前回天皇杯覇者、渋谷のディフェンスが善戦するエクセレンスのバスケを封じる、サンロッカーズ渋谷87-70東京エクセレンス
第96回天皇杯2次ラウンド
12/16(水) 墨田区立総合体育館
サンロッカーズ渋谷87-70東京エクセレンス
2020天皇杯王者、サンロッカーズ渋谷がとうとう登場。
一方、東京エクセレンスは、1次ラウンドで日立金属ブルドッグス(茨城)を破って2次ラウンドに上がってきた。
天皇杯の面白いところは、歴史が長くリーグを超えて学生からプロの選手達が戦い、時に学生が上のレベルを破るなどバスケットボールの数々の凄い試合が行われてきたところにある。
この日の試合は、渋谷ベンドラメのスリーから始まった。ボール展開して石井フリーでスリーのファウルをもらい3本決める、そしてスリーも決める。
エクセレンスは宮田がターンオーバーをさせて速攻で出すがシュートが決まらない。
渋谷はローポストからしっかりジャクソンがバスカンを決めるコーナーからベンドラメのスリーで、渡辺から野口でピックで当てて野口のオープンでスリーを決め渋谷のペースで試合。
エクセレンスはマイケル・クレイグの奮闘、ベテラン齊藤がフリーでスリーを決めてエクセレンスも食らいつき、あっという間の1Q、24-19エクセレンスが自分たちのバスケットをして盛り上げる。
2Qでエクセレンス田口、渋谷田渡、ベンドラメでスリーの応酬。渡辺ターンオーバーからそのままドライブで得点。ここで渋谷が10点差に広げる。
エクセレンスは渋谷の早くて強いディフェンスでボールが回らなくなり、リバウンドから速攻で関野がバスカンして17点差にする。小倉スリーで踏ん張るり長澤がスリー決めて追い上げて46-40で、4点差まできて前半を折り返す。
前半エクセレンス小倉13ポイント、渋谷ベンドラメ12ポイント、石井8ポイント。
後半、エクセレンスはボールの展開が良くなり、リバウンドをとって速攻を出す。3Q残り1分で3点差まで追い上げマイケル・クレイグがチームを牽引する。64-57で第4Qへ。
渋谷は野口大介スリー、ベンドラメで得点、残り5分切って渋谷が、落ち着いてインサイドで得点を重ね、最後は87-70で渋谷が勝利して天皇杯3次ラウンドに駒を進めた。
渋谷
C.ジャクソン 18P
ベンドラメ・礼生 16ポイント
石井講祐 12ポイント
野口大介 11ポイント
エクセレンス
小倉渓 17ポイント
伊佐HC(渋谷)
しっかり準備してきた。リーグ戦の途中だがまず勝ちたい、そして負けるわけにはいかない試合でしたので最低限勝って良かった。
2連覇がかかってる。
相当難しいミッションになっているが、今日初めて連覇を狙っているということを目標にしている。
野口大介(渋谷) 11ポイント
天皇杯独特の雰囲気で、難しい試合展開だった。後半は自分たちのバスケが出来たと思う。自分はいつも通りルーティンを変えずに臨んでいる。この歳で使ってもらえるのも嬉しいし準備しているし、周りのスタッフに感謝したい。
山内(渋谷)
自分たちのバスケをしようと臨んで、まずは勝てた事が良かった。
出るからには自分の仕事をしっかりこなしていく。伊佐HCとは、長い付き合いなので理解してやっていこうと思っている。改めてチャレンジャー精神で連覇していきたい。
石田HC(東京エクセレンス)
多くの選手がB1と戦って高揚感と興奮があったと思う。チームは想像以上にできた。選手にも財産になったと思う。コーチとしても楽しい時間になった。渋谷は中2日で大変だったと思う。終盤の締め方は強度が高く素晴らしかった。
宮田(エクセレンス)
イメージしていたけど強度に関しては全然違かった。強いチームはやるべきことを積み重ねて40分やることだと思う。モチベーションは天皇杯だったので特別な思い。
まだできるって見せられたし若い選手にも今日の事が大事になると思う。
小倉(東京エクセレンス) 17ポイント
渋谷のディフェンスのプレッシャーは凄かった。後半はこれがB1なんだなと感じた。でも負けたくないという思いも出た。日々練習して来てるので得点が取れたのは自信になった。さらにシーズンまで修正してやっていきたい。