アジアカップ2025予選window2グアム戦を前にグアム大学にて公開練習が行われた。そこで最も注目選手である、新キャプテン比江島慎は、日本代表への参加をこのwindow2で最後にしたいとコメントをしていた。その中でモンゴル戦では、チームを引っ張って18得点 5Reb 3ASTと試合開始からチームに勢いをもたらせて勝利に貢献した。試合後のインタビューで比江島は「もちろんキャプテンとしていろんな責任感を感じながら、いろんな感情があった中で1試合やりました。キャプテンとしてしっかり勝てて良かった」とコメントした。
このWindow2のグアム戦前日公開練習にて改めて比江島キャプテンに日本代表への想いを聞いた。
比江島慎へインタビュー
Q:渡辺雄太選手がモンゴル戦に比江島選手のユニフォームを着て応援にいましたね!
「来るかも?!みたいな事は聞いていて、でも、まあまあ、本当にに来て、しかも僕のユニを着ても来て(笑顔)、本当に来てくれると思ってなかったので、やっぱり変な緊張感がありました。自分の中で一応キャプテンとしていなければといけないと思ってて、でもちょっと緊張ほぐれたので良かったです」。
Q:富樫選手は渡邉選手が来た理由の半分以上は比江島選手を引き止めに..と
「いつもそう言ってくれるんで、はい」(笑)
Q:明日って、どういう気持ちで挑みますか
「どうなんでしょうね。いや、今の時点では最後になるかもなとか、いろんなことを振り返りながらしみじみと僕はしてるんですけど、多分試合になったら多分そんな余裕も多分ないと思うんで、もう、本気で行きたと思いますけど」。
J :確認なんですけど、やっぱり比江島選手はもう最後と思っていますか
「思ってます。何が起こるかわかんないっていう(笑顔)いや、でも、もう僕は最後にしたいなと思います」。
「今はボールハンドラーや、1対1で切り崩せる選手が、もうポイントガードにしろ2、3番にしろ、そういった選手がだいぶ増えて、そういった意味でも、すごいレベルが上がってると思うし、逆になんかみんな堂々としてプレーしていて、前の状況とは全然違うっていう意味でも。もちろんね、まだまだ僕も若手に負ける気はしないですけど、でも、そういった選手がもっともっと出てきてくれたらいいなとは思うんですけどっていう意味でも最後かなと」。
J : 怪我人も多い中でキャプテンとしてチームを引っ張っていて、楽しみや、モチベーションなど日本を背負ってどうですか
「いやいや、正直ちょっと、プレッシャーって事もあるんですけど」(笑顔)
でもね、なかなかない機会ですし、そこもなんか楽しみながらじゃないですけど、自分なりのキャプテンとしても、 最後になるかもしれないこの状況の中で、貴重な経験させてもらったと思ってるんで。もちろんまだ、雄太(渡邉)とか勇樹(富樫)とか、そういうキャプテンみたいな事はあまりできてはないと思うんすけど、でも自分の持ってるスキルとか経験値とかを試合で見せながら “代表とはこういうもんだよ” っていうことを感じ取ってもらえればなという思いあります」。
インタビューを終えてからも笑顔で対応してくれた比江島キャプテン。このグアム戦が代表活動で本当に最後になるかもしれない。それを考えると寂しい気持ちになるが、長きに渡って日本を背負ってきてくれた比江島キャプテンのプレーは絶対に見逃せない。
#0 大浦 颯太 (PG / 182cm / 26歳 / 三遠)
#2 富樫 勇樹 (PG / 167cm / 31歳 / 千葉J)
#6 比江島 慎 (SG / 191cm / 34歳 / 宇都宮)
#16 中村 拓人 (PG / 184cm / 23歳 / 広島)
#19 西田 優大 (SG / 190cm / 25歳 / 三河)
#21 山崎 稜 (SG / 183cm / 32歳 / 広島)
#24 ジョシュ・ホーキンソン (C・PF / 208cm / 29歳 / SR渋谷)
#33 佐々木 隆成 (PG / 180cm / 28歳 / 三遠)
#34 渡邉 飛勇 (C / 207cm / 25歳 / 信州)
#42 渡邉 伶音 (C / 204cm / 18歳 / 福大大濠高)
#91 吉井 裕鷹 (SF / 196cm / 26歳 / 三遠ネ)
#99 川真田 紘也 (C / 204cm / 26歳 / 長崎)
◉Window2 アウェーゲーム
2024年11月24日(日) 14:00 tipoff
@ University of Guam Calvo Field House(グアム)
男子日本代表 (21位) vs 男子グアム代表 (80位)
放送
2024年11月24日 (日) 13:55〜 BS 朝日にて生放送
配信
2024年11月24日 (日) DAZN および ABEMA にて生配信