プロバスケットボール選手
「あの時決断したからこそ今がある」
5月30日(金)「B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25」が開催され、宇都宮ブレックスから田臥勇太、山形ワイヴァンズから俊野達彦が「フェアプレー賞 presented by 日本生命」を受賞した。山形はクラブ史上初の受賞となった。
チームを代表して俊野達彦は、「アスリートとしてとても光栄な賞を頂けたことを、クラブとして嬉しく思っています。引き続き、見てくださる皆さんに応援していただけるような、そういうプレイで会場を盛り上げていきたいと思います」とコメントした。
俊野は、今シーズンは53試合に出場して34試合にスターターで出場した鉄人の37歳だ。高校時代は、インターハイ、国体にも出場して活躍したのちに大学に進学してプレイした。卒業後は、メーカーで会社員として営業職をしていたが、バスケットに対する情熱は消えることなく、一大決意してもう一度、バスケットに挑戦をしていくことになる。bjリーグへトライして遂にプロ選手となった。そして厳しいプロバスケット界でチームを渡り歩いていき、その努力が実り始めて、チームで主力になっていく。そしてBリーグ初年度は地元の愛媛オレンジバイキングスでプレイする。2018-16シーズンにはB1の秋田に移籍して活躍して、2021-22シーズンで愛媛でB2アシスト王に輝いた。その後は横浜を経て、今シーズンは山形でプレイしている。
Bリーグ前からとBリーグ始まってからと、日本のバスケットが大きく変わっていく中で、想いを変えずにプレイしてきた選手であり、会社員から再びプロの世界に挑戦してこれほど長きに渡ってバスケットをし続ける選手は、なかなかいない貴重な選手が俊野達彦だ。
今回アワードで、山形がフェアプレー賞を受賞しチームの代表として参加した。このアワードの前に、俊野選手がJbasketインタビューに応えてくれた。
J;フェアプレー賞上昇について
J:会社員からプロへ挑戦することは当時、どんなことでしたか
J:10チームと多くのチームを渡り歩いてきたことはどのようなものでしたか
J:弟さんの俊野佳彦選手もプロとして活躍されてますね、どんな会話していたりしてますか
J:仲のいい選手を教えてください
J;ここから目指していることや大切なしていることを教えてください
J:メッセージお願いします
PG/SG
1988年1月18日生まれ 37歳
187㎝ 85㎏
愛媛県出身
大阪商業大学
2011-2012 千葉エクスドリームス (bjリーグ)
2012-2014 群馬クレインサンダーズ (bjリーグ)
2014-2015 信州ブレイブウォリアーズ(bjリーグ)
2015-2016 大分・愛媛ヒートデビルズ(bjリーグ)
2016-2018 愛媛オレンジバイキングス (B2西地区)
2018-2019 秋田ノーザンハピネッツ (B1東地区)
2018.12-2019.5 仙台89ERS レンタル移籍 (B2東地区)
2019-2022 愛媛オレンジバイキングス (B2西地区)
2022-2024 横浜エクセレンス (B3リーグ)
2024- 山形ワイヴァンズ (B2東地区)