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【Bリーグ】宇都宮が横浜BCに連勝して6連勝へ/ニュービル28得点「限界は本当にないと思ってる」

【Bリーグ】宇都宮が横浜BCに連勝して6連勝へ/ニュービル28得点「限界は本当にないと思ってる」

バイウィーク明けGame1を勝利した宇都宮ブレックスは12勝3敗で東地区2位、一方横浜BCは6勝9敗で中地区5位につけてGame2に臨んだ。
リーグ戦1/4終えていい状態で勝利を重ねる宇都宮はオフェンス、ディフェンスと強度高くプレーして昨シーズンとは違う強さを見せている。横浜はアウトサイドが今シーズン中々決めきれない試合が多く、いいリズムで展開していきたい所になっている。日本代表の河村勇輝、比江島慎と注目選手がいる両チームの対戦カードGame2を迎えた。

第9節 Game2
12/3(SUN) 横浜国際プール
横浜BC 57-76 宇都宮
1Q 12-13
2Q 22-18
3Q 15-24
4Q 8-21

<宇都宮>
#25 D.J・ニュービル 28得点
#6 比江島慎 14得点 4AST
#34 グラント・ジェレット 10Reb 5得点
#42 アイザック・フォトゥ 8得点 16Reb
速報値

<横浜>
#5 河村勇輝 18得点 5Reb 7AST
#1 ジェロード・ユトフ 12得点 5Reb
#40 ジョシュ・スコット 9得点 8Reb
#1デビン・オリバー 8得点 11Reb

ゲーム入りお互い集中して入り、杉浦がスリーポイントを決め切って入り昨日とは違う横浜の入りを見せる。ペイントでしっかりスコットが張りファウルをもらってリードを広げる横浜は、昨日攻めあぐねたペイントに入りオフェンスで得点していくがお互い激しい攻防ロースコアで13-12宇都宮リードで1Qを終える。

2Q横浜はペイントアタックが厳しくなりアウトサイドから決め切る宇都宮に対してなんとか繋げて追いついていき、ようやくユトフがスリーポイント決めて流れを引き寄せて今節初の逆転して横浜がリードするが、比江島がスリーポイント決めて流れを渡さない。横浜は河村からスコットへと得点し流れが良くなり追いつきそして河村のフリースローで34-31で折り返す。

後半は比江島、ニュービルと河村、オリバーとエースがチームを牽引する。河村もアタックして得点して引き離せば、比江島もアタックして返していき宇都宮がリードを広げる。そこに河村がドライブからバスカンと両エース対決の様子を呈してくる。
河村勇輝が更に決めて抜け出したからのように見えたがニュービルが流れを変える連続得点で前日とは違う拮抗した戦いが繰り広げられる。55-49宇都宮リードで最終へ。

4Qに入り、ようやく松崎、ユトフがスリーポイントを決めて会場のボルテージはマックスになり2点差まで追い上げる横浜。対して宇都宮はニュービルが大事なシーンでスリーポイントを炸裂して一気に引き離して2桁得点差以上にする。ニュービル、比江島のケミストリーの破壊力に加えてインサイド陣のジェレット、フォトゥや竹内の献身的なリバウンドで素晴らしい働きをしてリードを更に広げて勝利した。宇都宮は横浜戦昨シーズンの2連敗の雪辱を果たし2連勝してチームとしては6連勝を飾った。

 

 

試合後🎙

佐々宣央HC(宇都宮)

J:ニュービル選手と比江島選手の合わせとインサイド陣との大事な場面での破壊力を見せてくれました

「きっかけを作ってくれてる2人が得点取ってアタックしている事はいいですね、それとリバウンド、ディフェンス、スクリーンかけるのはを取ってくれる公輔も2試合素晴らしかったです。アイザックやジーも本当に身体張ってくれてくれました。

ただこれやっていくと選手が潰れていくので、今日は意地を見せてくれましたが、もっとみんなで絞りづらいというチームを作らないと、絞られると簡単になってくるので、どれだけそれが出来るかが今後の成長に繋がると思います。
自分も選手起用は選手と引き続きコミュニケーション取って2人の良さだけではなく、若手も含めてチーム作りを諦めないでチャレンジしていきたいです」

J:昨シーズン2連敗があって今シーズン2連勝と返した事について思いを教えて下さい

「去年2連敗しているチームに対して、僕もしつこいタイプなので(笑顔)、忘れないようにしてしました。ここからもその闘志をリーダーとして見せていかないといけないです。選手とファンと共に共有して戦っていきたいです」

 

D.J・ニュービル (宇都宮)

J:比江島選手との合わせや新しいチームでのケミストリーについて教えて下さい

「ケミストリーという所は凄く良く、チームとして出来上がってきてると思います。オンコート、オフコート関係なくチームとしていい雰囲気で出来ています。
比江島選手とプレーするのは本当に楽しいですし、彼はどんな難しい体勢からでもシュートを決めてくれる素晴らしい選手ですね」

J:ブレックスでの新しい事や変化している事を教えて下さい

「特別な事はないですが、自分らしさというものをしっかり出せている時が、自分が1番いい状態なのでそれを心掛けてプレーしています。
限界は本当にないと思っています。
ここからどんどんもっと良くなっていければいいなと思ってます」

Game2について
「横浜さんはエナジーの部分で激しくディフェンス来てました。後半そこに対してよりアグレッシブに臨みました。うちのビッグマン達がしっかりいいスクリーンかけてくれて自分もしっかり得点する事ができました。
河村勇輝選手という素晴らしい選手とマッチアップする事は、自分もプロのスポーツ選手としてチャレンジしてしっかり乗り越えていきたいと思っていて勝てて良かった」

 

比江島慎(宇都宮)

「後半の入りで勝負が決まってしまう可能性があったので、そこも僕らの課題でもあったので、昨日今日と自分のシュートタッチが良くなかったですが、まずアグレッシブにドライブをするという意識をもってやりました。
ディフェンスはある程度出来ていましたが得点が中々伸びてなかったけどしっかり打ち切る事を課題としてやりした。確率はまだ上がってないですけどノーマークで打っているので続けていければいいかなと思ってます」

昨シーズン横浜戦2連敗から今シーズン2連勝について
「チーム全員が本当に悔しかった、、しかもブザービーターで決められてしまったので、より勝ちたい意識をみんな持って臨んだと思います。しっかり今日も慌てる事なくやれたので昨年の活かして勝ち切れたのは良かったです」

 

河村勇輝 (横浜BC)

J:いいオフェンスで終わらせていいディフェンスをする、そして勝つ為にシュートを決め切る事で大事な事や必要な考え方を教えて下さい

「決め切る、シュートはとにかく自信を持って打ち切る事が1番大事だと思っているので入る入らないに限らず迷いなく打ち切る事が大事な事だと思ってます。
打ち切る為には練習を重ねる事や自分が自信を持つ為に何を準備してきたかいうのがシュートやプレーで1番の自信への表れになると思います。
1番はとにかく試合に臨むまでの準備だったり、シュートを打ち切る為の必要な事をしっかり自分の中で考えて生活する、練習する事だと思います。試合の中でというより日々どれだけ自分の中でやれる事をやったかという事が大事になってくると思います」

Game2について
「バイウィーク明けホーム2連戦で沢山のファンの皆様の前でこのような結果に終わってしまった事がただただ悔しいなという思いです。
自分達の掲げる優勝という目標に対して、今の自分達の力、現在地というものを認めないといけない、悔しく苦しい状況でありますがとにかくチームのエースとして、エースが崩れてしまうと一気にチーム組織も崩れてるしまうので我慢の時期ですが、僕自身はリーダーとして絶対に崩れないようにチームを鼓舞していきたいです」

 

青木勇人HC (横浜BC)

J:昨日から今日とオフェンスの難しさで感じている事を教えてください

「出来ている時間帯というのはチームとしてしっかり耐えられる事ができますが、今はどの部分が1番安定しているかという所が1番今難しい所なのかなと感じています。
特にアタックを続けた結果フリースローは19/21とプレッシャーをかけられたんですけど、この2日間はFG%が中々上がってこない、それがペイントアタックなのか3ポイントの確率なのか、そこが安定してくれば勝てると思っています。今日は最後、宇都宮さんが1対1の打破とセカンドチャンスで残りの5分で差をつけられてしまって15-0と大きなてんさになってしまいました。

その時にどこでGo to Play、もっともっと安定してくればこの差を縮められると感じてます。相手をしっかり見てイニシアティブある所でそこにボールを供給できるか、そのシュートを決められるかどうか、そのステップアップの必要を感じてます」

J:今日終えてチームで共有した事を教えて下さい

「この2連敗は本当に悔しいです、みんなもそういう表情でした。宇都宮にアウェイで昨シーズン2連勝した事を絶対に忘れてなかったと思います。この2試合にかけている気持ちは相当あったと感じてます。

これから試合が続く中で、ファンの皆様もここからチームがどう立ち上がってどう進んでいくかだと思うので、もう一度自分達を信じてしっかり準備していこうとみんなで共有しました」

 

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