日本代表になるためにこの世界へきた。毎日の目標をぶらさず勝負の年になる。
20歳の湧川は、福岡大学附属大濠高校時代から大注目され高校2年ではウインターカップで優勝し、大会ベスト5に選出される。高校卒業した後、通常大学からトップチームに行くのが通常だった日本で異例とも言える決断をして、Bリーグプレーヤーとしての道を選び話題を集めてきた。
在学中に滋賀と特別指定選手契約を締結しプロ選手となった1年目のシーズンは、B2へ降格した滋賀では全60試合に出場した。1試合平均20分出場し、7.2得点、3.2リバウンド、2.9アシスト、3ポイント成功確率34.1%とチームに貢献して、プレーオフでも全7試合に出場して5.6得点、3.7リバウンド、3アシスト、1スティールというスタッツも残し滋賀レイクスB1昇格の立役者となった。
大学へ行かずプロの道を選んだ年、所属の滋賀がB2へ降格となる。湧川は「B2降格という悔しい思いもしましたが、プロ1年目でB1昇格、B2優勝を勝ち得ることができたことはこれからの自分のキャリアにとって、間違いなくとても素晴らしい経験となり成長の糧となった」と語る。超高校級だった湧川は、ひと回り大きくなった体で、いくつものポジションをこなせる速さと上手さを持つの力もあり1年でB1へ返り咲きプロの場でも証明をした。
そしてプロ2年目となる今シーズン活躍の場を三遠ネオフェニックスに移した。大野篤史HCの下で地区優勝連覇とBリーグ制覇に向けて日々練習を重ねている。
大野篤史HCは湧川にたいして「バスケットに対する姿勢、ひたむきさは素晴らしく、マインドセットの部分もいう事はない、そして彼の目が良い」という。このマインドセットに関して厳しい大野HCからの期待も伺えた。
インタビューが終わった後もシューティングをしていた湧川、高校の時からはるかにフィジカルも鍛え、三遠ネオフェニックスで更に成長するであろう日本の未来を担う20歳の選手に更に注目していきたい。
“日本代表になる為にこの世界にきた”
J:高校からプロになって良かったことを教えてください
「オフとオンの切り替える力、やる時はやる、オフの時は休むこと。プロに来て学べたことですね。プレー面では質良くどれだけできるか、特に三遠に来てそれを更に知ることができました。高校からすぐにプロに来ていいことばかりです」。
J:三遠に移籍したきっかけと理由をおしえてください
「去年いろいろと決める前に、大野篤史HCと佐々木隆成さんの記事を読んで大野さんの考え方を知り、良いなと思って大野さんのところでバスケットをやりたいなと思っていました。そう思っていたところ、1月にエージェントから連絡がきて行けることがわかって決めました。決めてはその記事を読んだ事でした」。
J:今、特に強化しているポイントは
「練習で大野さんに言われますが、パスが見えていることは良いことだけど見えていることで自分の強みを見失っていることもあると言われたこと。もう1つはプロに入って意識していることで、スリーポイントです。三遠で練習している中で、改めて感じることですが、スリーポイントを決めなければ自分の強みのドライブも出せていけないので、スリーポイントシュート、プルアップシュート、キャッチ&シュートを意識してやっています。でもまだまだ、体の連動性など合わず打ってしまうこともあるので、そこをゲームの中でどう確率よく、強くやっていくかだと思っています」。
J:日本代表への想いを教えてください
「日本代表になるために、この世界へきたので、その目標を毎日ぶらさずに、ここ1、2年が勝負だと思うので、この1、2年でどれだけ成長して、4年後のロサンゼルス五輪に行けるかが変わってくるので、日本代表への想いは変わらず毎日練習しています」。
練習後、爽やかにインタビューに応えてくれた湧川選手。チーム最年少選手は、先輩たちからも可愛がられていることが伺えた。
15の質問は是非フルバージョンの動画でご覧ください。
J:移籍して新しい場所での生活はどうですか
J:1日どのようなスケジュールを送ってますか
J:バスケット満載ですね
J:自炊はしますか
J:三遠で最年少の中で先輩たちはどうですか
J:高校からプロになって良かったことを教えてください
J:パリ五輪の感想を教えてください
J:パリ五輪で世界で参考や面白いと思った選手を教えてください
J:三遠に移籍したきっかけと理由をおしえてください
J:大野篤史HCのどういったところに共感をされましたか
J:大野バスケが実際に始まりましたが今どんな感じですか
J:自分の考えとチームに求められている所はどうですか
J:特に強化しているポイントは
J:今シーズン三遠での想いを教えてください
J:日本代表への想いを教えてください
J:メッセージをお願いします
#14/ PG / 194cm/ 福岡大学附属大濠高等学校/ 広島県出身/ 2004年5月2日生まれ/
2022-23 滋賀レイクス 特別指定選手
2023-24 滋賀レイクス
2024- 三遠ネオフェニックス
🇯🇵日本代表
2022
FIBA U18アジア選手権大会2022 日本代表選手
バスケットボール男子日本代表チーム ディベロップメントキャンプ
2023
FIBA U19ワールドカップ2023 日本代表選手
2024
バスケットボール男子日本代表チーム 第1次強化合宿(ディベロップメントキャンプ)