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【女子日本代表】恩塚亨氏 女子日本代表HCから東京医療保健大の監督に就任「この経験を活かして、世界で活躍できる人材育成を目指します」

【女子日本代表】恩塚亨氏 女子日本代表HCから東京医療保健大の監督に就任「この経験を活かして、世界で活躍できる人材育成を目指します」

パリ五輪2024女子バスケットボール日本代表のヘッドコーチを務めていた恩塚亨氏。10月4日東京医療保健大学が女子バスケットボール部の監督就任の発表をした。3年ぶりの復帰となる。

恩塚氏は渋谷教育学園幕張中学校・高等学校で教員から2006年に東京医療保健大学の女子バスケットボール部を創設し、2011年同校バスケ部をインカレ日本一に導き、その後2021年にはインカレ5連覇の偉業を達成する。
2017-2021年女子日本代表チームでアシスタントコーチとして、トム・ホーバスヘッドコーチの下で東京オリンピックで銀メダルに貢献。トム・ホーバスヘッドコーチが男子日本代表ヘッドコーチに就任後に、2021年9月女子日本代表ヘッドコーチに就任してチームを牽引してきた。パリ五輪出場へ向けて世界最終予選を勝ち抜き、パリ五輪2024出場を決める。パリ五輪では、女子日本代表は予選で敗退して終える。そして、今回2024年10月から東京医療保健大学女子バスケットボール部監督に就任が決まった。

銀メダルを獲得した東京オリンピック後から各国から追われる立場になった日本代表、恩塚バスケが掲げた“走り勝つシューター軍団”、選ばれた12人と戦い抜いた。
日本らしいバスケット、速さや3ポイントをもっと遂行していきたかったが、相手国のフィジカルの強さや高さを打開できなかった。
戦術や選手起用には、たくさんの色んな意見があった。新しい女子日本代表を作って行くことしかないが、恩塚氏は退任することになった。3年振りに東京医療保健大学女子バスケットボール部監督に就任して、ここから新たにどんなバスケットを見せてくれるかに注目が集まる。

東京医療保健大学公式サイトで恩塚氏のコメントが掲載された。

「志ある学生が『なりたい自分』になれるように貢献したい、と使命感を持って戻って参りました。この3年間、全身全霊をかけて世界に挑戦し、オリンピックを通して得た素晴らしい経験と学びを得ることができました。この経験を活かして、世界で活躍できる人材育成を目指します。
また、未来ある選手がまだ気がつけていない本当の力を引き出すことに挑戦したいと思っています。そして、この挑戦を通して、選手の人生の軌道が変わっていく喜びを共に感じながら成長していきたいと考えています。女子代表チームをあたたかく応援して頂いたバスケ界への恩返しの気持ちも込めて、この挑戦に臨みます。
私たちの活動に興味のある『本気の方』はいつでもご連絡ください。いつからでも、何度でも、なりたい自分への挑戦を応援し続けます。
『やってみよう!』」

 

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