Bリーグ

【Bリーグ】北関東ダービー 東地区首位の宇都宮が茨城を圧倒 / 比江島が15得点でチームを牽引 なんとか勝利を重ねたい茨城

【Bリーグ】北関東ダービー 東地区首位の宇都宮が茨城を圧倒 / 比江島が15得点でチームを牽引 なんとか勝利を重ねたい茨城

今シーズン2度目の茨城対宇都宮の北関東ダービー。ここまで8勝と苦しみ東地区7位と苦戦する茨城がホームで27勝と強さを見せつけ首位を走る宇都宮との対戦。

2/1(SAT) Game1 アダストリアみとアリーナ
茨城ロボッツ 64-89 宇都宮ブレックス
1Q 14-18
2Q 15-19
3Q 13-25
4Q 22-27

<宇都宮>
#25 D.J.・ニュービル 16得点(3P5/6)
#6 比江島慎 15得点 6AST
#34 グランド・ジェレット 13得点
#42 アイザック・フォトゥ 11得点

<茨城>
#0 ロバート・フランクス 13得点
#13 中村功平 12得点
#21 エリック・ジェイコブセン 11得点 7Reb
#20 ジェハイヴ・フロイド 11Reb 8得点

1Q、宇都宮の得点から始まるも茨城がすぐに逆転し、最初の5分間は一進一退の攻防となる。5分を切ってから、宇都宮がジェレットの3ポイントをきっかけに、一気に8点差まで広げる。茨城も離されまいと、途中から入ったモサクがアウトサイドとインサイドから2連続で得点し、3点差に詰める。その後も両チームともに得点を挙げて、第1Qを4点差で終える。2Q、ここも宇都宮が比江島の得点で開始。すぐにフランクスが返すも、再び比江島が決めるなど宇都宮が点差をつける。茨城が約2分間得点できない中、宇都宮がニュービルのペイントアタックと、フォトゥのアウトサイドからの得点で一気に11点差と二桁得点差をつける。それでも茨城もフランクスが2連続でペイントアタックからの得点、ジェイコブセンのスリーポイントなどで再び4点差まで詰める展開となる。差を詰められた宇都宮だが、茨城のペイントアタックでの得点に対して、ニュービルが3ポイントを2本成功させ、37-29と8点差に広げて前半を終えた。8点ビハインドに抑え、後半巻き返して逆転したい茨城と、後半も強さを見せさらに差を広げたい宇都宮、

3Q、茨城の得点で開始するも、ここでも比江島が3ポイントをしっかり決める。さらにニュービルにも3ポイントが出て、点差を広げるが茨城も遠藤の3ポイントで応戦しなんとか食らいつく。5分を切った頃からは、茨城は平尾の3ポイントをきっかけに、ジェイコブセンにも3ポイントが出て、対する宇都宮も高島とニュービルの3ポイントが決まるなどお互いに3ポイントの打ち合いとなる。しかし、そのあとは、宇都宮のディフェンスに苦戦し得点できず、逆に宇都宮が9点のランをし、一気に20点差まで広げる。

4Q、宇都宮は石川や小川といった若手を積極的に起用。小川はペイントアタックを2本しっかりと決め、また石川も攻撃の流れからフリーでボールを受け3ポイントをきっちり決めた。茨城もこのクオーターから入った駒沢が難しい態勢からのディープスリーを決めるなど結果を見せたが、宇都宮が鵤などのベテラン勢もしっかり得点するなど、後半は最後まで茨城を圧倒する結果となった。

 

試合後コメント

ジーコ・コロネルAC(宇都宮)
「最初に、今日の試合で最後までチャレンジを与えてくれた茨城に感謝したい。ずっと接戦の状況が続いていて、自分たちに流れがを持ってくるためにずっと堅実なパフォーマンスをして、いいパフォーマンスをし続けないと最後の展開にはならなかった。どの選手も能力のある選手なので、最後までしっかりやった結果がこの点差につながったので良かったと思う」。

 

比江島慎(宇都宮) 公式
「大きな怪我が無く、プレーできていることに感謝したい。これからもチームのために得点して、勝利に貢献したい。
#10 竹内選手は本当に合わせが上手い選手。アシストは、自分の武器の一つでもあるので、アシストも伸ばしていきたい」。

 

小川敦也(宇都宮) 公式
「自分が中に切れ込んで、アシストができたことは良かったと思う。ケビンから『自信を持ってプレーしろ』と言われてきたので、DJやマコさんの代わりに出場することが多いと思うので、自信を持ってプレーしていきたい」。

 

クリス・ホルムHC(茨城)
「前半は、スタートからしっかり得点力の高いチームに対して、この点差で終われたところは良かった。自分たちもチームとして75点以下に抑えていくことを毎試合やっていくというゴールを作った中で、しっかりターゲットに入った中でハーフタイムを折り返せたことは良かった。第3Qも最初の5分は良かったと思う。そのあとの5分間で彼らが自分たちのオフェンスのところでストレスが溜まってしまってそこからディフェンスに影響して得点を重ねられてしまった。
ただし、それ以外のところは全く問題なく、前半と同じエフォートを出してプレーをして第3Qでやられてしまったところをクリアに出来れば明日もチャンスは生まれると思う。

J:今日はターンオーバーが18だったが、相手のプレッシャーやスティールよりも、自分たちのパスの連携ミスが多かったように感じたが、何が要因だったか?

「前半は、ポケットピックつくりからのポケットパスも入ってそこからプレー出来たが、後半のところでどうしてもインサイドアウト出来るところを、そこからさらにインサイドを通してのパスを見すぎてしまって、そこから無理なパスをして生まれたパスミスもあると思う。そこが多かったので、明日はクリーンアップしてしっかりとできるようにしたい」。

中村功平選手(茨城)
「自分たちが勝つ試合では、相手を75点で抑えているゲームが多いので、そこを目指して40分やろうと話して試合に入った。前半はリードされる展開だったが、相手の得点のところはプラン通りにいけていた。それでも、前半の中でも抑えられたところもあったし、後半に入って相手の強度の高いディフェンスを食らい、自分たちのオフェンスがだめで、それがディフェンスにも伝染してしまった。後半の20分はこのディフェンスが崩れてしまったので、明日の試合は40分間。今日の前半のような試合を出来るように修正したい」。

 

遠藤善選手(茨城)
「前半は、ブレックスとしっかり戦えていたと思うが、後半スリーポイントをたくさんやられたり、自分たちのターンオーバーで結果的にほとんど50%でスリーポイントを決められていたので、ディフェンスの強度を上げていかなくてはと感じた」。

Bリーグ
Jbasket

Jbasketライター

-バスケットボール 専門メディア

twitter : @jbasket_web
Instagram : @ jbasket_web