ウィンターカップ

【ウインターカップ】インターハイベスト4の東海大福岡が桜花4連覇を阻む勝利 最後に決めた境さくら「夏に負けたので絶対に全国制覇するって決めてこの冬挑んで来たのでこのまま勝ち進みたい」

【ウインターカップ】インターハイベスト4の東海大福岡が桜花4連覇を阻む勝利 最後に決めた境さくら「夏に負けたので絶対に全国制覇するって決めてこの冬挑んで来たのでこのまま勝ち進みたい」

とうとう夏の女王、インターハイを制した桜花学園が登場した。対して夏のインターハイ3位と悔しさをバネにこの大会に挑んできた東海大福岡の一戦はとんでもない劇的な3Pを境桜が決めて、フリースローが決まり逆転勝利を収めた。

12/25(日)女子3回戦 東京体育館

桜花学園 63-64 東海大学付属福岡
1Q 11-11
2Q 13-12
3Q 18-17
4Q 21-24

<東海福岡>
#9 赤間静夏 16得点
#34 ファール アミナタ 15得点 22Reb
#6 境さくら 12得点

<桜花学園>
#9 田中こころ 27得点(3P6/10)
#4 横山智那美 18得点 7Reb

桜花の入りは横山が落ち着いてプレーしてしっかりジャンパーを決める。東海福岡もゲームの入りはフィジカル強く当たってリバウンドも取っていく。桜花のディフェンスの寄りが速いので中々得点出来てなかっただ、インサイドからようやく得点する。東海福岡は1対1のディフェンスを強く守っていくが、オフェンスでボールムーブをしっかり回してインサイドからも得点していきたい所で得点し、ようやくスリーポイント決めて同点に追いつき11-11で1Qを終える。

東海福岡がドライブから稲次がレイアップで得点して逆転する。桜花はリズムを作りたいが攻めきれず我慢の時間になる。さらに稲次がスリーポイントを決め切ってリードを広げて東海福岡が流れを作る。桜花も田中が返して前半で3本のポイントを決めてチームを引っ張る。インサイドの要のファール アミナタが3ファウルしてしまうが、チームは耐えて24-23桜花がリードして前半を折り返す。

ロースコアからボールを動かしてドライブ、アウトサイドから決めきれるか。
流れを勝負所で持ってこれるかになる。

後半東海福岡がインサイドから得点して入る。ディフェンスもしっかりついて桜花にリズムを渡さない。いい流れだったがファール アミナタが4つ目のファウルトラブルになる。ここから桜花はインサイドにアタックしやすくなり得点して逆転する。またここからカムバックしてリードを広げる東海福岡に田中がまたまたスリーポイントを決めていき流れを渡さない。追い上げる東海福岡に横山が連続で得点して42-40と拮抗して最終へ。

大事な最終の入りは1点差の攻防が続く。スペースを作って田中、横山でリードを広げる桜花。ここから赤間がスリーポイントを連続で決め切って東海福岡が追い上げて、残り4分で逆転する素晴らしいパフォーマンスを見せる。桜花はやはり田中が連続で6本目のスリーポイントを決めてリードを広げる。

ここからがクライマックスになっていく。大接戦から残り1:35リバウンドからブレイクを出した東海福岡が58-56と逆転する。すぐさまお互い得点して、残り53秒から田中のドライブから福王のバスカンで逆転1点リードするが、9.9秒3点差、そして残り3秒のところで東海福岡の境が同点スリーを決めて更にバスカンでフリースロー決めル想像しない展開が繰り広げられる。東海福岡が1点リードで3.3秒で桜花ボールの中最後のタイムアウト。最後は3.3秒から横山が放ったが入らず64-63で東海福岡が劇的に勝利して次にコマを進めた。

 

試合後コメント

#6 境さくら (東海大福岡)

J:試合直後の感想教え下さい

「桜花に勝てた事が凄く嬉しいです!!
桜花は日本代表の選手が沢山いて自分達は1人もいないけどだからこそ勝てる部分が絶対にあると思って臨みました。桜花は強いから自分達は泥臭くやって勝とうとみんなで話してきてそれが出来たので勝つ事が出来ました。」

J: 離されそうになってカムバック出来たのは

「ファウルや苦しい時間帯があったのですがメンタルコーチから苦しい場面を想定してプレーする事を言われてやってきてたので、色んな事が想定内だったので冷静に対処出来ました。」

J: 最後3P決め切った時、これからについて

「これで桜花に勝ちに繋がるって思いました。その後のFTは足がつったので3年生に託しました。3年生が最後なので絶対に勝つって決めていたので、それに適したプレーが出せたのかなって思います。夏のインターハイでベスト4で負けたので絶対に全国制覇するって決めてこの冬挑んで来たのでこのまま勝ち進みたいです。」

 

#9 田中こころ (桜花学園)

J: 最後の時間帯チームはどうでしたか

「最後の方になってきてモチベーションが下がった時にもベンチから盛り上げてくれたり、キャプテンが声かけしてくれていたので最後福王選手のバスカンが決まった時に全員がフワッとしてしまってやられてしまい、自分のマークマンに打たれてしまったので最後は自分のせいだと思います。自分が足りなかったのでそれは来年に繋げていきたいです。」

J: 今終わって感じる事はどんな事ですか

「去年インターハイで京都精華に逆転で負けてしまって今回も逆転で負けてしまって、気持ちの部分が最後の部分ではなく今までの積み重ねがまだ足りないのでこれからもっとメンタル強くしていきたいと思います。」

 

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