7/1三遠ネオフェニックスは2022-23シーズンに向けて新体制を発表した。メディアも沢山集まり注目度が伺える事が出来、新しいチームに生まれ変わり、新なスタートを切った。
なによりも、大野篤史氏がBリーグが出来て6年間を率いた千葉ジェッツから三遠ネオフェニックスに活動の場を変えた。発表前からかなり騒がれていたが、この日を迎えられて気持ちの入った姿を見せてくれた。
そしてもう一つの目玉は、金丸晃輔だ。
島根へ移籍しCSへ導いた立役者が新加入となり
、新しい選手、スタッフ達の紹介がされ入場する会場の空気がかわり響めいた。
大野篤史新HC
「1日でも早く心を一つにして、チームとして戦っていけるように全力で務めさせて頂きます。
どういうバスケットするかよりもこのチームが置かれている立場、地域に貢献出来るチームになりたい。地域に愛されるチームにしていかなくてはいけない。何勝するとかはここでは言えないが、絶対に諦めない!一つでも多く皆様に喜んでもらえようにシチュエーションを作れるようにここにいるメンバーで頑張っていきたい。」
金丸晃輔
「移籍の決め手はチームが新しく生まれ変わること、それにチャレンジできる事、スリーポイントが持ち味なのでチームに貢献していきたいと思ってます。新体制でプレッシャーとあるけど楽しみに変えていければと思ってます。」
大宮宏正
「4年間大野HC、スタッフ達と一緒にやらせて頂いてて単純にお声かけ頂いて嬉しく来させて頂きました。僕が貢献出来ることは、プレー面だけではなくメンタル、人間関係の橋渡しが仕事です。もちろんプレーも頑張りたいと思ってます。それと3度ほど豊橋市に来てますが、新幹線ヒカリのダイヤ数の少なさに驚きましてそれを増やせるくらいのチームにしたい。」
最後はみんなを和ませてくれた。本当に素晴らしい選手。
#0 サーディ・ラベナ
#1 ヤンテ・メイテン
#4 アイゼイア・ヒックス
#5 カイル・コリンズワース
#8 太田 敦也
#14 金丸 晃輔
#15 根來 新之助
#23 半澤 凌太
#24 佐々木 隆成
#29 細川 一輝
#32 山内 盛久
#44 大宮 宏正
#77 土屋 アリスター時生
ラベナ、太田、半澤、山内は継続で以外は新規加入になる。
そして、ヤンテ・メイテン、アイゼイア・ヒックス、カイル・コリンズワースと新外国籍選手
、根來新之助、佐々木隆成、細川一輝、大宮宏正、土屋アリスター時生の新規入団にも注目したい。
今回、新生三遠ネオフェニックスを作り上げていく牛尾信介社長、秦アンディ英之GMにより、新たな理念、目標が掲げられた。理念を大切にする大野HCとも合致してこの地域に新しいカルチャーを作るべく、新チームの誕生になった。
「新しいフェニックスは今、真なる改革(チャレンジ)により不死鳥のごとく生まれ変わる。」
昨シーズンの結果は10勝48敗を、「なんとかしたいと思って、改革したいと思って始めました。」牛尾社長は、強化・地域・共育を掲げた。「世界の三遠ネオフェニックス」が羽ばたけるかを見て欲しいと思います。」と力強く語ってくれた。
(強化)
勝つ事、強いという事が最大のインパクト。
新しいネオフェニックスを見ていただきたい。
(地域)
学校訪問やクリニック活動
当たり前のようで中々遂行されない活動を三年地域と連携して強化していく。
(共育)
循環型の教育プログラムを整備
選手のセカンドキャリアや地方再生の観点からも重要な要素
そしてそのためにも、三遠はプレミア構想新B1で、アリーナ平均4000人、売上12億をクリアして、新B1に参入する。
またチームのモットーも発表された。
“全心全力”
失敗を恐れず高い目標に向かい、全てのことに対して心を込め、自身が持つ全ての力を出す。
また千葉ジェッツから、team大野のような形で活動の場を三遠に移して力を発揮することになった。日本では、この様なことは他のリーグでも稀有な事だと思うが、ここから時代と共に、アメリカのようなスタイルもどんどん出てくることになるだろう。
千葉から移籍したスタッフ
・大野 篤史HC
・前田 浩行AC
・大村 将基SDC(スキルデベロップコーチ)
・多田 我樹丸S&C(ストレングス&コンディショニングコーチ)
・池田 祐輔HAT(ヘッドアスレティックコーチ)
・木村 和希HVA(ヘッドビデオアナリスト)
・小川 凌VA(ビデオアナリスト)
・綾部 舞通訳
・河原田高広(MG)
「新生 三遠ネオフェニックス」の高い理想と理念がそこに向かって押し上げていけるし、バスケットが日本に大きく貢献、存在するためにはとてもそれが重要になってくる。そんな人達が集い新たなカルチャーを作り上げていくのがとても楽しみになる。