FINALS GAME2
5/25(SUN) 横浜アリーナ 13,273人
宇都宮 75-87 琉球
1Q 20-21
2Q 23-14
3Q 21-28
4Q 11-24
<琉球>
ヴィック・ロー 19得点 7リバウンド
荒川颯 13得点 (3P3/5)
ジャック・クーリー 13得点 10リバウンド
脇真大 12得点 8アシスト
ケヴェ・アルマ 10リバウンド 8得点
<宇都宮>
D.J・ニュービル 21得点 7リバウンド 7アシスト
グラント・ジェレット 14得点 4リバウンド
ギャビン・エドワーズ 11得点 5リバウンド
遠藤裕亮 9得点/比江島慎 8得点3アシスト
ロー、荒川、クーリー、脇が2桁得点で琉球の底力を魅せた
ゲーム入りは、琉球が強いインサイドを使ってクーリーとカークで得点を重ねるが、宇都宮もニュービルと比江島がアタックしていき、ニュービルが3ポイントを決める、このクォーターニュービルがいきなり止まらない。
対して琉球は、小野寺とカークでピックからようやく3ポイントを決めていき、脇もフォトゥに対してペイントでバックからレイアップを決めて琉球を牽引し、平良がコーナーから3ポイントを沈めてあっという間の1Qは21-20と琉球がリードする。
琉球は流れを掴んでいくが、荒川の比江島へのアンスポーツマンライツファウルから、宇都宮が流れを取り戻し、ルーズボール、リバウンドとハッスルして流れを呼び戻してニュービル、小川敦也が3ポイントをスペースが少しでも空けば打ち抜きリードを広げる。
リバウンドを強みとしている琉球に前半宇都宮が互角にリバウンドを戦った。3ポイントは宇都宮が上回った分リードして前半を折り返す。
後半に入って、ローと松脇が早めに3ポイントを沈めて3点差に一気に追い上げる。タイムアウト後にエドワーズは3ポイント、クーリーはインサイド、比江島と脇はインサイドとお互い中心選手がしっかり決めていく。インサイドの強みを出してローのダンクで遂に同点にする。その後はポゼッション毎に得点して一進一退を繰り返し、64-63宇都宮リードで最終へ。
お互いにインサイドでの攻防になり、宇都宮がリードすると、荒川が渾身の3ポイントを決め切って1点差にしてタイムアウト。リードする宇都宮にまたしても荒川が3ポイントを決めて同点へ。そしてローの3ポイントで遂に逆転する琉球は、さらにルーキー脇のドライブや、エースのローが決める。ローは後半で17得点を挙げ、一気に宇都宮を逆転して突き放して負けられないGAME2を勝利した。琉球の強さがブースターと共に爆発した。
お互い1勝1敗となり、今シーズンのチャンピオンへの決戦は27日の第3戦に持ち越されることになった。
GAME3 5月27日(火) 横浜アリーナ 19:05 TIP-OFF
<放送>
NHK BS(生中継)、J SPORTS(生中継予定)
<配信>
バスケットLIVE、J SPORTSオンデマンド、U-NEXT、バスケットLIVE for Prime Video 、DAZN(全試合ライブ配信)
桶谷大HC
「昨日自分たちはずっと劣勢でバスケットしていて、彼らは10点ぐらいずっとリードで、3ポイントもそういう状態やったら入るし、フリースローも入るし、でも、本来接戦になったらそこまで、やっぱりあの数字は嘘つかないって思ってたんで、やっぱり接戦に持っていけば自分たちは勝利あると思ってたんで。
CSセミファイナル、ファイナルと、昨日も小川くんがXファクターになったり、今日は荒川がXファクターになったり、わからないですよ。
僕らはコントロールできることしかコントロールできなくて。でも、やり続けた時に「運」が出てくると思うんで、覚悟って言ったらあれなんですかもしれないですけど、なるようにしかならないし、結局は自分たちがやるべきことをやるっていう、そういうマインドでいます」。
琉球とブースターの一体感が出た試合について
「ちょっと偉そうに話していいですか。
それこそ佐々が言ってたんですけど、やっぱりね、4年連続ファイナル来てるっていうところ、三遠戦も1試合負けて、昨日「本当にファイナル?」という感じでやっちゃってたんじゃないかな。正直僕らは感じちゃってて、僕らもエナジーがなかったもんなっていう、チームもエナジーがなかったかなって。もちろんファンの人も「あれ、ブレックスに負けてるな」って思ってたんで、逆に今日ぐらい3戦目にちゃんと出してくれたら。はい。ちょっと偉そうですね、すみません。
でも、キングスってそういうことやんね。
僕らはアンダードッグなんで、だからこそ、みんなで声出して、また熱い試合を3戦目でしたいなと思います」。
脇真大
「ハーフタイムで、佐々さんも結構いろんなこと言ってくださったので。
8点差だったので、”まだ全然いけるぞ”っていう声かけをしてもらって、全員がまた最初からしっかり出だしから入れたので、しっかりみんながトーンセットができたのでそこは良かったなと思ってます。
逆転に繋がるペイントアタックについて
「宇都宮のエドワーズ 選手がハードショーディフェンスに来るってわかったので、ちょっと1回自分もストップしてみようと思って。その時に自分がクロスオーバーした瞬間に自分のレーンが見えたので、そこは狙えると思いましたし、ああいう同点のゲームの時に、やっぱビッグショットを決めることは、僕は結構好きなので、そこは自分も強気でプレイしましたし、そこからの流れがチームの流れが変わって本当に良かったなと思ってます」。
ジャック・クーリー
「ハーフタイムで佐々コーチが非常にパッションを出してくれて、自分たちがそれによってエナジーを出せましたし、コーチ陣も自分たちと同じぐらいハードワークしてるので、自分たち85試合目ぐらいになると思うんですけど、自分たちが今までやってきたことを出せて後半に挑めたのがこの結果に繋がったと思います。
キングスには非常に素晴らしいコーチ陣がいますし、コーチ陣が言ったことを自分たち選手がしっかり聞いて、コート上で表現できているのが修正力に繋がってると思います。結局ここまで来るとどっちの方が勝ちたいかっていうところは非常に重要になってくると思うので、そういう意味でコーチ陣の強みっていう部分と選手の自分が掛け合わさったキングスの力だと思います」。
小野寺祥太
「昨日の試合と変わって、今日はしっかり3ポイントの部分をしっかり守れたのかなと思います。要所要所で少し決められた部分はあったんですけど、チームとして我慢した結果、最後10点の差が開いたのかなと感じています」。
ディフェンスについて
「ニュービル選手にマッチアップを変えたのは、前からしっかり当たることによって体力も消耗しますし、気持ちよくボール運びができなくするようにやっていました」。
荒川颯選手について
「彼はやればできる選手なので、ほんとに僕も最後の残り5秒の時にも預けましたし、ほんとに僕も信用してるので、リバウンドも強いっていう部分もあって、シュート力もあるので、思い切って打ってくれました」。
荒川颯
「自分を信じてきてよかった」
J:今シーズンやってきたこと Gam2で打ち切って行きましたね
「いつも準備してきたことがここで出せて良かったです。なので、すごく嬉しいとかそういう気持ちではなくて、今までやってきたことがコートで出せたことが本当に良かったです。
昨日のGAME1では、自分がチャンスを待ってしまったというところもあって、試合の入りからしっかりチャレンジすること、ボールをしっかり回してチャンスを待って集中しましたし、僕のリズムで仕事ができました。
なかなかシュートが入らなくても、相手のディフェンスがハードに来なくても、打ち切って決められたことは、今までのことが繋がってよかったですし、自分を信じてきてよかったです」。
J:今シーズン後1試合となりました、早いですか
「今シーズンは早かったですね。GAME3でシーズン終わりなのでいつも熱く応援してくれているファンブースターに感謝して頑張りたいと思っています」。