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【天皇杯】群馬が川崎に勝利藤井祐眞19得点5AST炸裂し吠える、ドイツ🇩🇪代表ティーマン23得点 8Rebチームを牽引して天皇杯3次ラウンドへ(前編)

【天皇杯】群馬が川崎に勝利 藤井祐眞19得点5ASTで炸裂し吠える、ドイツ🇩🇪代表ティーマンが23得点 8Rebチームを牽引すして天皇杯3次ラウンドへ・(前編)

群馬には、川崎に在籍して日本のバスケットを牽引してきた藤井と辻がいる。そして今シーズン電撃移籍した藤井祐眞がいる。
天皇杯で初の顔合わせをしたこのふたりのマッチアップは、見ていても熱くなる。
試合後に、群馬へ移籍した藤井へインタビューにも、現在の想いも伝わってきた。
群馬のツートップへ聞く(後編)へ

試合後ミリング新HCとティーマンに聞く

天皇杯今年の大会は記念すべき第100回大会になる。昨年は千葉ジェッツが2年連続で天皇杯を制し、2連覇を達成した。3連覇なるか。それとも広島ドラゴンフライズや琉球ゴールデンキングスの昨シーズンファイナルチームが優勝するのか楽しみになる。

天皇杯大会は、1回戦2024年9/14、15、2回戦9/21、22、23で行われた。
次からは3回戦になり、12/4に行われる。
そしてQF(クォーターファイナル)は2025年1/8(水)。SF(セミファイナル)は2/5(水)。ファイナルは3/15(土)国立代々木競技場 第一体育館の日程になっている。

天皇杯2次ラウンドの最終日の注目となったのは、このカード、群馬クレインサンダーズvs川崎ブレイブサンダースだ。川崎は、昨シーズンニック・ファジーカスが引退して新たな改革が進み、新体制になった。その川崎には、川崎一筋の篠山竜青がいる。この辻直人、藤井祐眞、篠山竜青は共に川崎で活躍して天皇杯も制してきた気心しれた3選手だ。その3選手がBリーグ開幕前の天皇杯2次ラウンド最終日で早くも対戦することになった。ファンブースターには最高なシーンも見ることができた。
試合は、リードしていた川崎に対して後半、群馬が藤井とドイツ代表新加入のティーマンが炸裂して逆転して、そのリードを保ち群馬が勝利して天皇杯3次ラウンドにコマを進めた。

 

天皇杯2次ラウンド最終日
9月23日
オープンハウスアリーナ太田
群馬 99-83 川崎
1Q 15-22
2Q 28-25
3Q 26-11
4Q 30-22

1Q川崎の飯田がスリーポイントを3本中3本決め切って勢いに乗りリードを広げる。群馬はドイツ代表の新加入のティーマンが入り、大きいラインナップを見せて、インサイドの強さを発揮して得点を重なる。それでも川崎は、飯田、益子とスリーポイントを高確率で決めてリードを広げていき、川崎はスリーポイント11/17 64.7%と炸裂して、50-43川崎リードで折り返す。

追い上げる群馬に川崎がしっかり返していくが、群馬に移籍した、藤井がハッスルして、さらにスリーポイントを決めて追いつき、ブレイクから藤井がアシストしてパーカーが決めて逆転して会場のボルテージはマックスに。69-61群馬リードして最終へ。

群馬はリズムよくオフェンスして、ティーマンのインサイド、藤井のショットとチームをリードする得点でゲームを完全にコントロールして群馬が川崎から勝利し、天皇杯3次ラウンドにコマを進めた。

今シーズン大きな補強として、チームの柱になることが予想されるのはヨハネス・ティーマンだ。ティーマンは、2023年ワールドカップでは強豪国を破りドイツ代表として優勝し、日本代表とも幾度となく戦ってきた選手だ。パリ五輪でも世界ランク3位ドイツ代表としてプレーした。

そのティーマンはユーロリーグのクラブ、アルバ・ベルリンにて6シーズンプレーをした。キャプテンとしても活躍し、ドイツリーグでは3回のチャンピオンを獲得している。また、ファイナルMVPを含む数々のタイトルを獲得して、ユーロリーグでも結果を出しており、2023-24シーズンでは平均12得点(全体23位)、5リバウンド(同15位)、3ポイント成功確率は試投数が1試合平均2以上ある中でも34%、EFF(貢献度)は11位というユーロリーグにおいても素晴らしいスタッツを残して、群馬に加入した。

インサイドとアウトサイドから高確率で得点をして、ディフェンスではフォワードからセンターポジションをしっかり抑えることができるので、今シーズンCS出場、そして優勝を狙う群馬に最強の選手がきたことは間違いない。

 

試合後 Jbasketインタビュー

ヨハネス・ティーマン(群馬)

「前半は川崎さんがすごくホットな形で入ってしまったのでちょっと手こずりましたけれど、後半に関しては自分たちがやるべきことをやる形で戻ってこれた。勝ちで終われたのでよかったです」。

J:今、チームにアジャストしているところだと思いますが
どんなことを心掛けていますか

「自分の中でこれをこうしなきゃっていう風にせず、このチームで試合をしている流れの中で、自分がいろんなことを学んでアジャストしていこうと思っています。例えば、ここをこうしてという形ではなくて、新しいことしか今自分の中にはないので、 流れの中でいろんなことを学んでいこうと思っています」。

J:日本代表と戦った時に印象に残っている選手や、日本のリーグで対戦してみたい選手やチームを教えて下さい

「河村選手はすごく印象に残っています。小さいからという言い訳をしない、できない状況の中でプレーをしているので、そういう言い訳なしにできることをやってる選手は すごく印象的だなと思ってます。多分きっとバスケをするには小さすぎるっていうことを今まで言われてきただろうけれども、それを自分がプレーで見返すっていうことができる選手なので、すごいいいなって思っています。 もちろん、NBAでプレイしてる八村塁選手、渡邊雄太選手も、もちろん印象に残っています」。

 

J:ドイツで世界トップレベルで戦ってきたテーマン選手の見どころを日本のバスケファンへ

「自分がここを毎回こうしますっていうところも、あまり試合の中で決めているタイプではないので、ちょっと難しいところもあるんですけれども、ただ、自分のプレースタイルとして、中でもできるし、中が閉まってるのであれば、外からもプレーできるのが、自分の強みだと思ってるので、 自分は試合の中で、その試合の流れでできることをしようっていう考えているタイプなので、その各試合で自分のやってること、見せられることっていうのも違うと思うので、そのファンの人たちには毎回違うことをやってる自分を見てもらえたらなって思います」。

キャリア
PF/ 206cm/ 1994年2月9日生まれ/30歳
/ ドイツ出身

ドイツ代表🇩🇪
2017 European Championship
2019 FIBA ワールドカップ
2021 東京オリンピック2020
2022 European Championship 3位
2023 FIBA WORLD CUP 優勝🏆

 

カイル・ミリング新HC(群馬)

「試合がすごいホットな状態で入って前半、川崎が勝った状態で終わる形だったけど、後半20分はすごくいい形でプレーできたのかなと思ってます。ディフェンスの形を変えたりとか、自分たちにできることもやったので、自分たちのやることを遂行してくれた選手を褒めたいと思ってます」。

藤井選手について
「フジイはすごくいい選手で元々知っていますけど、 試合を重ねるたびにすごく良くなってきてる状況なので、これから彼のいいところ伸ばしつつ、今の状態を保ってほしいと思います」。

J:今シーズン、昨シーズンの広島のような新たなワードとかありますか

「開幕で出せたら嬉しいな(笑顔)。ちょっとあっためて開幕戦でね(笑顔)」。

 

J:青木勇人さんがアシスタントコーチに入っていますがどんな会話してますか

「チームが1つになるためにケミストリーをしっかり作らなきゃいけないと思っていて、そのためには選手もスタッフもコーチも1つにならなければいないって思っているので、自身もいろんな人とコミュニケーション取ろうと努力してるとこです。面白いエピソードはまだ特にないですよ(笑顔)。
今日タケトさんビールでも飲めたらいいなと思います(笑)」。

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Jbasketライター

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