【男子日本代表】トム・ホーバスHC、富樫勇樹キャプテン、河村勇輝、西田優大、富永啓生コメント／韓国戦へ強化試合前合宿にて

男子日本代表はFIBAワールドカップへ向けて強化合宿を再開した。7/22-23に韓国遠征で強化試合を行う。7/13公開練習が行われて、その後メディアに囲み取材があり、トム・ホーバスHC、富樫勇樹、河村勇輝、西田優大、富永啓生に話を聞いた。

韓国遠征向けて会見

トム・ホーバスHC
韓国遠征に関して
「このメンバーから少し絞って14名かな。河村は5対５をしました。タイペイ戦で勉強になったのでウチの足りない事を練習して、オフェンスのタイミング、エクスキューションをもっと綺麗にやりたいし、昨日より今日ともっといいバスケをやりたい。韓国は強いのでもっとステップアップして、後まだトライアウトなのでそこもみてます」

J：静岡戦の後DFではヘルプ、スイッチなどかなりハードになってると思いますが、チームにどのような事を伝えてますか

「この間の試合はやりたいオンボールDFが足りなかった。そこを今日も色々練習やって、ローテーションは悪くなかったけど少し修正したい。OFもスペーシングもちょっと狭かったり、相手が全部スイッチやった時にどう対応するかなども話して練習しました。タイペイ後のチームは良くなってる。弱い所は分かっているからそこから色々練習中にアジャスト出来てるからよかった」

「ジェイコブスは朝早くから練習してる。頭が良くてオフェンスは早く覚えてる。まだまだ勉強中、ディフェンスは今みてるところ、彼はポテンシャルは高いと思います。今はスリーポイント入るから４番を試している。」

「河村については動きは悪くなかったけど、また怪我しないように練習している。
次の韓国遠征で、韓国へ連れて行かない選手は沖縄も難しいかもしれない。もう時間がないから。また、渡邊雄太は28日から合流することが決まっている。短い準備だけど個人練習してると思うので、次からですね」

富樫勇樹キャプテン

「タイペイ戦では、シュートは初戦入って、2日目は初戦やられてしまったところのベースの修正だったりもできましたし、凄くいい2試合だったと思います。ここまでのコンディションや状況に関しては、ワールドカップ本番までは、長いシーズンを終えて参加しているので、そこでまず無理なく、その中で凄くコンディション上がってきてます。今回は韓国とニュージーランド戦と有明と続いていくので、試合に向けて今はどちらかといえばしっかり練習ガッツリやってる時期なのでコンディション上げられたと思っています。」

河村勇輝

「怪我は順調に良くなってます。先ずはメンバーに入る為に怪我の事もありますがメンバーの一員として必要とされる選手にならないといけないので、そこのバランスはしっかりやりたいと思います。後2ヶ月もないですけど1日1日を無駄にしない様にしっかり練習していきたいと思います。タイペイ戦は家で見て、試合を見て早くプレーしたい気持ちと、あと身体と向き合ってトレーニングしたいと思ってます」

J：練習をやりながら外から見える景色、他の選手たちとも違う会話もできると思うのですが

「コート内で色んな事を考えながらプレーすることではなくて、コート外でその選手だけを見る事ではまた別の角度から見れますし、特にポイントガードの役割として全選手の特徴であったり役割っていうのをしっかり活かすっていうのがポイントガードの役割でもあるので、それをコート外から見ながら、こういう選手はこういうプレーが良いとか、こういう動きが多いなとか、そういった所は自分が先に把握しておくことで、またコートに戻ってきたときに彼らがストレスなくプレーできるんじゃないかなというふうに思うので、また今出来ることは最大限やってやりたいなと思ってます」

富永啓生
「タイペイ戦終わってゲーム勘など徐々に掴めて、チームメイトとのコンビネーションなども意識しています。個人的にトムさんから指摘されたことは無く、まず第1戦は自分たちのオフェンスは効率良くできて、2戦目はディフェンスからオフェンスの流れの試合で全然違う勝ち方でしたが、ディフェンスからやっていくのが自分たちが求めている事だと思うので、この合宿でコンディション上げて韓国戦に向けて練習したいですね。オフはゴルフして気分転換しました。（因みにスコア97 くらいでまあまあでした）」

西田優大
韓国戦に向けて
「引き続きガードもしっかりやっていきたいですね。求められているものに応えていきたいと思ってます。シュートだけでは勝てない所もあるので、他の選手に負けないくらいDFは出来ると思ってます。ドライブの所は僕だったり比江島さんが秀でているので、戦っていける所でしっかり戦っていきたいです。

Ｊ：OFとDFの感触を教えて下さい

「このチームでのプレーに少し慣れてきたのかなと思ってます。OFは、3ポイントと2ポイントのバランスをトムさんは気にする所があるので、チームとしてアウトサイドばっかりになっている時に、自分がペイントアタックしたりとか考えていかないといけないなと思ってます。
DFでは、他のガードの選手にないものを持っていると思いますし、身体当てることに対しても嫌な思いはないので、フィジカルの部分では優位性があると思ってます」

Ｊ：三河で新たに佐古賢一シニアプロデューサーに就任しました、新しいシーホースになりますね、メッセージをお願いします

「正直びっくりもあります。チームが良くなっていくのはいいと思います。また新しい自分の姿を見せられるようになってくるんじゃないかなと思うので、自チームも新体制になりますし、新しい一面がどんどん出てくるシーズンになると思うので、僕自身楽しみですし、ファンの皆様も楽しみに待って頂けると嬉しいです」