写真提供:日本バスケットボール協会
大会4日目の男子は、3回戦。
ベスト8をかけて熱戦が繰り広げられた。
注目の一戦が行われた。福大大濠がインターハイチャンピオンの中部第一に接戦を制して勝利。
中部第一(愛知) 57-65 福大大濠(福岡)
1Q 12-17
2Q 20-15
3Q 14-12
4Q 11-21
<福大大濠>
#13 岩下准平 22得点 8リバウンド 4アシスト 5スティール
#14 湧川颯斗 22得点 4スティール
#7 泉登翔 8得点
#8 川島悠翔 6得点 6リバウンド 3ブロック
入りは、大濠アウトサイドからいきなりスリーポイントから始まる。中部第一もインサイドから得点。すぐさまエース岩下のドライブも冴を見せて速い展開のバスケが繰り広げられ、中部第一もエース田中のドライブからの得点で12-17で大濠リードで1Q終える。
2Q中部第一がリズムを作る。ディフェンスも良くなり攻めきれない大濠。田中のインサイドから得点して逆転する。ここから拮抗した戦いになる。大濠はリングに嫌われて我慢の時間帯が続き点差が開きかけだが、岩下の連続スリーポイントで32-32の同点で前半を折り返す。
アンダーで活躍する日本のトップレベルのバスケットが展開される。
後半は、お互いインサイドから得点していき、ゾーンとマンツーマンディフェンスで流れを変えたい時間帯。岩下、田中と両エースが得点をこじ開けて接戦が続く。アウトサイドから決める中部第一が速攻も出してこの日最大7点差をつける。大濠はオールコートのディフェンスから得点して追い上げ46-44中部第一のリードで最終クォーターへ。
中部第一の田中の得点から入る。大濠も、ディフェンスを一気にギアをあげて、川島、湧川のドライブで逆転する。川島らしいプレーがオフェンスで出る。オールコートのプレッシャーディフェンスが炸裂して連続得点8点のリードを大濠が一気につける。
時間は残り1:30を切り、岩下がコントロールしてインサイドから川島が得点、中部第一も坂本が渾身のスリーポイントを決めて、残り51秒で、60-55大濠のリードで迎える最終局面。3点差まで追い上げる中部第一は残り24秒で大濠のフリースローで2本決めて勝利を決定づける。
凄い試合を大濠がインターハイチャンピオンの中部第一を破ってベスト8にコマを進めた。
◉土浦日本大学(茨城) 74-83 帝京長岡(新潟)
インターハイ2021準優勝の帝京長岡は、ディフェンスから速攻で得点を得意とするチーム。アグレッシブにプレーする。リバウンドも強い。
<帝京長岡>
#14 ハメード 25得点 22リバウンド
#7 島倉欧佑 20得点
◉福岡第一(福岡) 82-56 別府溝部学園(大分)
<福岡第一>
#52 小田優太 17得点
#24 星賀舞也 13得点
◉西海学園(長崎) 33-116 仙大明成(宮城)
<仙大明成>
#8 山崎一渉 36得点(3P8/18) 14リバウンド
#6 内藤晴樹 15得点
#10 菅野ブルース 14得点