河田チリジ、ブラックシアーがファウルアウトの中で全員バスケでニュータイペイを撃破
3/7 (FRI) マカオ スタジオシティイ
広島ドラゴンフライズ 81-65 ニュータイペイキングス
1Q 15-19
2Q 25-22
3Q 28-19
4Q 13-5
<広島>
#13 ドウェイン・エバンス 20得点 16Reb
#8 ケリー・ブラックシアー・ジュニア 18得点
#21 渡部琉 16得点
#10 上澤俊喜 14得点
<ニュータイペイ>
#1 ジョセフ・リン 17得点 4AST
#7 ジェレミー・リン 7得点 3AST
大事なゲームの入りは、ブラックシアターがインサイドの強さを見せ連続7点を決める。山崎や三谷のアウトサイドが決まらず、ニュータイペイは、NBAで活躍した兄ジェレミー・リンの弟になるジョセフ・リンがいい流れを作って得点する。そして兄のジェレミー・リンがコートインして、怪我明けでもしっかりとチームをコントロールして得点をしていく。リードするニュータイペイに上澤がチーム初の3ポイントでしっかりついていく。アウトサイドから決められるも、渡部琉が3本の3ポイントを決めて、40-41ニュータイペイがリードして折り返す。
後半に入ってもニュータイペイの3ポイントの確率が60%と高確率で沈めていく中で、広島は、ブラックシアーの4ファウルもあって我慢の時間となるが粘り続けて、ロバーツが攻守でチームに力を与えていい流れを作り、エバンスが気を吐いて得点して遂に逆転し、さらに渡部の得点でリードする。リードして迎えた4Qで、河田とブラックシアーが残り7分も時間がある中で、ファウルアウトして厳しい状況に強いられるが、セカンドユニットの上澤、渡部が3ポイントを決めて流れを渡さず、全員でディフェンスとオフェンスを畳み掛けて、ニュータイペイの勢いをしっかり抑えて81-65で勝利した。そして3/9(日)のファイナルにコマを進めて、アジアNo.1の獲得に向けて桃園パウイアンパイロッツと戦う。
朝山正悟HC
「タフなゲームになったが、こうして勝ち切れたことは非常に良かった。ファウルトラブルもあり、後半は自分たちのディフェンスでやるべきことをチーム全員が遂行できた。またベンチメンバーがチームに活力を与えてくれたのが勝利の要因だと思う」
渡部琉
「FINAL4というビッグゲームの中でファウルトラブルが起きて、なかなか難しい試合となったが、自分たちがやるべきことを徹底して遂行できたのが勝利の要因だと思う」
3/9(日)
3位決定戦:17:10
ニュータイペイキングス vs 琉球ゴールデンキングス
決勝:20:10
広島ドラゴンフライズ vs 桃園パウイアンパイロッツ