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【Bリーグ】馬場雄大と河村勇輝の日本代表対決/馬場はGame1を牽引、河村は2試合ダブルダブルで横浜BCと長崎の対戦は1-1へ

【Bリーグ】馬場雄大と河村勇輝の日本代表対決/馬場はGame1を牽引、河村は2試合ダブルダブルで横浜BCと長崎の対戦は1-1へ

長崎がインサイドを制し、馬場が流れを引き寄せるプレーでチームに貢献して横浜BCに勝利🔥馬場と河村のマッチアップも会場盛り上げる

第27節 Game1
3/23(SAT) 横浜国際プール
横浜BC 76-90 長崎
1Q 26-17
2Q 10-34
3Q 23-23
4Q 17-16

<長崎>
#18 馬場雄大 7得点 6AST
#40 ジェレミー・エヴァンス 18得点
#5 マット・ボンズ 11得点 11Reb
#2 小針幸也 11得点
#33 ニック・パーキンズ 11得点
#4 狩俣昌也 10得点

<横浜BC>
#5 河村勇輝 18得点 13AST
#15 デビン・オリバー 18得点
#11 カイ・ソット 15得点
#23 キング開

河村と馬場のスリーポイントがいきなり入る両チーム。長崎は馬場が起点となって得点し、しっかり相手と駆け引きからペイントアタックする。馬場のペイントアタックからボンズが上手くフリーを作り畳み掛ける。一方、横浜も河村からソットへとホットラインを上手く繋ぎ得点する。横浜は速い展開で自分たちのペースをしっかり作り得点してリードを広げる。

追い上げたい長崎のディフェンスの裏を突いてリードを広げる横浜だが、シュートが決まらずその間に長崎が一気に点差を縮めて追いつき、スリーポイントを決め続けて遂に長崎が逆転する。河村が気を吐いて得点するも、ミスマッチを作り狩俣がスリーポイント決め切ってリードし、馬場が再びコートインしてゲームをメイクして、51-36で折り返す。

追い上げる横浜に、長崎はインサイドでリバウンドもしっかり取りインサイドを圧倒する。河村に対して、馬場が付きリズムを変えて守り、アウトサイドをフリーを作ってしっかり決め切り横浜を突き放した。河村からソットのホットラインのブレイクは止められず得点して、追い上げていきたい。が、流れを渡さない長崎は追い上げる横浜を張り切ってGame1を勝利した。
馬場がコートにいると安定感が増す。要所要所で河村にディフェンスにつき、ペースを変える事ができる馬場の存在感が存分に出た試合になった。

試合後コメント🎙

河村勇輝 (横浜BC)

J:ディフェンスでコントロールする事にどんな意識をしてますか

◉馬場選手とのマッチアップについて

◉富永啓生選手について

 

 

前田健滋朗 HC(長崎) 
J:圧倒したインサイドの強度はどう感じてますか

「1対1のディフェンスでしっかり守り抜くという所やインサイドでもエヴァンス、パーキンズ、ボンズがしっかり守ってくれたのが大きかったです。個人それぞれの意識が良かった時思います。」

J:そこからオフェンスへいい流れに繋がりアウトサイドから決め切っていました

「我々はこのバイウィークから、いかにシュートのアテンプトを増やすか、オフェンスリバウンド取ること、ターンオーバーを制限する事にフォーカスしてやってきました。ずっと武器にしているトランジッションの部分と、プラスしてハーフコートの部分とをビルドアップしてきたのが、今日は非常に上手く繋がって、無理な1対1からスリーポイントじゃなく、ポールムーブして、アドバンテージ作ってスリーポイントを打てて、それが効果的に入ったと思います。」

試合について
「素晴らしい環境で試合する事が出来て嬉しく思ってます。関東で試合を出来るのが中々ないので、沢山の皆さんに来て頂いていて本当に嬉しく思ってます。
入りは上手くいかないこともありましたが、チームとして高い集中力、2Qで更に勢いつけることが出来たのが大きかったです。ディフェンスで、コーチ陣がしっかり用意して、選手たちがしっかり遂行してくれました。ただ、河村選手に18得点、15アシストとやられているのでしっかりディフェンスしていきたいと思います。素晴らしい選手で小手先で守れる選手ではないので、出た選手が100%ディフェンスでマッチアップに力を注ぐ事が大事なので、フレッシュな選手をマッチアップして止めにいきたいと思ってます。」

 

Game2は、横浜BCが100点ゲームてーやり返し長崎に勝利🔥

3/24(SUN) Game2
@横浜国際プール
横浜BC 102-69 長崎
1Q 30-14
2Q 18-23
3Q 32-25
4Q 22-7

<横浜BC>
#15 デビン・オリバー 21得点 4AST
#1 ジェロード・ユトフ 18得点 13Reb
#5 河村勇輝 13得点 13AST
#11 カイ・ソット 13得点 6Reb

<長崎>
#5 マット・ボンズ 26得点 7Reb
#18 馬場雄大 13得点 3AST
#33 ニック・パーキンズ 12得点 4BLK

試合後コメント🎙

青木勇人HC

昨日の2Q残り5分の戦い方が基本構成の全てだったので、試合前に昨日のビデオをチーム全員で見返した。本当に見るのが辛かった。その映像を見て、自分たちはこんなものじゃないということを今日のコートで表現するために取り組み、試合に臨んだ。選手たちは、これに反応し、ステップアップしてくれた。このことは大きな収穫になった。
ここからCSに向けて負けられない試合が続く。その中で、昨日に続いて今日も負けるのか、それとも自分たちで結果を変えるのか。私自身もプレッシャーをかけてプッシュしたところもあったが、選手みんなが、本当によく反応してくれた。
上手く攻めていた中で、カイ・ソット選手のファウルが増えたが選手たちは我慢してつないでくれた。試合の最初にトーンセットができ、クッションを使いながらファウルトラブルを隠せたことは前半で大きかった。後半ではソット選手を3Qの頭で使わずにどれだけホールド出来るかというところで、相手に点差を詰められたが、4Qの山場に向けて突き放すことが出来た。
4Qの頭で河村選手が代わった後でどうなるかが、少しキーポイントになっていたが、出ている選手たちに、それまでに流れを作っていた選手たちが流れを受け渡し、さらに大きな流れを作って試合を大きく動かした。このことはチームにとって、本当に大きなプラスになった。
次は水曜日に、トランジションが強くスティールも多いFE名古屋と戦う。その次には横浜国際プール今季最終節となるA東京との2連戦がある。続けてバランスが取れたチームと戦っていくので、今日の試合を無駄にせず、またいい準備をして次の3試合を何としても勝てるようにチームとして向かっていく。

田中力

今日はチームとして良い試合をして、昨日できなかった部分を直すことができた。こうやってチーム1人ひとりが自分たちの役割をやっていくとビーコルはかなり強い。これからも自分たちの役割を頑張ってやっていく。

河村勇輝

昨日やられてしまったオフェンスリバウンドやトランジションのポイント、ピックアンドロールの部分、そして各個人の1on1のプライドを持ったディフェンス、そこがチームとしてバウンスバックできたことはチームの成長を感じた。1Qでリードを取って、昨日と同じような展開で2Qに少し相手の流れが来るタイミングもあったが、昨日の反省を活かして単発なシュートにならずに、ディフェンスの部分で我慢をしながらボールを回し続け、良いシュートをクリエイトできたところもまた、チームの成長だった。ただ、チームとして優勝するためには昨日の試合は落とせない試合だったし、残り15試合全勝する気持ちで戦い抜かなければならない。

デビン・オリバー

今日の勝利はチームの勝利だし、昨日の敗戦からチームとして正しい反応を示すことができたという点では非常に良かった。コートに出た選手全員が、もらったプレータイムに応じてそれぞれの仕事を全うできたと思うし、そうやってチームの勝利に貢献できたというのは非常に大きかった。

(ファン・ブースターの皆さんへ)
皆さんの存在はBリーグで一番のファン。皆さんが会場に来て応援してくれることで、苦しい時間や大変な時間に後押しをくれる。これからの試合も引き続き応援してくれるとうれしい。

森井健太

まず、昨日本当に悔しい、自分たちのやるべき姿、あるべき姿を示せずに負けてしまって、今日はチャレンジャーとして負けられない試合の中で、出だしから選手全員がファイトして40分間戦えたことは良かった。この勝利をつなげていくためにも、次の試合は負けられない。全試合がCS、プレーオフというように危機感を持ってこれからもチームで戦っていきたい。

(2連続で決めた3Pシュートについて)
森さん(長崎・森川正明選手)が相手チームにいるということもありますし、(大庭)岳輝もそうですけど、プレーしたくてもできないできない姿を見ている。その中で気持ちを出せたプレーだったので、そこの部分はチームに勢いを与えることができたし、これからももっとやっていきたい。

(ファン・ブースターへ)
これからも負けられない戦いは続いていくし、横浜BCはファンの方も含めたチーム全体でビーコルだと思っている。皆さんと力を合わせてこれからも戦って、目標に向かって進んでいきたい。これからも応援よろしくお願いします。

 

 

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Jbasketライター

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