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【NBA】八村塁と渡邊雄太の3年ぶり3度目の日本人直接対決 / 八村塁「これからもNBAのコートに2人で立ち続けていく」

【NBA】八村塁と渡邊雄太の3年ぶり3度目の日本人直接対決 / 八村塁「これからもNBAのコートに2人で立ち続けていく」

1/21(日本時間22日)キャピタルワンアリーナ
ウィザーズのホームで3年ぶりに3度目の日本人直接対決が行われた。

トロント・ラプターズ 109-105 ワシントン・ウィザーズ
1Q 20-30
2Q 35-24
3Q 36-23
4Q 18-28

<ラプターズ>
渡邊雄太(#18) 5分出場
0得点(FG0/0) 2リバウンド

バーンズ(#24)
バンブリート(#23)
シアカム(#43)

<ウィザーズ>
八村塁(#8) 19分出場
3試合連続2桁得点 11得点(FG5/12 3P1/3)
8リバウンド

ビール(#3)
ディンウィンディー(#26)

 

Japanese Nightのこの対戦は、ウィザーズの八村塁、ラプターズの渡邊雄太はベンチスタート。
今シーズン、ラプターズは21勝21敗、ウィザーズは23勝22負。

1Qウィザーズはビールを中心にインサイドにアタックしてリードしていく。残り4:25で八村塁と渡邊雄太が同時にコートイン。

3年ぶり6度目の日本人対決がマッチアップで実現した。残り1:13八村塁がドライブからアタックしてこの試合初得点する。

2Q残り10:11で八村塁がペイントからターンしてジャンパーを決める。その後も得点を入れていき、試合はワシントンがリードしていくが、バンブリード、シアカムを中心にじわじわと、追い上げ、前半終わり際にラプターズが逆転して前半55-54リードして折り返す。

後半、3Q、八村が残り3:08でこの試合初のスリーポイント決める。91-77で最終クォーターへ。ウィザーズのアウトサイドは中々決まらず我慢の時間が続くが、エースのビールがドライブからジャンパーも含めて得点を重ね追い上げる。

ラプターズはスターター含め6人がバランスよく2桁得点をあげて点差を縮めさせない。ウィザーズも終盤追い上げて一気に同点にするが、タイムアウトあけ、1分切ってバンブリートがスリーポイントを決めてリード。リバウンドに飛び込んでアヌノビーが得点して5点差にして残り20秒で、ウィザーズのオフェンスになるが、ターンオーバーが起きて試合はラプターズがそのまま勝利する。

ワシントン・ウィザーズ公式Instagramより

 

試合後コメント

八村塁選手(ウィザーズ)
「渡邊雄太選手と対戦が今までできなかってので今日出来て良かった。
NBAで同じ舞台で切磋琢磨していきたい。マッチアップできらたらいいねって話をしていた。試合後は、2人でシーズンの話をしていた。今日はジャパニーズナイトで試合出れて、日本のコミュニティが盛り上がって良かった。これからも2人でNBAのコートに立ち続けたいし、頑張って行きたい。

自身のプレーについて
(ローテーションについて)自分のプレイ時間に集中することでチームの勝利に貢献できると思う。まだ新しいシステムに慣れているところだが、自信を持ってスリーを打てている事は良い事だとと思う。まだチームとして模索しているところだが、(チームケミストリーは)少しずつ良くなってきていると思う。」

 

渡邊雄太 (ラプターズ)

「試合5分47秒、ディフェンスで1on1しっかり止め切れた。オフェンスはボールタッチの時間が無く良いタイミングでボールが貰えなかった。メンタル的には落ち込んで無く、コロナ明け3試合調子は良く無くプレイタイムは貰えないのは自分の責任でその期間は何度もあるので又、短い時間でもチームの勝ちに貢献して信頼を勝ち取りたい。」

 

ニック・ナースHC(ラプターズ)
渡邊雄太選手について

「シーズン当初のコンディションまで、大きな一歩となった試合だったと思う。オフェンスではあまり活躍の場面はなかったが、ディフェンスではよく脚も動いていたし、リバウンドもとれていた。
自信を築いてもっと前進し続ける事を願っている。」

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編集長J

編集長Jライター

Basketball Journalist / Podcaster
Bリーグ、NBAの情報を配信。ミスターバスケットボール 佐古賢一氏と20代前半に出会いバスケに感銘を受けて20年以上自身もバスケをしている。

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