3/30(水)三遠と島根は以前の代替試合になった為、週末の試合から3試合連続の対戦となる。
前節では、島根が2連勝をしているので同カード3連敗は免れたい三遠はラベナを中心にプレーするが、松脇、津屋の若手たちがチームにパワーを注いで勝利出来るか。
また、島根は33勝10敗と琉球に次いで西地区2位、全体で4位と好成績で、チャンピオンシップでどこまで行けるか注目された。
3/30(水)豊橋市総合体育館
三遠 65-91 島根
1Q 16-25
2Q 15-27
3Q 20-18
4Q 14-21
<島根>
ニック・ケイ 19得点
ウィリアムスニカ 16得点 13リバウンド
ペリン・ビュフォード 16得点
白濱僚祐 12得点
金丸晃輔 10得点
安藤誓哉 10得点
<三遠>
マックス・ヒサタケ 20得点 20リバウンド
試合の入りが大事な三遠は、杉浦が得点をリードする。島根は白濱がこのクォーターフリーでスリーポイントを2本決める。この試合で12得点でチームに貢献。カーターを欠く三遠はヒサタケがインサイドを牽引する。その後は島根がスティールからニック・ケイがダイブ、またペイントからしっかり得点、そして9試合ぶりの復帰となる金丸がいきなりスリーポイント決めて流れを作る。
2Qに入っても島根はしっかりリバウンド取って速攻で得点する。なんとか離されないでついていきたい三遠は、ポールの展開が上手くいかず、タフショットやシュートのフィニッシュが決まらず、決めていきたい。一方島根はトランジッションからシュートを決め切り、52-31島根リードで折り返す。
後半に入って、島根はゾーンディフェンス、マンツーマンと仕掛けていき、ディフェンスから得点して点差が開いた前半の流れをそのままキープする。
三遠はこのクォーター踏ん張り、ヒサタケが得点、リバウンドと奮起して個人技を見せる、この試合20得点、20リバウンドのダブルダブルとチームを牽引する。また、スティールからフリーのラベナのスリーポイント決めて流れを持っていかせないようにする。島根は点差を持っているがディフェンスから立て直して修正する。
最終クォーターで松脇、ヒサタケで得点とディフェンスで三遠らしさを出す。
島根はビュフォード、ニック・ケイのピック&ロールで得点、アウトサイドから金丸が決めるという島根の強さを見せつけて流れを三遠に渡さず、点差をキープして勝利して7連勝。CSに向けてここから全開で行くことになる。一方三遠は8勝33敗と西地区最下位であるが、清水HC代行の試合後コメントにあるようにここから立て直しを計る。ファンもそれを待ち望んでいる。
安藤誓哉(島根)
「常にアグレッシブに攻める事を開幕当初から強い気持ちで思ってやっていて、それが一番大事だと思ってます。そして更に大事なのはマインドで、一瞬の油断はダメである程度の緊張感持って戦う事、どれだけチームメイト達と雰囲気をお互い感じられるか。もっとチームメイトとコミュニケーション取っていきたい。そして個人としていつもやっている事の徹底、ターンオーバーを減らすのを、みんなでやると流れが戻るのでそこを意識してやっていきたい。」
ポール・ヘレナHC(島根)
「本当に出だしも素晴らしく全体通しても最後まで良くて、3Qはちょっとやり返されてしまった所もあるけど、いい試合だっと思います。この2週間チームはずっと出っ放しだったけど、みんなで強い意志で乗り越えたことを誇りに思います。」
清水HC代行(三遠)
「プレーのクォリティを上げたいとハーフタイムで思いその為にプレーをシンプルにしていくしかない。チーム、選手のメンタルの所を一番気にしています。崩れると一気に崩れてしまって、メンタルのヤマを無くしていかないと非常に厳しい試合になると皆んなにも伝えました。をモチベーションにするかいう所を一人一人明確に持たないとモロさが伝染してゲームが決まってしまうと感じてます。そうならないように残りの試合をやっていかないといけない。自分のチャレンジでもあります。」
マックス・ヒサタケ(三遠)
「自分としてはエナジー出して、コミュニケーション取って臨みたいと思ってました。後半自分もステップアップして頑張ったんですけど、勝つには足りなかったので次に向けてベストを尽くすしかない。小さい事を大事にして、チームを鼓舞して、ポジティブな雰囲気をもたらす事が出来れば、それが私のいい仕事が出来たかどうかの目安になります。みんなで勝利するために一丸となって戦う事が出来るのが大事で、チームをリードしていきたい。」