日本代表

【FIBAWC】日本がカーボベルデに勝利 W杯初3勝を挙げアジア地区1位でパリ五輪出場権獲得/全体19位で大会終えて日本の新たな夜明けに

【FIBAWC】日本が日本がカーボベルデに勝利 W杯初3勝を挙げアジア地区1位でパリ五輪出場権獲得/全体19位で大会終えて日本の新たな夜明けに

男子日本代表はワールドカップ最終戦を2勝2敗で迎えて、カーボベルデと対戦した。この試合に勝てばアジア最上位チームになりパリ五輪出場権が与えられる大事な一戦となった。そして、試合は最後までもつれて見事勝利してパリへの切符を掴んだ。五輪への自力出場を決める48年ぶりの快挙、日本の新しい夜明けを見せてくれた。

2024パリオリンピック出場決定

9/2(SAT)グループO
W杯日本最終戦
日本🇯🇵 80-71 🇨🇻カーボベルデ
1Q 17-19
2Q 33-18
3Q 23-18
4Q 7-18

<日本>
#24 ジョシュ・ホーキンソン 29得点 7Reb 4AST
#30 富永啓生 22得点(3P6/8)
#5 河村勇輝 14得点 8AST
#12 渡邊雄太 10Reb 5AST

日本スターターは、河村勇輝、比江島慎、渡邊雄太、馬場雄大、ジョシュ・ホーキンソン

河村勇輝からホーキンソンへ渡りインサイドにアタックと落ち着いて入る日本。カーボベルデは高さで得点も、ブレイクで渡邊雄太がタンクで流れを変える。
221cm、NBA経験#22タバレスに合わせて入るカーボベルデに対して守っていく。強くオフェンスしていく日本に1対1でペイントアタックしていくカーボベルデ。しっかり押し込んでくるので身体の面でしっかり止めてディフェンスする馬場。
大きさに対して速さで河村のドライブは効き得点する。富樫と原がコートイン。日本はディフェンスをゾーンに変えていくが外角から決めるカーボベルデ。なんとかホーキンソンのスリーでついていき、入ってすぐにスリーを決める富永啓生、ここから富永劇場が始まっていく。

2Qで日本はホーキンソンが押し込んで返していく。ボールを動かして吉井がドライブしてホーキンソンへ渡り得点と日本のバスケットが出て逆転して、更にホーキンソンがスリーを決めてリードする。日本は河村がしっかりコントロールして、河村とホーキンソンのピックからスリーポイント決める。ミスジャッジがあるがしっかり対応していく日本。その空気を変えるのが河村勇輝のバスカン3点プレーだ。
日本のプレッシャーディフェンスが効いてくる。そして富永啓生のスリーポイントで流れを日本が呼び込み、そしてまたしても富永啓生がスリーポイント決めて一気に引き離す。更に富永啓生がスリーポイントを打ち抜き、ホーキンソンがダンクを叩き込み会場のボルテージはマックスに。日本が早い展開でボールをプッシュして決め切る、これをやって来た日本が見せ、カーボベルデも返していく中で、ホーキンソンと渡邊雄太でハイローでしっかり得点して50-37日本リードで折り返す。

点差がついた後半は入りが大事で、カーボベルデの得点が続く、こういう時間帯はあるものだが、日本もしっかりディフェンスから掴んで得点していく。カーボベルデも激しくくるが、ホーキンソンがブレイクからバスカンで流れをしっかり守っていく。やはり日本は走り負けない。ここでコートインした富樫もスリーポイントをここでも決めてリードをしっかり守る。更に富永がまたまたスリーポイントを決めてリードを広げる。まさに富永劇場だ。
ホーキンソンはスリーポイントにブレイクに得点して、富永がアンストッパブルで決めまく李、73-55で日本リードで最終へ。

最後のクォーター昂る気持ちとしっかりと最後まで日本のバスケットを展開していきたい所に約6分間無得点、日本が中々得点出来ない我慢の時間帯にカーボベルデは得点を入れ続けて5点差に詰める。ペイントアタックをしっかりして展開していきたい日本は、3点差の1ポゼッションに追い詰められたが、ホーキンソンが値千金のバスカンでようやく日本が得点して息を吹き返す、何度もチームを救ってきたホーキンソンが最後にスリーポイント決めて試合を決定づけて勝利した。

今大会この勝利により、大会19位が確定した。そしてワールドカップ17年ぶりの勝利と、ヨーロッパ勢からの歴史的初勝利し、56年ぶりのワールドカップ2勝目、初の3勝に48年ぶりの五輪自力出場と決定と記録も残した大会になった。

トム・ホーバスHCの新しい日本のバスケットを示してくれて、まさに日本バスケの夜明けを見せてくれた。ここからまたホーバスJAPANは、少し休んでパリオリンピックへ動きだす事になる。素晴らしい躍進の日本代表に日本中を喜びの渦にしてくれた。

 

 

試合、会見が終わって日本代表は再びコートに現れてパリオリンピック出場決定をチームで喜びを分かち合った12人の日本戦士たち

 

そして中々世界戦で勝てなかった4人が日本を初のワールドカップ3勝に導き共に戦ってきたことを讃えあった、素敵なシーンになった

 

日本代表

トム・ホーバスHC
コーリー・ゲインズ アソシエイトヘッドコーチ
⁡

2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)

 

日本代表ワールドカップ
Jbasket

Jbasketライター

-バスケットボール 専門メディア

twitter : @jbasket_web
Instagram : @ jbasket_web