東地区24勝13敗で3位につけている千葉J、中地区16勝21敗で5位につけている横浜BCの戦いは、お互い自分達のバスケットを展開してしてロースコアで進み終盤千葉Jが横浜BCを引き離し勝利する。日本代表のポイントガードの富樫は13アシストのゲームメイク、河村はBリーグの得点ランキング1位とこの試合もダブルダブルのスコアで魅せる。
第23節 船橋アリーナ
2/10(SAT) Game1
千葉J 89-79 横浜BC
1Q 17-21
2Q 21-21
3Q 28-21
4Q 23-16
<千葉J>
#2 富樫勇樹 13AST 7得点
#33 ジョン・ムーニー 29得点キャリアハイ 17Reb 3AST
#10 ゼイビア・クックス 14得点 5Reb 3AST
#50 アイラ・ブラウン 13得点
<横浜BC>
#11 カイ・ソット 18得点 10Reb
#15 デビン・オリバー 18得点 8Reb 3AST
#5 河村勇輝 12得点 12AST
#1 ジェロード・ユトフ 11得点
W YUKI対決Game1は富樫勇樹の軍配へ
試合前に島田チェアマンが駆けつけるほど注目のリーグ屈指の人気カードは他地区なので今シーズンこの2試合しかないので、富樫勇樹と河村勇輝のマッチアップが注目になった。河村へのディフェンスは原がつき強度高いディフェンを見せる、河村のフィジカルは今シーズン更に上がっているので見応えある攻防になった。横浜は河村からコーナーでフリーで待っているオリバーや須藤がスリーポイント決めて先行していく。ウイングにユトフ、オリバーいてインサイドにカイ・ソットといい流れを作る。これが横浜の強みが出て13-6といい入りをして試合を締めていく。
更に小川麻斗がコートに出ると福岡第一で日本一に共に戦った河村とのマッチアップして小川の強度高いディフェンスで会場は盛り上がる。千葉も西村のスリーポイントからリバウンド取り流れを作って逆転する。横浜も松崎がスリーポイントで決めて流れを戻す。
その後お互いいいリズムが作れずに時間が進み、千葉はディフェンスとリバウンドからハードに特に原の河村へボールを持たせないディフェンスから富樫がドライブで得点と千葉らしいプレーが出て横浜に追いつく。一方、横浜オフェンスは河村が裏をつくパスで得点して、オフェンスとディフェンスの攻防でも前半から富樫と小川、河村と森井とマッチアップを変えて1点を取り方にも勝利への思いが感じられた。
後半の入りはすぐに千葉が得点して逆転する。ここで横浜は一気に試合を持っていかれないように、前半同様に河村に原や小川がディフェンスして、富樫には河村がディフェンスする。横浜はペイントにアタックやタッチが生命線になるので、カイソットがカギになる所カイ・ソットがディフェンスして得点し安定すると拮抗していき、河村のドライブも出てディフェンスも効果的になっていく。
また、千葉は富樫が起点になってパスを捌いていきクックスが得点して再び逆転、富樫は得点は少ないがしっかりコントロールしてチームを引っ張る。
どちらかがイニシアチブを取る形ではなく千葉の河村へのディフェンスの寄りも速く、フリーを作ろうと富樫からインサイドの裏に渡しシュートを打ってリードをする千葉。横浜のターンオーバーから富樫のスリーポイントが決まり流れを一気に千葉へ持っていき、更に富樫からの起点からムーニーに渡りスリーポイント決めてここで2桁得点差にする。終盤の5分切ったところで一瞬の千葉のオフェンスに対応できずリードが広がり千葉が勝利して12連勝を飾った。横浜はこの一瞬のオフェンスに千葉にgame2は持っていかれないように最後までどう対応するか注目したい。
稲垣敦AC (千葉J)
J:初めて指揮を執る形になりましたがパトリックHCとはどんな話をして臨んでいたのか教えて下さい
「ミーティングでポイントとなった所はあったのでそこはしっかり抑えて、ジョンさんが優しい言葉で”イナなら大丈夫、ボク要らないよね”と言ってくれたので、それで少しリラックスも出来ました。チームとしてポイントは抑えましたけど選手達にも委ねながら出来たと思います。」
J:稲垣さんの中でポイントとなったの所を教えて下さい
「小川選手のディフェンスですね。彼が24分以上出てディフェンスでトーンをセットしてくれて、スタッツだけ見たら素晴らしい訳ではないですけど、彼のエナジーがチームに伝染して、原選手や他の選手への負担を減らして、彼等が活躍できるトーンセットしてくれたので、彼には感謝してます。」
富樫勇樹 (千葉J)
J:13アシスト含めてHC不在の中でチームを牽引した思いを教えてください
J:コート内外でのベンチワークや
コミニケーションについて教えて下さい
注目されていた”W YUKI”
河村勇輝選手との対戦について
小川麻斗 (千葉J)
J:千葉Jに来た当初のディフェンスから進化して貢献されてますが、今日の手応えを教えて下さい
J:河村勇輝選手とのマッチアップも会場が凄く盛り上がってましたが、どんな気持ちでしたか、また手応えを教えて下さい
河村勇輝 (横浜BC)
J:激しくディフェンスで寄られる中で、アシストと得点と残り5分でどう感じてプレーしてましたか
富樫勇樹選手との”W YUKI”
マッチアップや対戦について
「昔から憧れてる目標の選手なのでBリーグ入った高校3年生の頃から、天皇杯ではマッチアップさせてもらったり、毎年のようにマッチアップさせてもらってます。こういった機会は中々ないので、他地区で2試合しかない中で今日は純粋に富樫さんとのマッチアップは楽しみにしてました。
今日も大事な場面でシュートを決め切ったり、コントロールしたりとポイントガードの差も出た試合になったと思います。相手選手ですけど学ぶ事は沢山あると思います。」
青木勇人HC (横浜BC)
J:いい流れのまま最後で勝負が決まりました、チームディフェンスやローテーションの動きなどどう感じてましたか
「ボールマンに対するディフェンスの守り方が少し引いてしまった所があったと思います。それとビッグマンの位置という所で、ピック&ポップを狙ってきてきる中で下がり切ってしまうと、一歩コンテストが遅れてしまう微妙な攻めぎ合いの戦いから決め切った千葉のシュートは素晴らしかったです。もつ1つスタンダードを上げないと、こういうゲームを勝ちに繋げられないという事を感じています。
クローズアウト行った時に、少しでも手が下がっていると相手は自信を持って打ってくるチームなので、手の位置も凄く重要だと思っていてもったいないプレーもありました。そいう所を修正していきたいです。」
J:ゲーム終わって選手やチームの雰囲気はどうですか
「下向いても前向いても明日試合は決まっているので、どう戦うかという所をもう一度みんなで再確認して、改善して明日結果を変えようとチームでシェアしました。」