トヨタ自動車 83-63 シャンソン
1Q 19-15
2Q 18-10
3Q 23-17
4Q 23-21
<トヨタ自動車>
馬瓜ステファニー 15得点
三好南穂 14得点
シラ ソハナ ファトー ジャ 13得点 17リバウンド
山本麻衣 11得点
<シャンソン>
小池遥 18得点
ディヤイ ファトー 14得点
野口さくら 14得点
シャンソンはピック&ロールからズレを上手く作り得点して入る。ステファニーからオープンの三好に渡りスリーポイントを決める、続けて山本も決めてトヨタ自動車のペースにする。一方シャンソンも入れ返す展開でファイトしてルーズボールから得点して勢いつけ逆転する。そこに三好がスペースがあればすぐにスリーポイントを決めて、三好らしさが出て来てようやく炸裂していく。またシャンソン小池は落ち着きがありチームをコントロールする。トヨタ自動車はポールをインサイドに集めてステファニー、ファトーで得点して19-15トヨタ自動車リードで1Q終える。
シャンソンは2Qに入っても高さの違いを寄りの速さでカバー、スティールをしていいディフェンスをしてリバウンドもハッスルする。その後シャンソンが決まらない時間帯に、トヨタは山本がスリーポイント決めたりと、インサイドでも高さを活かして得点して一気に二桁得点差にして37-27トヨタリードで折り返す。
後半に入って得点していきたいシャンソンにとって、トヨタのディフェンスのスイッチや寄りが速い為フィニッシュが上手く出来ず我慢の時間帯になる。それでもズレを作って得点するシャンソンだが、ターンオーバーもあり点差を縮められない。シャンソンは野口が連続得点して繋いでいくが徐々に点差が開いていって60-42で最終クォーターへ。
4Qでもインサイドの強さを発揮するトヨタは早々に24点差をつけてシャンソンにやりたいバスケットをやらせない、ディフェンスもギアが上がっていく。ステファニーと宮下のインサイドで更に得点をあげる。シャンソンはインサイドの大きさを上回る速さで展開したいが、リバウンドでトヨタは55本、シャンソンは38本で数字に大きく差が得点に出てリードを保ち勝利する。
トヨタは2戦全勝方式でセミファイナルを2連勝して。2連覇に向けてファイナルにコマを進めた。
トヨタ自動車アンテロープス
三好南穂選手
「シャンソンは出だしで得点を取ってくるチームなので、自分達のディフェンスだったり、リバウンドで少ない失点で抑える事が出来たのが凄く良かったと思います。リバウンドの面で相手を圧倒出来た事が、自分達のシュートチャンスを作る事が出来たりして得点に繋げていけたのでファイナルでも継続して、リバウンド取るチームが勝つので、ファイナルもしっかりやっていきたいと思います。出れるメンバー全員がプレーオフのコートに立つ経験出来た事が1番嬉しく思います。」
馬瓜ステファニー選手
「一つ一つの作戦だったり、みんなでコートで声かけられて凄くよかったです。コロナ隔離明けで試合も出来ずにその中で自分達のプレーを出す事ができて大きかったし、ファイナルに繋がる試合だっと思います。個人としてはまだ納得するプレーではないけど次が最後なので、三好先輩の花道を作るためにも、みんなが今頑張っているので、もっといいゲームを見せられるように頑張りたいです。」
ルーカス・モンデローロHC
「2つ大事な要素がありました。相手のリズムを止める事。オフェンスリバウンドをしっかりコントロールする事。シャンソンのセミファイナル進出は強さがあるので2戦目もシャンソンのリズムを止める必要があった。ディフェンスもスイッチに変更したり、選手たちもしっかりプレーしてくれた。オフェンスではビッグマン使ってよく出来た。ファイナル進出が、2年連続で嬉しい。」
シャンソン化粧品
小池遥選手
「昨日消極的になってしまった所を反省して力強く気持ちで負けないようにいきました。実力的に上だったので悔しかったですけど、この舞台に立てた事は嬉しいと思いますし、来年もこの経験を活かしてもっと成長しないといけないと改めて実感した試合でした。」
吉田舞衣選手
「昨日負けてしまって、今日勝ちたかったです。(悔し涙)
自分の成長をさせてもらってこれが結果だと思います。1年目で長い時間コートに立たせてもらって貴重な経験で感謝してます。この経験が無駄にならないように来シーズン頑張りたいです。」
鵜澤潤AC(HC代行)
「リバウンドの強度を上げなければいけなかったので、よく頑張っていたが途中でトヨタのアグレッシブにじわじわと点差を広げられしまいました。目標のベスト4は到達しましたし成長できた。ファイナルに李HCと行く約束して残念ですが収穫のあった素晴らしい大会でした。」