2月10.11日で船橋アリーナで今シーズンここでの2人の対決が2試合行われた。千葉ジェッツの富樫勇樹と横浜ビー・コルセアーズの河村勇輝だ。2人はBリーグのみならず、日本代表の顔でもある。
2/10は89-79で千葉Jが勝利し、2/11は延長の末90-85で横浜BCが勝利した。横浜BCは船橋アリーナで初めて千葉Jに勝利し、千葉Jの連勝12を止めた。
富樫はこの2日間で河村に対して「覚えてるは残り2分切った辺りから僕が河村選手にスイッチして、周りにどけと(笑顔)、いい1on1を仕掛けてきた瞬間は、どうにかして決めさせないようにという気持ちで守っていました。その瞬間はワクワクした気持ちもありました。それは覚えてます。」と話した。
また河村は富樫に対して「ピック&ロールのディフェンスに対して素晴らしい対応を千葉Jさんがしてきたので、あそこの場面は勇樹さんというよりは自分が1対1した方がベストなショットが打てるかなと思ってその選択になりました。」と2人の対決を振り返った。バスケットファンが望んだシーンがこの2試合で沢山ありファンも満足したに違いない。
また河村は富樫のことに関して「今日は本調子じゃなかったですね本当に(笑顔)。それが本当に助かったというのがありました。最後の最後まで打ち続けくる姿勢は、僕たちに常にプレッシャーがかかってくるので、僕がシュートが中々入らない時に躊躇してしまう時もありましたが、前に勇樹さんから “打ち続ける姿勢が大事なんだ” と以前にアドバイスを頂いてそれを胸の中で刻みながらプレー出来ていた」と語った。
2人の間には2人にしかわからない事が沢山あると思われる。
一方富樫はその事に対して「シーズン通してどの試合も安定して出来るわけではないですし、それを出来るように努力はしますが、コンディションの状態だったり、常に切り替える事です。」と話した。
2人はワールドカップ2023で日本代表がパリオリンピック出場権を獲得した選手で
オリンピックについての考えに富樫は「リーグ戦の途中なのでそこにまだ多くフォーカスしてないですけど、(次の日本代表では)僕の中でグアム戦、中国戦はやり返したいと思ってます。」と話した。
河村は「明日から代表に合流して練習する事になります。チームでやっているバスケットとは違うスタイルになるのでしっかり切り替えをして、トムさんのバスケットにアジャストしながら、グアムや中国相手に2連勝していい形で終われるように最善を尽くしたいです。」と話した。
タイトなBリーグのスケジュールの中でパリオリンピックに向けて日本代表も始動する。日本代表とBリーグの活動は相互に大事な関係で日本バスケット界が更に盛り上がっていく為にはどちらも勝つ事が要求される。その中心に2人はいるので注目していきたい。
そしてJbasketからも2人どうしても聞きたい事があったので聞くことが出来た。
河村勇輝選手へ
J:今シーズンずっと取材してきて
河村選手の緩急の付け方がワールドカップから更に速く変化してるシーンがあります、特に間合いや一歩目など、シュルーダー選手とマッチアップして吸収したいと言っていましたが新たに加えた技術を教えて下さい。
富樫勇樹選手へ
J:昨日の試合では試合後の会見での服がグリーンだったので、それは福岡第一の選手達が多かったからでしょうか?
日本バスケットファンも盛り上がってます