夏の王者福岡第一が登場した。インターハイ、日清食品トップリーグ、そしてウインターカップ と3冠を狙う福岡第一が今大会初戦を戦って好発進した。
2022.12.25(日)
男子2回戦 東京体育館
福岡第一 99-62 船橋市立船橋
1Q 14-14
2Q 30-13
3Q 33-13
4Q 22-22
<福岡第一>
#47 高木未希 13得点
#87 ムスタファ ンバナイ 13得点 10Reb
#8 轟琉維 12得点 4Reb 2AST 2STL
<市船>
#9 飯田碧偉 19得点 7Reb
ゲーム入りは福岡第一の速い展開に市船も対応していき、福岡第一はブレイクから得点して入っていく。轟を中心に組み立てていくがシュートがリングから嫌われて得点できない。市船はオープンからスリーを決める。初戦とあって井手口HCも話していたがやはり福岡第一の選手でも初戦は緊張するという。リズムを取りたい福岡第一は追い上げると轟がオープンからしっかりスリーポイントを決めていく。また市船はアウトサイドから決めて逆転する。打ち切っていき得点していく市船は14−14と互角の戦いで1Qを終える。
福岡第一は中村と川端にガードを変えてリズムを変えたい所に福岡第一はターンオーバー、市船もターンオーバー、シュートも中々決まらず我慢の時間帯が続く。その中から市船がリードをしていく。福岡第一はプレスからブレイクでてようやくらしい得点ができるようになり、ジワジワとリードを広げる。この二人のディフェンスから流れを引き寄せてチームにエナジーを吹き込む。得点もスリーポイントを含む、ムスタファ ンバアイのインサイドで一気に引き離し44-27福岡第一がリードで折り返す。
後半に福岡第一はスターターに戻し入る。スティールからブレイクを出し得点して6−0のランして落ち着いてプレーする。ハーフコートバスケットではまだシュートが決まらずになるがブレイクで得点していき25点差をつけて力強い福岡第一を見せる。あっという間にダブルスコア63ー31とリードを広げた。市船もアップテンポにオフェンスしていくが福岡第一の力強いオフェンスを止められず40点差をつける。試合の最後まで集中した福岡第一が99-62で勝利して3回戦に進んで岐阜の美濃加茂と対戦する。
井手口HC(福岡第一)
J:今日は難しい入りと試合になった事について
「入りは中々ダメでしたね。市船さんのDFの立ち上がりが凄く良かったので上手く入れませんでした。チーム全体身体が動いてなかったですね。もう少しハツラツさせたかったけど、初試合なので緊張感あったと思います。昨日試合している市船さんは気持ちよくシュートを打てていい入りが出来たと思います。この点差になるのであれば最初からやれれば本当の強さだと思うので、まだ足りてないですね。あとはイージーミスをしない事ですね。これからです!」
轟琉維 (福岡第一)
J:難しい展開の時にどんな考えでプレーをしてますか
「次に繋がる戦いを意識してます。前半のままやっていくと次の試合もグダッた入りになってしまい悪い展開になるので、次の試合に繋げられるようにしっかりDFからやっていこうと決めてました。今日は相手の勢いにのまれてしまってそこでやられた部分が多かったので明日は自分達から気持ちを上げてやっていきたいです。コンディションはバッチリです!
去年凄く悔しい思いをしたので今年は悔いのない終わりで優勝したいと思ってます。」