Bリーグは2023-24シーズンが開幕して8年目を迎え各地区で開幕節の試合が行われた。開幕2試合で宇都宮、A東京、横浜BC、信州、FE名古屋、名古屋D、大阪、長崎、琉球が2連勝した。
注目カードの川崎vs三遠は、Game1は三遠が勝利し、Game2は川崎が返して勝利して1勝1敗になった。同カードでの2連勝は中々厳しいが、開幕節は9チームが連勝をした。Game2は更にエナジーや強度が更に上がってくるので激しい戦いになる。正にゲームでの判断や何をやるかをしっかりアジャストしていかなければいけない。Bリーグでの連戦はファンにはとてもエキサイト出来るゲームがBリーグの魅力になっている。その分選手は怪我だけはケアしてもらいたい。
10/7(土)
川崎75-86 三遠
1Q 25-24
2Q 21-28
3Q 8-12
4Q 21-22
<三遠>
#24 佐々木隆成 23得点
#0 サーディ・ラベナ 11得点 9Reb
#5 大浦颯太 11得点 3AST
#23 デイビッド・ダジンスキー 11得点 7Reb
#14 金丸晃輔 10得点
<川崎>
#20 トーマス・ウィンブッシュ 26得点
#22 ニック・ファジーカス 16得点
#0 藤井祐眞 13得点
コメント
10月8日(日)
川崎 84-71 三遠
1Q 21-21
2Q 23-10
3Q 28-17
4Q 12-23
<川崎>
#35 ジョーダン・ヒース 20得点 8Reb 2BLK
#25 ロスコ・アレン 19得点 8Reb
#22 ニック・ファジーカス 12得点 10Reb
#0 藤井祐眞 10得点
#20 トーマス・ウィンブッシュ 10得点
#21 納見悠仁 10得点
<三遠>
#23 デイビット・ダジンスキー 19得点 8Reb
#24 佐々木隆成 17得点 5AST
#5 大浦颯太 8得点 5Reb 4AST
コメント
佐藤賢次HC(川崎)
「昨日の試合を振り返って、選手それぞれ気持ちが入っていたと思いますが、それぞれがそれぞれに勝ちたいという気持ちが強く少しバラバラで、いつも通りの判断が出来ない試合でした。やってきたことを思い出してチームで積み重ねてきたことにAll-Inしようとチームでも話をして、それをコートで表現できたことが勝てた要因だと思います。ここから毎週試合が続きますので準備の段階からチームとしてAll-Inしていきたいと思います」
篠山竜青(川崎)
「昨日ああいう負け方をしてしまって映像やミーティングの中でディフェンスの確認、ゾーンに対してのオフェンスの確認をして今日勝利に繋げることができたと思います。試合の中でうまくいかない時間をどう凌ぐか、ディフェンスにエラーが起きているときにどう修正していくかとか、迅速に解決していくことが課題です。収穫としてはしっかりと修正すれば今日みたいに勝ち切ることができるということで、開幕節なので色々と勉強させてもらって、中身のある2試合になったかと思います」
藤井祐眞(川崎)
「昨日は相手のゾーンに惑わされ上手く攻めることができなかったですし、ディフェンスでも前半に50点取られてしまったことで崩れてしまった部分があったので、オフェンス・ディフェンス両面において、なかなからしさを出せなかったというところはもどかしい試合でした。オープニングゲームで勝ちたい気持ちはありましたが勝つことができず、自分自身もシュートがフリーで打てているのに決めきることができなくて悔しい結果となりました。今日は切り替えて、4Q途中まではずっといい自分たちのリズムでゲームを作れていたと思います。
出だしで少しフラストレーションを貯める場面がありましたが、今シーズンは我慢して今日のようなパフォーマンスを見せることができたことは良かったと思うので、こういうバスケットを続けていきたいです。個人的にはもう少し調子を上げて頑張っていきたいな、と思っています」
大野篤史HC(三遠)
「我慢強く戦えなかったという事が一番の敗因だと思います。相手のチェンジングディフェンスに対して自分たちのペースが出せなかったことや、ビハインドを背負った時に共通の理解を持ってオフェンスが展開できなかったことが、大きなリードを付けられた最大の要因だと思っています」
デイビット・ダジンスキー(三遠)
「Bリーグで初めて連戦を経験し、エナジーがどれだけ試合に影響するのかを痛感しました。川崎さんの方が出だしからアグレッシブで、いいプレーを立て続けにやられたり、ダンクをさせて盛り上がるような状況を作ってしまい、最後まで追う展開になってしまいました。来週はホームゲームになりますので、この試合からしっかりと学び、いい試合ができるように準備していきます」
サーディ・ラベナ(三遠)
「自分たちが昨日やったことを、今日はそのまま川崎さんにやられてしまったような試合になりました。
ゲームの序盤からアグレッシブかつフィジカルにやられてしまいましたし、ゾーンプレスで自分たちが苦労してしまったところが大きな敗因です。
川崎さんのような素晴らしいチームとなると、GAME1とGAME2ではエナジーを上げて試合に臨んできます。そういうチームにどのように戦えば良いのか、しっかり学ぶことができた試合になったと思います。これから同じような敗戦をしないように、頑張っていこうと思います」