日本代表

【男子日本代表】須田侑太郎、井上宗一郎 日本屈指のシューターの思い/ワールドカップへ向けて静岡大会へ17名合宿

【男子日本代表】須田侑太郎、井上宗一郎 日本屈指のシューターの思い/ワールドカップへ向けて静岡大会へ17名合宿

男子日本代表は8月から始まるワールドカップへ向けて現在、7/8-9チャイニーズ・タイペイ戦に向けて静岡大会に向けて合宿を6/25から合宿を組んである。そこで各選手から大会に向けての声を聞く事が出来た。

第三弾は日本の屈指のシューター陣、須田侑太郎、井上宗一郎に思いを聞くことが出来た。

ワールドカップ2023日本に必要な事をトム・ホーバスHCは掲げた一つに”世界が日本を見た時に、あっ!日本ヤバイ、スリーポイントが入る”
と思わせるイメージを作りたかったと話した。それが作れたと思っていると最後はコメントをした。window1からチームを作っていくのに大変な道のりだったが、その大役を任されて日本を最終的にwindow6が終わって最後は5連勝して7勝5敗と勝ち越しグループFで3位になり自力でワールドカップ出場権を勝ち取った、大きな役割を担ったのは、須田侑太郎と井上宗一郎の存在は大きすぎる。

須田はWindow6最終戦でバーレーンとの戦いでは、スリーポイント6本20得点と日本を牽引した。またJbasketインタビューでこの時に「絶好調です!笑」と答えてもらっている。そして名古屋Dに戻り、代表でのプレーや思いをチームに戻してまた代表に帰ってきた。ホーバスJAPANに欠くことのできない選手になっている。

また、井上宗一郎は日本代表でスターターとしても、バックアップとしても活躍している選手。所属していたサンロッカーズ渋谷では中々多くのプレータイムを貰っていなかったが、常に代表でのプレーもイメージ、意識して過ごしてきている。井上はwindow3で初招集されて、日本代表のアウトサイドの得点源として存在意義していて、SR渋谷では平均5.3分のプレータイムで、日本代表では18.5分のプレータイムを勝ち取ってきたていた。window6までのしっかり日本代表に貢献してきた。
そしていよいよワールドカップ直前まで来たこの時期に、日本を代表する2人に話を聞く事が出来た。

 

 

須田侑太郎
(SG /190cm /名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)

J:ワールドカップに向けて3ポイントを決め切ってきてここから上げていく為には

「このチームが始まってからこのスタイルをやり続けてきて、最初は戸惑う部分だったり、これでいいのか、と思っていた事はあったんですが、今は凄く自信を持ってシュートを打てているので、そこに一切の迷いはないですね。自分自身にも自信を持っていますし、ある意味ではプライドを持って出来ているので、打つのは誰でも出来るんですが、決め切るというのが1番重要です。

尚且つ自分よりサイズが大きく、腕も長い選手につかれた中で決め切るというのは容易な事ではないですけど、でもそのチャレンジを楽しんでいる自分もいます。
気負う事はなく、出来うる全ての準備をワールドカップに向けてする事が本当に大事だと思ってます」

J:チームとしての役割やコミュニケーションを教えてください

「そこはこれからもっと自分が意欲的にやっていかないといけないと思っています。普段のコミュニケーション取るのは問題ないですけど、コートの中でもっとリーダーシップを取る事は、自チームでもシーズン通して自分で身につけてきて、そこに対して手応えも感じながら出来たシーズンだったので。

代表で得たものをチームに持って帰って自分の成長と絡めて、チームで得たものを代表に持ってきて自分とも絡めるという、そういうチャンスが今あると思っているので、自分の立ち位置という所とトライアウトでありますけど、ここまでトムさんの体制でやってきたという経験の長さでは役割を担わないといけないと思います。

自分らしく熱くファイトしたいと思います!それがチームを1つにしたり、牽引する事だと思って、そこは自分は出来ると思うので、今回チャレンジですしやらなければいけないと思ってます」

トムさんのバスケットついて
「このトムさんの体制が始まってアナリティックバスケットボール、ロング2は打たない、3ポイントとペイントから得点という所をテーマに、フルコートを使った速いバスケットがトムさんのバスケットです。それを最初の中国戦からチームとして培ってきて、世界から見ても日本は3ポイントのチームという数字もありますし、トムさんがいつも言うアイデンティティが出来てきてると思います。

ワールドカップは3ポイントが当たれば何かが起きますので、そこの責任も大きいと思います。世界を驚かせる事に繋がるので、日本が世界と戦っていくのに面白いし必要なバスケットだと思ってます」

 

井上宗一郎
(PF/201cm/サンロッカーズ渋谷) 
越谷アルファーズへの移籍が決まっている

J:代表での気持ちやプレーを教えて下さい

「トレーニングも多くやれていてコンディションは凄くいいです。シュートも調子いいので本当に楽しみです。
自分はスリーポイントを打ってビッグマンを抑えるという泥臭いディフェンスを求められているので、そこは自分の仕事で全部全力でやります。今回の合宿で海外組も揃うワールドカップなので、プレータイムはどの位になるかわかりませんが、1分1分全力でやっていきたいと思ってます」

J:高さ対策はどうですか

「トムさんがいつも言いますけど、うちは速いバスケットなのでトランジッションに持っていく事、あとはボックスアウトが大事、気持ちのたたかいにもなるのでそういう所が大事になってくるので自分の仕事だと思って頑張ります」

トムさんのバスケットについて
「トムさんには、中々普通は入れない代表に選んでもらって大事に育てて貰い、色んな事も教えてくれていてトムさんは僕の中で恩人です。
元々シュートは自信がありましたが、色々と見つけてくれて出来ない事も言ってくれるのでやる気が出ますし、強化と育成をしてもらってます。シュート入らなくても”自信持って”とよく言われますね。決めるまで打つというメンタルの所で支えになってます。一緒に勝ちたいです!」

J:代表でのプレーを待っているファンへ

「日本代表として1年間やってきて、本当にここがまず集大成になると思うので自分の最高の姿を見せられるようにやっていきたいと思ってます!」

 

合宿参加17名

比江島慎 (SG /191cm /宇都宮ブレックス)
永吉佑也 (PF /198cm /ライジングゼファー福岡)
須田侑太郎 (SG /190cm /名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
富樫勇樹 (PG /167cm /千葉ジェッツ)
原修太 (SF /187cm /千葉ジェッツ)
ジョシュ・ホーキンソン (C/PF /208cm /信州ブレイブウォリアーズ)
馬場雄大 (SG /195cm /-)
吉井裕鷹 (SF /196cm /アルバルク東京)
川真田紘也 (C /204cm /滋賀レイクス)
テーブス海 (PG /188㎝ /滋賀レイクス)
渡邉飛勇 (C /207cm /琉球ゴールデンキングス)
西田優大 (SG /190cm /シーホース三河)
井上宗一郎 (PF / 201cm / サンロッカーズ渋谷)
富永啓生 (SG /188cm /ネブラスカ大学)
河村勇輝 (PG /172cm /横浜ビー・コルセアーズ)
金近廉 (SF /196cm /千葉ジェッツ)
ジェイコブス晶 (SG /203cm /NBAグローバルアカデミー)

平 均 (Average) 193.0cm、 25.6歳

 

日本代表試合スケジュール

◉国際強化試合 静岡大会
7月8日(土)15:00 tipoff 9日(日)14:00tipoff
浜松アリーナ
日本 vs チャイニーズ・タイペイ

◉韓国遠征
7月20日(木)〜24日(月)
ソウル

◉国際強化試合 太田大会
8月2日(水)19:00 tipoff、4日(金)19:00 tipoff
オープンハウスアリーナ太田
日本 vs ニュージーランド

◉国際強化試合 東京大会
有明アリーナ
8月15日(火) 19:00 tipoff 日本 vs アンゴラ
17日(木) 19:00 tipoff 日本 vs フランス
19日(土) 15:00 tipoff 日本 vs スロベニア

◉FIBAバスケットボールワールドカップ2023
8月25日(金)〜9月10日(日)
沖縄グループステージ :沖縄アリーナ(日本)
決勝ステージ;マニラ・フィリピン

日本戦スケジュール
8月25日 (金) 21:10 tipoff 日本 vs ドイツ
8月27日 (日) 21:10 tipoff 日本 vs フィンランド
8月29日 (火) 20:10 tipoff 日本 vs オーストラリア

 

日本代表
Jbasket

Jbasketライター

-バスケットボール 専門メディア

twitter : @jbasket_web
Instagram : @ jbasket_web