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【男子インカレ】3位決定戦 筑波大粘り見せ専修大に逆転勝利で3位入賞

写真提供 : 全日本大学バスケットボール連盟

【男子インカレ】3位決定戦 筑波大粘り見せ専修大に逆転勝利で3位入賞

大学日本一を決めるインカレ、全日本バスケットボール選手権は、久しぶりに有観客になり、2年ぶりの会場の雰囲気になった。
この日は、3位決定戦の13時tippoffに10時には既に長蛇の列でチケットを購入するファンの姿が印象的で試合開始には、入場制限がかかった。それでも試合を見たいファンはたくさんの人がまだ並ぶ状態だった。

試合は今大会強さを見せる専修大がリードしていき、大学バスケを盛り上げる筑波大が終盤に4年生を中心に逆転劇を見せて勝利する素晴らしい試合になった。

今大会4位 専修大学

3位決定戦 代々木第二体育館
専修大 58-69 筑波大
1Q 16-12
2Q 18-11
3Q 13-27
4Q 11-19

<筑波大>
#75 井上宗一郎 13得点 9リバウンド
#13 二上耀 12得点
#7 浅井修伍 12得点
#34 三谷桂司朗 10得点

<専修大>
#23 キング開 7得点 5アシスト
#44 米山ジャバ偉生 10得点
#16 浅野ケニー 10得点


両チーム疲れもあるが今シーズン最後の試合の入りは、インサイドにアタックして得点していく展開。そしてお互いスリーポイントをいれていく。リズムと取りたい専修大は、#23キング開がドライブからバスカンで3点プレーを出す。前日の東海大戦に続き#1山本もスリーポイント決めてリードする。
筑波大は#34三谷が流れを変えるドライブに、ジャンパーに、専修大、1年生の#16浅野ケニーがインサイドでかわして連続得点でチームに貢献。

34-23で専修大リードで前半折り返す。


後半に入っても専修大の勢いは続く。ドライブ、リバウンドとハッスルする専修大。
筑波大も今大会インサイドでずっと張ってる井上もリバウンドから押し込んで得点し4点差に追い上げチームにエナジーを与える。
そして三谷のドライブからファウル取ってフリースロー2本決めて逆転。

その後もお互い点の取り合いで拮抗する展開に。キングからジャバの速攻、浅井のバスカンなど見応えのある展開になり50-47の筑波大3点リードで最終クォーターへ。

インサイド、アウトサイドとボールが展開されて筑波大が走り始める。何とか専修大はスリーポイント決めて残り2:25で5点差に押し戻す。
筑波大、二上がブロックされてももう一度アタックして押し込んで大きな7点リードする。残り1:02。もう一度、二上がドライブして得点。これが勝負を決めた。

試合後は、筑波大の選手たちが涙を見せて喜び合い、戦った専修大の選手たちと称え合っていたのが、インカレの最終日にふさわしいシーンになった。

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