8月25日から開幕しているFIBAワールドカップは史上初の3カ国、マニラ、ジャカルタ、沖縄で同時開催している。
日本はグループEに入っていて、死のグループと呼ばれ、世界ランキング3位のオーストラリア、ヨーロッパ強豪のドイツ、フィンランドと同じグループになる。上位2チームが決勝トーナメントに行くことが出来る。
また日本は、パリオリンピック2024出場もかかっていて、今大会アジア1位を獲得してパリオリンピック出場を決める事も目標にしている。
そして日本は25日にドイツ戦で負けを喫したが、迎えた27日にフィンランドと対戦して、4Qに逆転してヨーロッパからの初勝利に沸いた。
また8/27終了時点でのアジアの成績はこちら
また日本のパリオリンピック出場には、アジア1位が必須になる。
各国状況
①日本🇯🇵 1勝1敗 (得失点差-8)
②フィリピン🇵🇭 0勝2敗 (-16)
③レバノン🇱🇧 0勝2敗 (-94)
④ヨルダン🇯🇴 0勝1敗 (-21)
⑤イラン🇮🇷 0勝1敗 (-41)
⑥中国🇨🇳 0勝1敗 (-42)
8/27フィンランド戦はこちらから
参照:
トム・ホーバスHC
「オフェンスバランスが必要で、3ポイント、ペイントアタック、フリースローで今日フリースロー凄かったですよ。34本打ちました。
今日のオフェンスバランスは最高です(FT27/34 79.4%)。フリースローが入らなかったからペイントにドライブできないけど、富永、河村があつくなって、そこからペイントが空いてジョシュのスリップとか色々出来た。比江島も本当にいい仕事してくれました。オフェンスバランス良ければ相手にプレッシャーかけられる。次もそういうバスケットやりたいです。
オーストラリアは凄く強いから、難しいかもしれないけど、私達は信じてます」
渡邊雄太
「今日最後残り5分くらいでコートに戻りましたが、この後足がぶっ壊れてもいいと思いながらコートに立ちました。
気持ちを持ってみんなここに来たので、まだパリオリンピックが決まった訳じゃないのでまだこれで満足は出来ないですけど、
ゲームが終わった後、僕に(河村勇輝が)”引退はさせないですよ”と力強い言葉をもらって頼もしいです笑。
あのチームに勝つには激しいDFでオールコートでプレッシャーかけて3ポイント打つバスケットしかないので、綺麗なバスケットしたらいい勝負は出来ても勝ち切るまではいかないので、勝ててよかったです。
この勝利は本当に大きな1勝なんですけど、まだまだ僕達はこれからなので、次オーストラリアに勝てばパリに大きく近づくので、まだまだ目指す所はあるので、次のオーストラリアも絶対勝ちます」
富樫勇樹
「ヨーロッパのチームに国際大会で勝つのは簡単な事ではないですし、これは日本のバスケットには大きな事で、これから、もう1つオーストラリアに向けてしっかり準備して戦いたいと思います。15点差になった時に誰一人諦めてる選手はいなかったですし、3ポイント1本2本ときて1桁になったら、1分2分でひっくり返す自信があるので、中々追いつかない時間帯があったのですがしっかり我慢出来た事が大きかったです。
2か月間どのチームよりも早く合宿やってきてますのでスピード、体力、ローテーションと4Qでも勝ちたいという思いで足が動いていました。
12人だけではなく今まで代表に関わってくれたみんな、色んな人のサポートもあって、上手くいかない経験を経てこの1勝があると思います。これからもう一つ上に行けるようにプレーしていきたいです」
比江島慎
14分24秒出場 17得点(3P2/2) 3AST
J:本当におめでとうございます
試合終わってどう感じましたか
「いや、、.
最高です、、最高です、、最高です」
馬場雄大
J:試合が終わった瞬間思った事は何ですか
(声を震わせて)
「言葉にならなかったです、はい。途中18点ビハインドになって、また上手くいかないな思って、でも本当に勝ったあの瞬間は最後の最後までアリーナの皆さん、画面の前の皆さんのサポートがあったからこそなので僕たちだけの勝利ではないです。本当に日本の勝利だと思います」
J:今大会に至るまで「信じる」キーワードになっていましたが厳しい所からどのように移り変わっていきましたか
「いやーー、、、本当に負けるのは僕達だけにしましょうって次の世代は勝つ事が当たり前にして行く世代だと思うのでここから歴史を作っていきたい。信じる事が出来たからこそ40分間戦う事ができたのでトムの言葉を胸に刻んでプレーしてました。
得点を取るだけが全てではないので、守備で守る事、何か自分が力になる事はないかと思って奮い立たせてました」
富永啓生
「本当に嬉しいです。今までの人生で1番嬉しいです。3ポイントは打ち続けるだけなので、チームメイトもスクリーンかけてくれて、自分をノーマークにしてくれてよかったです。シュートは自分の役割、このチームにいる理由でもあるので、今日決められて良かったです。皆さんの応援なくして勝てない勝利でした。
今日はOFどうこうというよりは、まずDFから入る事を意識してて、DFでチームに勢いを乗せられた事が凄く良かったです。今日はいつも以上にDFにフォーカスしてやってました。
若いエネルギーでチームを勝利に導けたのは嬉しかったですし、これからのバスケット人生で成長出来る1試合になったと思います」
河村勇輝
J:後半打ち続ける事でどう感じてプレーしてましたか
「迷いは全くなかったですね。ただただリングを見続けた結果だと思います。あの3ポイント打てたのも前半にペイントアタックした事で!それがある事を思わせたことだけでも後半打ち続けられる状態を作る事ご出来たので、10分間だけでなく40分間通して作りあげる事が出来たと思います」
「通用した部分、日本代表での役割ご明確になったのかなと思います。ペイントアタックしてアシストを供給する事、ズレがつくれなくてもボールをリングに押し込むだけでOF流れが変わってくるので、今後のキャリアでペイントアタックが強みになると思います。この会場にあるファンの皆さん、画面越しで応援くれていた皆様が僕たちに力を押してくれました」
トム・ホーバスHC
2 富樫勇樹 (PG / 167cm / 千葉ジェッツ)
5 河村勇輝 (PG / 172cm / 横浜ビー・コルセアーズ)
6 比江島慎 (SG / 191cm / 宇都宮ブレックス)
12 渡邊雄太 (SF / 206cm / フェニックス・サンズ)
18 馬場雄大 (SG / 195cm / -)
19 西田優大 (SG / 190cm / シーホース三河)
24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / サンロッカーズ渋谷)
30 富永啓生 (SG / 188cm / ネブラスカ大学)
31 原修太 (SF / 187cm / 千葉ジェッツ)
75 井上宗一郎 (PF / 201cm / 越谷アルファーズ)
91 吉井裕鷹 (SF / 196cm / アルバルク東京)
99 川真田紘也 (C / 204cm / 滋賀レイクス)
Game3
8月29日 (火)
日本🇯🇵 vs 🇦🇺オーストラリア
20:10 TIP OFF
放送
19:54 テレビ朝日系(生中継)一部地域を除く
配信
DAZN、TVer (生配信)
変更等は要確認