第16節 Game2
1/7(SUN) 代々木第一体育館
A東京 99-76 川崎
1Q 24-25
2Q 28-13
3Q 21-12
4Q 26-26
<A東京>
#23 レオナルド・メインデル 19得点 3AST
#9 安藤周人 16得点(3P3/5) 2AST
#22 ライアン・ロシター 10得点 12Reb 5AST
#11 セバスチャン・サイズ 10得点 7Reb
#3 テーブス海 9得点 5AST
<川崎>
#0 藤井祐眞 20得点 6AST
#23 ロスコ・アレン 18得点 10Reb 3AST
#20 トーマス・ウィンブッシュ 14得点
前日のGame1で1Qに負傷して離脱したファジーカスは、今シーズン26試合出場し平均15.9得点、8.2リバウンド、3.7アシストとチームを牽引してきた。診断の結果は左ヒザ関節内側側副靭帯損傷とわかり全治未定と発表されGame2を欠場し、ジョーダン・ヒースも欠場という川崎はインサイドのビッグマン2人が居ないという緊急事態になった。
大事なゲーム入りはインサイド、アウトサイドと激しい攻防が続く。藤井の渾身の3連続3ポイント決めてリードする。そして東京が返していくも藤井の爆発は止められないず気持ちが前面に出るプレーでチームを鼓舞する。
それでも東京はボールを徹底して動かして安藤、バランスキーがアウトサイドから決めて追いつく。好調のバランスキーの3ポイントで逆転するも、納見の3ポイントで逆転する。川崎はファジーカスが居ない中でスモールラインナップでディフェンス激しく対応していく。一つ抜けたのは東京で、安藤がフリーになって3ポイント決める。
川崎はハードにディフェンスしているが、東京はしっかりフリーを作っていき、メインデルの個人技で連続得点、橋本の3ポイントで川崎を引き離す。川崎もしっかり得点していくが東京のオフェンスが上回り52-38で折り返す。
東京の激しいディフェンはスイッチして徹底して川崎のオフェンスを抑えて、単調なシュートになった川崎にしっかり得点し20点差のリードする。踏ん張りどころの川崎は中々インサイドにもアタックできず、シュートも決まらない厳しい時間帯になり点差はつくも川崎はハッスルし続けてなんとか追い上げていく。東京はメンバー変えてもしっかりコントロールして得点を重ねて離れたリードをしっかり守り勝利して4連勝を飾り東地区首位を走る。
デイニアス・アドマイティスHC (A東京)
「今日の試合前、昨日とは全く違ったチームの川崎さんとの戦いになると話してゲームに入りました。ウィンブッシュ選 手、藤井選手、ロスコ・アレン選手は特に得点能力の高い選手ですが、1Q で藤井選手を止められず 17得点を許してしまい良くない立ち上がりでしたが、その後は抑えることができ、全体としてメンタル的にいい試合運びができま した。川崎さんとのビッグゲームであるこの 2 戦で、ディフェンスのインテンシティが下がらなかったこと、長い時間帯で 自分たちのディフェンスができたこと、これが 2 連勝に繋がったと感じています。そして、選手たちのエナジー溢れるプ レーはもちろん、ファンの皆さんの後押しがあって連勝することができたと思っています。応援ありがとうございました。」
安藤周人(A東京)
吉井裕鷹(A東京)
「相手の2選手がいない状況で気を引き締めてやっていこうと言って臨みました。前半はやられてしまう部分もありま したが、後半はしっかりと止められていて、総括していいバスケットができ、遂行し切れたんじゃないかと思います。こ の 2 日間は RED DAY ということで、とても会場が赤く感じられて、闘志を燃やしてバスケットができました。これからの試合も、自分たちのバスケットを遂行し切るという部分をもっと追及していきたいと思います。今日も本当にあり がとうございました。」
佐藤賢次HC(川崎)
「今日も昨日に引き続きこうやって試合ができることに感謝して、スポーツの力で少しでも心に残るものをつくるというテーマと、ニックとジェイというインサイドの要が居ない中でどうステップアップして他のメンバーで戦うかというところが大きなポイントでした。随所で選手たちがいいファイトを見せてくれましたし昨日よりもディフェンスもラインを上げてこちらから仕掛けることができている時間帯も多かったので、とにかくこのゲームを次につなげて、水曜の天皇杯に向けて準備していきたいと思います。
内容的には非常にいい前半を作れていた中で、前半の終わりに相手にランを作られたところがポイントだったと思っています。メインデル選手を藤井選手に付けてきてプレッシャーをかけてボールを停滞させられたところへ対処できなかったところが大きかったです。後半そこに対処するためにチームでしっかり攻められるように指示を出しましたがそこの点差が響きました。もう一つはリバウンドが26本差、セカンドチャンスも20点差なので、分かってはいたことですけどそこをチームでどれだけカバーできるかがポイントだったので、そこももう少しコントロールできれば違った展開が作れたと思います。」
藤井祐眞(川崎)
鎌田裕也(川崎)
「二人がいないという状況でしたけど、チーム一丸でやるしかないので勝ちにこだわってプレーしましたが、出だしはいい流れで得点を重ねられてディフェンスも頑張れましたが、徐々にA東京のシステムに押されてしまいました。あとはリバウンドのところはチームとして解決していかないといけないですし、一人ひとりがもっとハードにプレーして、ファウルになってもいい覚悟で身体をぶつけて獲らせないくらいの気持ちで、まだまだこれからも試合が続くのでやっていかなければならないと思います。
(天皇杯に向けて)一発勝負なので、最初からエナジー全開でチーム全員で戦っていきます。」