A東京が久しぶりにホームコートが代々木第一に帰ってきた。
開幕1勝1敗のA東京、2連勝の千葉の第2節の戦いは、代々木第一体育館で行われ、A東京がゲームを支配してGame1を勝利する。
10/7(金) 国立代々木第一体育館
A東京 78-66 千葉J
1Q 26-12
2Q 18-19
3Q 14-20
4Q 14-15
<A東京>
#53 アレックス・カーク 19得点
#11 セバスチャン・サイズ 17得点 13リバウンド
#1 ジャスティン・コブス 13得点
#75 小酒部泰暉 12得点
<千葉J>
#4 ヴィック・ロー 16得点
#2 富樫勇樹 15得点 4アシスト
#21 ギャビン・エドワーズ 15得点
スターターは東京は、#1ジャスティン・コブス、#22ライアン・ロシター、#24田中大貴、#53アレックス・カーク、#75小酒部泰暉
千葉は#2富樫勇樹、#4ヴィック・ロー、#33ジョン・ムーニー、#31原修太、#14佐藤卓磨
田中大貴のスリーポイントから入る。すくざま富樫勇樹のスリーポイントで返す。
A東京はピックからオープンに展開して得点と東京らしいプレーを出す。田中大貴、富樫勇樹とシュートを決め切っていくなか、千葉は交代も早くタイムシェアしていく。東京のディフェンスが千葉のオフェンスを潰していき、カークのバスカンで14-7リード広げ、ユーロバスケで優勝した、サイズも合流したばかりだが、インサイド、リバウンドと強く得点して2桁得点差になり、東京の流れで試合は進む。その後もサイズがスリーポイント、リバウンドから得点と強さを見せつける。26-12東京リードで1Q終える。
2Qもボールを展開してインサイドのフリーを作るA東京はいいリズムで流れを掴む、千葉は、ピックからオフェンスするが、リングから嫌われたり、リバウンドが取れず、いい流れを呼び込めず我慢の時間帯になる。
またここで、盟友富樫勇樹と藤永のマッチアップもあり見応えある。
千葉はディフェンスからターンオーバー誘い、インサイドから得点して追い上げるが、東京の得意のピックからオープンで小酒部がスリーポイントを決めて追い上げる千葉を引き離す。サイズは前半途中出場からダブルダブル達成、44-31A東京リードで折り返す。
後半、インサイドアウトサイドから得点していきたい千葉、A東京はいい流れを後半にそのまま持っていきたい。
A東京がインサイドでの強さを出して連続得点、カークのダンクで一気にリードを20点差に広げるが、千葉はギャビン、ムーニーの連続ダンクが出て息を吹き返す。何度も追い上げる千葉に、A東京が引き離す展開の3Q。64-51A東京リードで最終クォーターへ。
追い上げる千葉はシュートが決まらず1桁得点差に中々出来ない中、富樫勇樹のフリースローで10点差にするも、藤永からカークのピックからのシュートで引き離す。A東京はしっかりフリーを作って得点を重ねるていき、リードを守り78-66で千葉に勝利する。
両チーム共開幕から3試合目なので、どこを修正するとかよりも、どこがストロングポイントも試している。東地区を代表するこのチームは勝利が常に求められる。今シーズンの戦いの厳しさを見せてくれている。ここからどんなバスケットスタイルを固めて行くか注目になる。
アドマイティスHC(A東京)
「ホーム1戦目で出だしのエナジーが大事でチームのみんなに話した結果、しっかりと選手達が1Q主導権を握った。メンタルのミスをなくす事も課題でクリア出来た。いいディフェンスでロースコアに持ち込んだ。リバウンドもよく、オフェンスでボールをシェアした事、3Pの確率をもっと上げて決めていきたい。自分達らしいバスケットが出来た。相手の長所をつぶす、選手達がしっかり遂行できた。」
田中大貴(A東京)
「入りからしっかり自分達のやる事を遂行できた。
集中して出来たと思います。これだけのお客さんの前でプレー出来る事はありがたいです。個人的にも凄い高まる事があり、凄く嬉しかった。」
セバスチャン・サイズ(A東京)
「このような素晴らしい場所で、満員のお客さんの前でプレーでき、そして勝利を届けられ たことは本当に嬉しかったです。ファンの皆さんのサポートのおかげだと思います。特に 今日は自分がエネルギー溢れるプレーをすることで、チームに良い影響をもたらすことが できたと思います。まだチームとして噛み合っていない部分もありますが、試合を通して 完成度を高めていきたいと思いますので、明日も応援よろしくお願いします。」
ジョン・パトリックHC(千葉)
「A東京におめでとうと言いたい。東京の方が今日は強かった。37分間リードしていた。1Qが1番の問題。その後はファイトしていたけど、満員の体育館で集中しきれなかった。
ピック&ロールでうちが崩れて、最後はリバウンドでやられた。うちのルール通りにやって明日頑張ってやりたい。」
富樫勇樹(千葉J)
「1Qにリバウンドとフィジカルの所をやられてしまって、その点差が響いたかなと思います。開幕3戦目これからしっかり修正して、明日の試合に臨みたい。」