島根スサノオマジックがホーム5連敗をストップ、GAME2は三河に勝利して1勝1敗
第18節GAME2
会場:松江市総合体育館
人数:3807人
島根 80-77 三河
1Q 20-21
2Q 27-24
3Q 21-11
4Q 12-21
島根スサノオマジックは24日、松江市総合体育館でシーホース三河を80-77で下し、ホームでの5連敗をついにストップ。通算20勝12敗となり、西地区2位を維持した。GAME2では、特に第3クオーターで守備を強化し、リズムを掴み三河の猛追に耐えきり、勝利を手にした。
安藤誓哉が両チーム最多の19得点を挙げ、ジェームズ・マイケル・マカドゥ(13得点、8リバウンド、7アシスト)が攻撃を引っ張った。第3クオーターでは失点を11点に抑え、21得点を挙げてリードを広げるも、第4クオーターでは三河のオーガストとレイマンからの得点で、一時は同点に追つかれた。しかし、ニックケイのスリーポイントや安藤のインサイド攻撃とふたりのキャプテンが最後まで引っ張りディフェンスリバウンドでも集中力たかく最終的に逃げ切った。
また、この試合ではバンダイナムコエンターテインメントとのコラボで、人気キャラクター「パックマン」の特別ユニフォームを着用し、ファンにとって特別な意味のある一戦となった。
ホームでの苦しい連敗を断ち切り、選手たちの想いが強く現れたのは第3クオーターだった。 残り7分42秒、マカドゥが三河の重量級センター、ダバンテ・ガードナーのインサイド攻撃を粘り強く守り、その直後に安藤が得点を挙げた。この粘り強さが、チーム全体の士気を高め、重要な勝利へとつながった。
試合後、安藤は「とにかく勝ちたかった。僕は勝つことを信じていた」と語り、チーム一丸となった戦いが実を結んだことを強調。苦しい時期を乗り越えた島根にとって、価値ある白星となった。
#3 安藤誓哉(島根) 19得点
J:勝利おめでとう御座います。今日の一戦は大きな勝ちだと思います。4Q最後まで勝ちきれた
要因を教えてください
「僕は勝つことを信じていた。最後追い上げられましたけど、信じていました」。
J:ペイントアタックし続けてそこからの展開どんな意識してゲームを作ってましたか
「全部の試合ですが、なかなかペイントアタックできなければ流れも悪くなるので、現代バスケではそれができないと、インサイドばかりだと。それが前半戦で見えていたのでそこは意識しています」。
J:最後にこの試合にかける想いはどうでしたか
「とにかく本当に勝ちたかった。ただそれだけです。はい」。
ポール・ヘナレ HC(島根)
「今日の試合は非常にタフな内容でした。前半は一進一退の攻防が続き、3クオーターまでリードを広げることができましたが、リードチェンジが17回、同点が12回と、非常に厳しい展開でした。その中で点差を広げ、最後はなんとか逃げ切ることができた試合でした」。
ライアン・リッチマンHC (三河)
「前半、自分たちがペイントのスコアを防ぎきれませんでした。ただ後半の特に3クオーター終わりから4クオーターで14-0のスコアリングランをしてゲームと共に自分たちのアイデンティティを持ったバスケットを取り戻すことはできて、最後は勝てる可能性を作るところまではいけましたが、島根さんが素晴らしいプレーをしてリバウンドとディフェンスで、自分たちのオフェンスにプレッシャーをかけてきました。この2つをやられてしまったことによって、自分たちは苦しめられたゲームだったと思います」。
次戦は29日、昨季王者の広島ドラゴンフライズとの激闘が待っている。