天皇杯を連覇した川崎は7連勝なるか、新たな選手も加入してした名古屋Dは終盤地区優勝を目指す、両チームの戦いは粘り合って最後までもつれる展開になる。
3/26(土)川崎市とどろきアリーナ
川崎 84-89 名古屋D
1Q 18-23
2Q 21-23
3Q 30-20
4Q 15-23
<名古屋D>
コティ・クラーク 16得点
レイ・パークスジュニア 15得点
スコット・エサトン 14得点 18リバウンド
齋藤拓実 12得点
張本天傑 10得点
<川崎>
マット・ジャニング 21得点
藤井祐眞 20得点
ニック・ファジーカス 16得点 11リバウンド
齋藤と藤井のマッチアップ、張本とヒースのインサイドでのマッチアップに見応えありで、名古屋張本が2本スリーポイント決めてリードすれば、川崎前田も入れ返す。1Qから名古屋のディフェンスの強度が上がってシュートを打たせず、移籍したオヴィ・ソコがドライブから交わしてレイアップで決めて名古屋の流れにする。23-18名古屋Dリードで1Q終える。
名古屋はオフェンスリバウンドを継続して取り、打ち続けインサイドにつながり得点して2ケタ得点差にして徐々に名古屋の流れになっていく。
川崎は藤井はスリーポイントを決めていき、点差はあるが名古屋のペースにはさせない。2Q終盤、藤井のスピンムーブからレイアップで勢いつけ、名古屋からスティールしてジャニングがファウルもらうがフリースロー決めきれず46-39名古屋リードで折り返す。
後半は両チームのスリーポイントの入れ合いで川崎はジャニング、藤井、名古屋はクラーク、レイ・パークスJrが決める。
オヴィ・ソコの速攻からダンク、ニックはバスカンとインサイドとアウトサイドで得点する。
とうとう6分過ぎて川崎は同点に追いつき、ニックで逆転する。名古屋も激しい川崎のディフェンスを掻い潜ってリバウンドに絡み、ファウルをもらい再逆転する。川崎が篠山から増田へ、ペイントにパスしてシュート決めて69-66川崎リードで最終クォーターへ。
シュートの一本一本が大事になってくる中、スペースを作ってしっかり打ち切って決め切るか
のクォーターは、名古屋はズレを作って狙っていく。川崎はオフェンスリバウンドでニックが踏ん張り、ファウルをもらって得点する。
名古屋はターンオーバーから立て直していき残り5分を切って同点にして追いつく。名古屋のディフェンスはスイッチングが速く川崎の選手はシュート決めきれずの中、名古屋は齋藤が値千金のスリーポイント、レイ・パークスJrの速攻で一気に得点して3分切って9点差にする。
川崎はディフェンスからスティール取って連続得点で5点差にする。
まさに、クラッチタイムでの攻防でアリーナは盛り上がる。
1分きって6点差リード守った川崎だったが、シュートが決まらずで拮抗した試合は名古屋が粘り勝利。CSに向けて強い名古屋を見せた。
張本選手らしいコメントをもらった。
張本天傑(名古屋D)
今回は川崎さんが天皇杯優勝した後、僕らはチャレンジャーとして試合に臨んで前半は自分達のバスケが出来た。ビックラインナップにも対応できたが残念ながら3Qは相手の流れになって点を取られたのが、チームの修正点で、4Qは最後まで我慢出来た事が勝てた要因で明日もしっかり自分達のバスケが出来る様に頑張ります。
信州戦からシュートタッチも良くて、今日は相手のビックラインナップにもディフェンスからミスマッチにしっかり対応出来た。そこが自分の仕事だと思っているので全う出来て良かった。
まずは地区優勝目指して頑張っていく事、CSに出場する事をチームはシーズン最初からやってきたのでしっかり結果をフォーカスして頑張って行きたい。
個人的には、ここからの目標は減量もしたいです。シーズン最初に怪我人が出てやむを得ず4番ポジションをやって、そこで増量してしまって4番使用の身体にやってしまった。笑
コロナも挟んでキレが中々なくてずっと肉弾戦やってきました。最近は3番ポジションの出場時間が増えてるので、フォワード陣の身体に戻していけるように頑張っていきたい。個人的には食いしん坊なので、中々難しくて食べてしまうのですが目標はソコですね。笑
齋藤拓実(名古屋D)
東地区上位チームということもあり、簡単な試合にならないのは予想していました。特に、第3Qで30点の失点を許してしまったことは、チームの課題として明日は修正しなければならないです。ただ、第4Qで失点を抑えながら自分たちのペースでオフェンスを展開できたことは良かったと思います。
明日も難しい試合にはなると思いますが、練習でやってきたことができればまた勝ち切れると思うので、引き続き頑張ります。
ショーン・デニスHC(名古屋D)
良いディフェンスをやらないといけないと試合に入りました。3Q以外はそれが出来た。明日はそこを修正しなければいけない。過去3試合オフェンスが徹底出来ていなかったが今日はそこが出来た。特に4Q良かった。後はファウルの部分を考えていかないといけない。
藤井祐眞(川崎)
アウェイ2戦勝ってホームでなんとしても勝ちたかったですが、出だしスリーポイントを決められてしまったが3Qから立て直して、4Q残り5分くらいから相手のチェンジングディフェンスで得点が止まって、走られてしまった。そこは修正点で明日へ繋ぎたい。
最後の場面はしっかり止まる事が出来てれば状況判断出来たと思うけどアタックする事でズレは出来ていたし今日の試合そこからいい展開は作れていたので積極性は変わらず、最後ファウルも貰いにいったけど少し強引だった。もっと良いシュートを打ちたい。
佐藤HC(川崎)
「悔しいです。前半相手のプレッシャーでボール運びの所でオフェンスが作れない場面があった。後半アジャスト出来た所もあったが相手に走られ簡単に点を取られた。ファーストブレイクとセカンドチャンスで30点取られた所はチームとして徹底して明日はやり返したいと思います」