3-2でバックスが王手を掛けて迎えた第6戦
バックスが見事に勝利して、50年ぶりの優勝を手にした。
サンズ 98-105 バックス
1Q 16-29
2Q 31-13
3Q 30-35
4Q 21-28
<バックス>
ヤニス・アデトクンボ 50得点 14リバウンド
クリス・ミドルトン 17得点
ドリュー・ホリデー 12得点 9リバウンド 11アシスト
<サンズ>
C.ポール 26得点
ブッカー 19得点
ヤニス・アデトクンボ
僕がバスケットボールを始めたのは、家族を助ける為だったんだ。子供の頃に直面していた苦悩、課題から開放されようと。
まさか自分が26歳になってNBAファイナルを戦うなんて、この旅の一部になれただけで幸せだった。
優勝トロフィーとMVPトロフィーと共にここに座るとは思ってなかった。
長い道のりを歩んだきた。
自分は、ナイジェリアとギリシャ(両親)の両方の国を代表しています。ナイジェリアだけでなく、アフリカ全体、ヨーロッパ全体のお手本である事は分かっている。
全ての子ども、全ての人々が自分の夢を信じるようになるはず。落ち込んだ時、自分には何も起こらないと思った時、成功しないかもしれないと思った時、自分のやっていることを信じて仕事を続けて下さい。
自分が何になれるのか、なにが出来ないのか、誰にも言わせないで下さい。
自分はフリースローが出来ないと言われてきた。
今夜はフリースローを決めて、チャンピオンになったんだ。
決めるべき時に決めた。冗談ですが、実際は違います(笑)。
ただ信じてください。
できると言う希望を与えたいと思っています。
8年前にNBAに来た時、次の食事をどこでするのかもわからなかった。母は、通りで物を売っていた。
今、自分はここにいます。
トップの中のトップにいます。非常に恵まれている。2度とここに座ることが出来なくてもそれでいいと思っている。
自分の夢を信じて欲しい。
私がこの立場になるのに、両親がどれほど犠牲を払ったか、犠牲になったか。毎日のように見ていた。
でも私にプレッシャーを掛ける事はなかった。
父、母、大切な人、マライア、兄弟、息子、そして私の大切な人に感謝します。
我々は頑固な所もあった。でも気に入ってるのが、ヤニスは我々全員に挑戦してくれた事。
リーダーになる事、逆境を乗り換える、自分を変えることなど毎日挑戦させてくれた。
人が何を言おうが気にしません。1日の終わりに、ロッカールームで自分たちは何をすべきかわかっていた。
ここまでくるのに簡単ではなかった。
サンズにエールを贈ります。
粘り強く、信念を持って自分の思い通りにならない時でも、自分を信じること。
努力し続けること、それが全てです。
このNBAの全ての選手がそうしています。
自分を信じて仕事を続けること。
ここまで来ました。
正直言って気分はいいですね!!
自分が必要とされていると感じるのはいいことです。今シーズンはずっとそんな感じたった。
チームが私を信じてくれた事が全てだと思います。
特にこの2.3年はチームの努力の賜物だと実感している。パズルのピースを組み合わせてようやく勝利を手にすることが出来ました。
シーズン最後の試合で勝ったのです!!
初めてのことです。史上初です。
東京オリンピックの出場については、まず、寝ることにします。私はこのシーズンで何度も走り回っています。 嘘はつきませんよ。私は寝ます。。 寝ます。
家族とお祝いして、チームとお祝いして、国を代表してまた次の試合に臨みたいと思います。