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【Bリーグ】中地区強豪対決 三遠がSR渋谷に強さを見せつけて勝利して11連勝/佐々木隆成19得点(3P4/8) 6AST/大野篤史HC「優勝する可能性があるチームを継続的に作ることが自分の目指していること」

【Bリーグ】中地区強豪対決 三遠がSR渋谷に強さを見せつけて勝利して11連勝/佐々木隆成19得点(3P4/8) 6AST/大野篤史HC「優勝する可能性があるチームを継続的に作ることが自分の目指していること」

三遠10連勝中で迎えたホームで、上がってきているSR渋谷との対戦は、渋谷がリードして始まったが、三遠が前半に渋谷のディフェンスを切り崩してオフェンスが爆発して勝利

第18節 1/25 (SAT) Game1
豊橋市総合体育館
三遠 82-67 SR渋谷
1Q 27-21
2Q 27-15
3Q 15-15
4Q 13-16

<三遠>
#24 佐々木隆成 19得点 (3P4/8) 6AST
#1 ヤンテ・メイテン 17得点 10Reb
#2 デイビッド・ヌワバ 12得点 7Reb
#12 ウィリアムス・ニカ 10得点 11Reb

<SR渋谷>
#22 リード・トラビス 20得点 12Reb
#8 ジョシュ・ホーキンソン 16得点 8Reb
#5 アンソニー・クレモンズ 10得点 8Reb

ゲーム入りからファイトオーバーして三遠からスティールしていき7-0のランで渋谷がリードする。強度高くディフェンスする渋谷に三遠は、津屋の3ポイントが決まり三遠らしいプレーがでていく。渋谷のディフェンスは効いていたが、ヌワバがペイントアタックでこじ開けて得点する。渋谷は田中大貴からホーキンソンへ渡り得点して渋谷のプレーを出していくが、三遠はヌワバ、ダジンスキーそして吉井と湧川の3ポイントで逆転して27-21で1Qを終える。渋谷のディフェンスにしっかり対応して三遠のペースを1Qで作り上げて、得点力が下がらず2桁得点差のリードをする。渋谷はインサイドでのホーキンソンの強みを出して一気に追い上げるが、三遠のゾーンディフェンスを上手く切り崩せないなかで、佐々木が連続得点してリードを広げ54-36と三遠のオフェンスが爆発して前半を折り返す。

後半は渋谷が連続得点で流れを変えようと追い上げるが、三遠のメイテンが巧さを見せてインサイドワークでフリースローをもらいしっかり得点して渋谷の勢いを切っていく。そして津屋が3ポイントを決め切って再びリードを18点差に戻して最終クォーターへ。追い上げる渋谷に4Qは佐々木がドライブからバスカン、3ポイントと決めて三遠は渋谷を突き放し、さらに佐々木がドライブ、3ポイントを決めてこのプレーで最大22点差をつけて勝負を決めた。

 

試合後コメント

大野篤史HC(三遠)

Q:今日はリバウンドが良く、特にウィリアムス選手の活躍が素晴らしかったですが、課題をあげるとすればどの辺りにありますでしょうか?

A:前半は相手にオフェンスリバウンドをかなり取られていたので、そこを改善しようと選手たちに伝えました。後半はしっかりできたと思いますし、自分たちのディフェンスのスタイルでイニシアチブを取ることができました。課題もありますが、試合をしっかりコントロールして勝ちに繋がるようにタイムマネジメントできたのではないかと思います。

Q:ディフェンスの出来が素晴らしく、エンドラインからのボール出しや1on1でもボールを取り、流れを引き寄せていましたが、どのように評価しますか?

A:あれが自分たちのディフェンスなので、良いパフォーマンスだったと思います。
そこで流れを持ってこれたことが、選手たちの自信に繋がっていけばいいなと思っています。

Q:勝利はもちろんですが、改めてチームとして大事にしている指標などはありますか?

A:支えていただいている皆さんに喜んでもらうことが、自分たちのミッションです。
それを試合で、自分たちのパフォーマンスで表現しなければいけません。また、一過性のものにしたくないと思っています。今シーズンだけ強かったではなくて、優勝する可能性があるチームを継続的に作ることが自分の目指していることです。バスケットだけではなく、自分たちがプロとして存在意義を高めるために、自分の利益ではなく、チームやチームメイトのため、支えてくれる人たちのために戦うことを選手やチームに植え付けたいと思っています。

 

佐々木隆成(三遠)
「オールスターで少し試合の期間が空いたということもあり、最初は自分たちのプレーがあまりできませんでしたが、試合が進むにつれて自分たちのディフェンスのインテンシティから早いペースに持ち込むことができたので良かったです。明日は出だしから、今日よりもさらにインテンシティ高くやっていきたいと思います」。

 

ルカ・パヴィチェヴィッチHC(渋谷)
「ターンオーバーをせずオフェンスを構築していくことを念頭に置き、試合の出だしはとても良かった。しかし1Q残り5分からオフェンスリバウンドを取られポゼッションを失ってしまい、セカンドチャンスからの3Pシュートを連続で決められ、プレッシャーに対してターンオーバーを重ねてしまいこの5分間で試合を決められてしまった。その後はゲームを振り出しに戻そうと奮闘したが、三遠は40分間フィジカルに戦い続けてうまく守られ非常に悔しい敗戦になった。明日はまた新しいゲームになるが、しっかり準備し我々のバスケットができるようにチャレンジしていきたい」。

 

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Jbasketライター

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