワーズ (宇都宮)

「三遠さんは本当に素晴らしく強いチームです。プレーに対しての遂行力もとても高くて、そういったチームに対してまとまって勝てたのは凄く誇りに思いますし、昨日の自分達のパフォーマンが悪く恥ずかしい敗戦からやり返す事が出来たので良かったです」

「チームとしても絶対に2連敗出来ない気持ちで臨んでいましたし、全員が勝ちに対して気持ちを持ってプレーしていましたので本当に勝てて良かったです」

大野篤史 HC(三遠)

J：ラベナ選手不在での後半ゾーンディフェンスも仕掛けて40分間戦い抜いたチーム、選手達とどんな事をシェアされましたか

「最後しっかりローテーションもやってエクスキューションしてくれました。1番やられたくないのは外からシュートを打たれる事なのでドライブまでいかせて、最後のリバウンド取れませんでしたけど僕が指示した事を選手達がしっかりやってくれたと思います」

J：Bリーグ開幕して10試合ほど終わってチームの感触をどう感じてますか

「順調に成長して来てるんじゃないかなと思います。1番いい所は彼らがエゴが無いのでチームの為に献身的に働ける、自分の役割をしっかり認識してゲームに臨んでいる。
向上心がある選手達なので、コーチングしていても楽しいですし、これから楽しみな部分でもあります。ただ経験があまり無い選手達がいるので、こういう経験をしっかりして一歩一歩チームを作っていきたいと想います」

大野篤史HC
この笑顔が意味することは。。！？

佐々木隆成 (三遠)

J：オフェンスの終わり方からどうゾーンのディフェンスを意識してやってましたか

「自分達の打ちたいシュートを打ててそれが外れるのはいいのですが、打たされるシュートや自分達が思い描くようなシュートじゃない時が良くないので、そこは意識してやってました。
その中で、自分がシュートを狙ってチームの助けになればと思ってやってましたが、上手くいかないこともあったのでそれは反省したいと思います」

J：11試合終わって速さを活かしてプレーされて大野HCのバスケットにフィットしている感触は自身どうですか

「大野さんも速い展開でバスケットをしたいと言ってますし、そこは自分の武器であるスピードを活かして、どんどんペースを上げていくのが僕の仕事だと思うので、それは今後もやっていきたいと思ってます」

J：怪我人も出たりしますがチームの柱としてどんな事を心がけていますか

「今日もサーディが怪我しましたけど、僕達は誰が出ても本当に力が変わらないチームだと思ってます。練習の中でもいいコミュニケーション取りながらやっていきたいと思ってます」

「今日は3Qの始まりに相手に主導権を握られてしまって前半のリードがなくなって、その雰囲気が最後までいて感じもありました。PGで出ている自分としては、今後に向けて反省していかないといけない材料だと思います。でもシーズンまだまだ始まったばかりなので、ヘッドダウンせずに前に向いてこれからも戦っていきたいと思ってます」

１歩目の速さが抜群でペイントにアタックし、3ポイントも決め切りチームを牽引する素晴らしいパフォーマンスを見せる佐々木隆成