Game1は島根が横浜を圧倒して、20勝12敗と西地区2位の島根は首位琉球と1差に迫り、勝ち負け交互にあって14勝18敗中地区5位の横浜ビー・コルセアーズのGame2の対戦は、島根が横浜BCに勝利して連勝した/3ポイントに大きく得点差が響き横浜BC4/29 島根は12/30と結果にでた。
<Game1 https://jbasket.jp/b-leag/40341.html >
第19節 Game2
1/28(SUN)横浜国際プール
横浜BC 73-94 島根
1Q 23-30
2Q 12-31
3Q 20-19
4Q 18-14
<島根>
#2 ペリン・ビュフォード 27得点 10Reb 9AST 3STL
#13 津山尚大 19得点
#4 ニック・ケイ 18得点 10Reb 3AST
#3 安藤誓哉 9得点 4AST
<横浜BC>
#5 河村勇輝 14得点 5AST
#40 ジョシュ・スコット 14得点 7Reb
#1 ジェロード・ユトフ 12得点 10Reb
#11 カイ・ソット 9得点
横浜はカイ・ソットがスターターに入り前日のゲームでしっかりとスタッツを残していて入りから流れを作っていきたい横浜の思いが伝わってくる。インサイドでのプレーに期待がかかるのが伺える、どう横浜の流れを変えていけるかポイントとなった。一方、島根は各選手がペイントにアタックしていき、アウトサイドも津山がオフェンスを発揮する。横浜はキング開のスリーポイントで島根にしっかりついいくが、島根はしっかりオープンを作ってくる強いオフェンスの島根を中々止めることができず横浜は徐々に主導権を握られて行った。
島根はボールを動かしてフリーを作っていき少し個人で打っていくシーンもあり、この少しの差がリードを作り2Qでこの試合でも前日同様2桁得点差でリードを許していく展開になる。なんとかディフェンスしてビューフォードやケイを止めたいが、2人以外にも津山は2Qで既に3/4とスリーポイントで存在感を出し、リードを広げていく。
後半、横浜は河村を起点にオフェンスを組み立てていく、カイ・ソットも20分しっかりペイントでの得点も重ね、アタックしてアウトサイドからフリーを作っていくがシュートが決まらなかった。一方島根は追い上げようとする横浜に対してビュフォード、ケイが確実に得点して30点差をつけてゲームを支配して行った。横浜はなんとももどかしい試合展開になって73-94で20点差になって試合を終えた。最終クォーターでは、田中力が10分出場で4得点2アシストと気を吐きハッスルしてチームを鼓舞した。
前半、島根は2P13/18、3P9/15 60%の高い確率で61点とGame1に続き好調を見せている。
横浜は2P10/13、3P3/17と打ちにいっているが17.6%と厳しい数字が点差に出てしまっている。Game1でも課題になったフリースローは6/11。最終的に横浜は2P25/36、3P4/29(13.8%)となった。シュートの決定力について一言では難しいが、横浜は勝つ為にオプションを更に用意して強度高いディフェンスから得点力あげて勝ち切ることが誰よりもわかっている。次の三河戦もインサイド強く厳しい戦いになるだろう。試合後に今の横浜の状況も河村勇輝、青木HCに掘り下げて聞くことができた。
河村勇輝(横浜BC)
J:前半61点1試合の失点ほど取られて、後半どのように感じていましたか、またどのように打開しようと思っていましたか
J:(河村選手の答えに対して) →それは迷いがあったという事でしょうか
安藤誓哉(島根)
J:先週の茨城戦から選手達がシビアに調整して、この2連戦前半にラッシュ出来た事への手応えを教えて下さい
J:チーム間での信頼感を凄く感じられます
ポール・ヘナレHC(島根)
J:昨日今日と連戦を再現性高く勝利してその再現性の強さを教えて下さい
「我々としてはその再現性を得られたのはまず、ベンチプレーヤー達が大きく貢献してくれたと思ってます。まず津山選手が今節いいパフォーマンスをしてくれました。そしてハッサン・マーティン選手も良かったのです。
普段なら安藤選手、ニック選手、ペリン選手が中心となっているんですけど、他の選手達が攻守共に加わってくれた事で我々にとってプラスになりますので、それをもっと継続的にやっていきたいと思ってます。」
試合について
「出だしからいいスタート切れて良かったです。我々も1Qで30点取ることか出来ましたし、2Qでは横浜さんを12点に抑えた事、後半は38点に抑えた事が出来たので一貫性のディフェンスが出来て良かったです。」
青木勇人HC (横浜BC)
J:相手は自分達のバスケットをやって横浜は中々それが出来なく“もどかしさ”があると思いますがどう感じていたのか教えて下さい
「みんながそれぞれコーチ含めて努力しています。それは各チームがやっていると思います。
求めている強度、自分達が先ずやりたいベーシックな所が出来る時と出来ない時の差が出てしまう、一言で言うと“もどかしい所”はあると思います。全員が勝とうと思っているし誰が出ても出来るようにしないといけないと思ってます。
判断を間違えてしまうと一気に綻びができることで、そこを修正して次のプランB.Cと対応出来るようにしないといけないのが、そこが今もどかしい所です。やはり理想はベーシックなものを強度高くやって自分達で勝ちに繋げていきたいけど、今のチームでここまでシーズン戦ってきてそれだけではまくれないのが今の現状だと感じています。
今まではそれを頑なにやろうとしたけど、30試合終わる前までにこのままでは厳しい所も出てきたので、次の手をもっともっと別のプランを準備して選手達が輝けるようにさせてあげたいと思ってます。」