Game1に勝利し、東地区25勝13敗で3位につけている千葉J。一方、中地区16勝22敗で6位につけている横浜BCの戦いはオーバータイムに🔥

第23節 船橋アリーナ
2/11(SUN) Game2
千葉J 85-90 横浜BC
1Q 30-22
2Q 10-27
3Q 26-17
4Q 11-11
OT 8-13

<横浜BC>
#5 河村勇輝 10AST 7得点 5STL 3Reb
#11 カイ・ソット 26得点 11Reb
#1 ジェロード・ユトフ 17得点 8Reb
#23 キング開 13得点 2AST
#9 杉浦佑成 10得点 4Reb

<千葉J>
#2 富樫勇樹 9得点 2AST
#33 ジョン・ムーニー 25得点 9Reb 3AST
#10 ゼイビア・クックス 15得点 13Reb 2AST
#50 アイラ・ブラウン 14得点 6Reb 3AST
#3 小川麻斗 10得点

色んな思いが詰まったGame2、ゲーム開始から富樫勇樹と河村勇輝のやり合いから富樫がドライブして得点する。仕掛けていきたい横浜はターンオーバー含めて千葉にブレイクされて8-3のランをされる。スタンダードを上げる事が必要と前日に青木HCが話していたがボールと人を動かして、ペイントと合わせてどう修正していけるか、ペイントでの戦いは千葉のオフェンスは強く中々止められない。Game2でも河村vs小川のマッチアップした激しいディフェンスのやり取りは会場を沸かせた。そこから河村は裏をつくパスでアシストして千葉に追いつく。

横浜は河村とカイソットのホットラインが活きて得点するも他での得点が上がらず、千葉はクックス、ムーニーのインサイドでの強さで得点して早くに２桁得点差をつけてしまう。このまま走られると厳しくなる横浜だが、そこから2Qキング開がドライブにスリーポイントに炸裂して逆転する。オリバーと杉浦も粘り強くディフェンスしてペイントで勝負してリードをこの試合でリードする。更に河村のパスにドライブが冴え渡り9点差をつけて折り返す。前半多かった横浜のターンオーバーは前半終われば千葉と同じになった。

後半横浜は焦らず、河村起点に繋げてポップしてユトフが3ポイントにドライブに活躍して、インサイドの強さを見せる千葉にしっかり対応する。2桁得点差をリードする横浜に富樫とムーニーがピックからズレを作って必要時にしっかり得点して追い上げ、金近、小川のスリーポイント一気に追いつき同点で4Qへ。
ギリギリで点を取り合う両チームは残り5分へ、横浜は河村、千葉は富樫がリードしていき残り3分ほどで同点に最終客面に入り横浜がリードする。残り22秒から同点して横浜の最後のオフェンスで河村対小川で決まらず延長へ。
熱い思いが込もった延長の戦いはカイ・ソット、ムーニーとインサイドの強みを出して拮抗するが、セカンドユニットのメンバーでの活躍と横浜は大きく展開する中で、ユトフのコーナースリーが決まると、1分切って同点から、ここは河村勇輝のデザインゲームの提案で「キング開でいく」バックカット飛び込んで決めた。カイ・ソットフリースロー決めて5点リードして14秒守り抜いて横浜が勝利した。横浜に千葉からの勝利はとても大きい勝利になった。インサイドとアウトサイドのバランスがようやく取れた試合になった。そこも試合後に青木HCに聞くことが出来た。

青木勇人HC (横浜BC)

J：試合終わった直後の気持ちを教えて下さい

「昨日の試合を受けて横浜らしさが出たとそんな試合だったと感じました。」

J：インサイドとアウトサイド粘り強く最後まで戦い抜いた事について教えて下さい

「アシスト数を去年まで凄く意識していた中で、今年はアシスト数が伸びてなかったですけど、今日に関してはいいシュートをもっともっと探してる場面が多く見る事が出来ました。見てて本当にワクワクするバスケットが出来たと思います。それもディフェンスからきていると思うので、選手同士でもしっかり話してくれたそんな試合になりました。」

河村勇輝(横浜)

「セカンドのメンバーがチームに流れをもたらしてくれて、そこが本当に勝利の大きな要因になりました。
大事な場面だったりそういったところで任されたショットを決めきれずに、オーバータイムだったりチームを苦しい方向に導いてしまったことは個人として反省が残る試合になりました。本当にチームメイトに感謝したいですし、バイウィークが始まるのでそこでいい練習をしてチームとしてより良くなれるように頑張っていきたいです。」

カイ・ソット(横浜)

「自分は加入した時からどんな状況でも勝てるよう準備していたが、今日の試合に関して、自分のできることをしっかり、持ち味を出せたと思う。自分のできることを表現できたことは嬉しいし、何よりもチームが勝てたことが嬉しい。100%のチームの努力で、最初から最後まで戦い切った。昨日は35分間だったが、今日は45分間、最初から最後までチームで戦いお互いに助け合いながらできたのが大きな勝因。」

キング開(横浜)

「オーバータイム含め自分たちがやらなければいけないこと意識して入って、オフェンスでもボールを回して、いいシュートを探せた結果がこの勝利につながった。
今のチームにとってこの勝利はすごく大きい。この勝利を機に、これからチームとしてケミストリーを高めて、バイウィーク明けの試合もいい形で入っていけたらと思う。」

富樫勇樹(千葉)

「厳しい試合で僕の責任もかなりあり、連勝が止まってしまいました。60試合あるレギュラーシーズンなので、しっかりとここから学んでチームとして、特に個人として、今日の反省点を生かしていきたいなと思います」

金近廉 (千葉J)

「HCやDJも居ない中でチームとしてまとまって戦う事が必要でした。特に2Qで相手が勢いづいてきた時に個人のプレーに走ったとは言わないまでも、チームとしてやるべき事が全員統一出来てなかったので、そこで一気に崩れてしまった感じがありました。
後半なんとか立て直して追いついた事は本当に修正出来たと思ってます。最後に勝ち切れなかった事が本当に悔しいです。連勝も続いていたので、沢山のファンの前で負けてしまい責任感はあるので、この気持ちをしっかり水曜日にカムバックして戦っていきたいと想います。」