渡邊雄太 (千葉ジェッツ) が遂に初ゲームとなるSR渋谷戦にて、ファンが待望するその姿、背番号1のユニフォームで魅せた。
会場となるのは、千葉ジェッツの新アリーナ “LaLa arena TOKYO-BAY”で、選手入場から大歓声があがる。試合はまだ、プレータイムの制限もあり、15分44秒出場 7得点 2リバウンド前半戦のみ出場した。
日本代表で長く一緒に切磋琢磨してきた富樫勇樹と同じチームとして千葉ジェッツを選んだ。日本では初めてのBリーグに籍をおく。プレシーズンマッチは、サンロッカーズ渋谷、日本代表で共に世界と戦った、ジョシュ・ホーキンソンとのマッチアップも見られた。
試合後、渡邊雄太は「最初のLaLa arena TOKYO-BAYでの試合ですし、ジェッツのユニフォームを着て初めての試合ということもあって、今日は深く考えずに楽しんでやれたらと思っていました」。
登場する際の、渡邊コールを聞いた時は「これだけ温かいファンの皆さんの前でプレーできたことが嬉しかったですし、誰よりも自分が一番今日この日を楽しみにしていたので、プレシーズンという中でお互い大きな怪我なく試合を終えられて良かったです。本当に素晴らしいアリーナ、素晴らしい観客の中でプレーできたことを嬉しく思っています」。とファンとアリーナの感想も語った。
日本代表を支えた、ジョシュ・ホーキンソンとのマッチアップについても「代表でずっと一緒だったジョシュ相手だったり、彼と対戦するのは初めてだったので不思議な気持ちにもなりましたが、楽しんでプレーできたかなと思います」。と笑顔もみられた。
今後も日本各地で、日本代表選手たちのマッチアップが繰り広げられる。
試合後には、昨シーズン優勝に貢献した広島からサンロッカーズ渋谷へ移籍した船生誠也、日本とサンロッカーズ渋谷の大黒柱のジョシュ・ホーキンソンと、千葉ジェッツキャプテンの富樫勇樹も、J basketインタビューにも応えてくれた。
渡邊雄太
また渡邊雄太は、ルールの違いについては「FIBAとBリーグは基本的に一緒かなと思っているので、ただ癖でNBAには3秒のディフェンスルールがあるので、練習で自分がディフェンスでペイントにいる時に無駄に外に出てしまったりするのでそこは直したいですね(笑顔)」とコメントした。
富樫勇樹
渡邊雄太選手については 「NBAから日本のBリーグに戻ってきて、気持ちが昂りすぎてしまうことがあると思うので、そこは彼らしく、彼中心にチームを作って行けたらいいなと思っています。彼がチームに大きなものをもたらすことはもちろんですが、6年間NBAでプレーした日本人が日本に、Bリーグに、戻ってきてくれて、彼の強みを最大限を生かせるようにやっていけたらと思っています」とコメント。
ジョシュ・ホーキンソン
渡邊雄太や富樫勇樹との戦いについても「日本代表で戦う時と違う情熱がここに新しく起きる」 ことを楽しみにしているとコメント。
船生誠也
いくつものポジションをこなしプレーするユーティリティなバスケIQが高い選手。 「昨シーズンの優勝はこれまでの事が全て報われました。またもう一度優勝したいと思って、渋谷を選ばせてもらいました」。 昨シーズン広島ドラゴンフライズの初優勝に大きく貢献して今シーズンはサンロッカーズ渋谷に移籍して、チーム悲願の優勝へ立ち向かう。