SR渋谷が何度も追い上げる広島を振り切ってGame1を勝利/広島は悔しい敗戦
広島はエバンスがコートに復帰していい流れや個人で打開して何度も追い上げるが、ホーキンソン、トラビスがインサイドでの強さを発揮する。
第3節 青山学院記念館
来場者数3883名
SR渋谷 79-63 広島
1Q 27-15
2Q 16-19
3Q 20-17
4Q 16-12
<渋谷>
#22 リード・トラビス 17得点 7Reb
#5 アンソニー・クレモンズ 16得点 7AST
#8 ジョシュ・ホーキンソン 14得点 11Reb
#24 ケビン・ジョーンズ 11得点 5Reb
昨シーズン王者の広島は開幕4連敗とスタートダッシュに遅れ、流れを変えたい中で臨む渋谷戦。広島は#13エバンスがケガから復帰のスタメンで出場、開始直後先制点を決め、#12中村もアタックし連続得点の良い出だしとなる。対する渋谷も#8ホーキンソンが3ポイントを決め返し#21ジョーンズ,#5クレモンズ,#17阿部も得点が続き渋谷のリードする展開となる。広島#8ブラックシアーや#24メイヨ#30山崎も奮闘するが渋谷の強度の高いディフェンスにミスが続き苦戦する前半となる。
後半は渋谷の#5クレモンズのゲームコントロールが際立ち#13田中,#9ベンドラメ,そして今期新加入の#22トラビスが要所で得点やファウルを誘いゲームを支配し終わってみれば終始広島を寄せ付けない試合となった。
広島も決して悪くはないはずではあるが、今試合は所々セットプレイが嚙み合わず、単発なシュートやミスが目立った。昨シーズン広島は、」EASL初戦を勝利したが、早くリーグ戦での初勝利へGame2に臨む。また渋谷はトラビスの加入がとても良いケミストリーを今後起こしていく様に感じられる。
ルカ・パヴィチェヴィッチHC (SR渋谷)
J:今日の試合は終始リードする展開でした。リードする中でタイムアウトを活用し、選手たちの起用も変えてフォーメーションを確認して今様に思えましたがその点はいかがでしょうか?
「はい。特にですね、広島がスリービックを出して来た時に関しては、オフェンスで求められるもの っていうのはすごく厳しいものが求められます。
やはりスイッチ、スイッチアウトっていうのを彼らはしてきてたので、そこにどう僕たちが策を見出してですね、攻めていけるかっていうのは、いつものラインナップではなかなかうまくはいってなかった。でも、本当だったらできないといけないという風に思います。広島相手に限らず、今回の試合で学べたことはビッグラインナップで来られた時の対応はすぐに改善をしなければいけません」。
J:今試合では対応できなかったのでしょうか?
「対応できなかった訳ではありません。守る際にはスイッチやピックアンドロールに対して対応できていますが、小さい選手に対してビッグマンがどうアタックするかが大事です。オフェンスの時も同じで、常にチャンスを逃さずアタックする事を選手には伝えています。1点の積み重ねが40分続く事で大きな結果になる事を知っています。高い基準で戦い続けるのみです」。
リード・トラビス(SR渋谷)
「今日はとてもハードは試合になりました。
食らいついてくる広島の選手達に、流石前年度のチャンピオンだと感じましたし、リスペクトをしました。私自身、最後まで戦い続けて自分の価値を出せた様に思います。しかし、相手のビッグラインナップの時には常に対応しなければいけません。帰ってビデオを見ながら振り返りたいも思っています。チームにはとても馴染めていますし、コートに立った時に自分のベストを出し尽くし勝つ事にこだわっていきたいと思っています」。
朝山HC (広島)
み負けてしまったので、当然悔しい敗戦になりましたが、今日はエバンスも戻ってきて非常にいい雰囲気でやれた部分はあるんですけれども、単発で終わってしまう所から相手にセカンドチャンスを与える場面が多くありました。
しかし後半はスリービッグが上手くいったと感じます。先週eslで 1つ勝ったことによってですね、いいキッカケになってチームとしては臨めていますので、日々学びながら頑張っている状況ではあります」。
ドウェイン・エバンス(広島)
J:久しぶりの試合はいかがでしたか?
「いい試合でしたが、4Qは上手くいかない場面が続いてしまった」。
J:選手間でコミュニケーションを取る事で改善される面はありますか?
「チームはとても良い状態です。今日はリズムが悪い場面が多く感じますが、これは試合を重ねていく事で改善されていきます」。
J:個人としてはいかがですか?
「正直、まだ3.4回しか練習していませんので調整段階にある事は間違いありません。次戦以降、噛み合う様によくコミュニケーションはとってモチベーション高く挑みます」。