第26節 3/22 Game1
オープンハウスアリーナ 5,206人
群馬 92-67 越谷
1Q 27-13
2Q 20-22
3Q 22-14
4Q 23-18
<群馬>
#32 ヨハネス・ティーマン 19得点 7Reb
#25 ケーレブ・ターズースキー 18得点
#0 藤井祐眞 11得点 4AST
#29 細川一輝 13得点 4AST
<越谷>
#5 LJ・ピーク 14得点 3AST
#7 松山駿 10得点
#34 カイルリチャードソン 10得点 5Reb
<前半>
1Q開始早々群馬のディフェンスに対しミスを連発する越谷は喝を入れなおすTOを2度も使う展開。大きくリードされる中でもLJ、ギブスが強気のプレイで追いかける越谷。
群馬の細川がディフェンスやルーズボールを果敢に追いチームの士気を高めた。
インサイド面ではヨハネス、マイケル等がゴール下を支配しファウルを誘い越谷を苦しめた前半。
<後半>
越谷の後半出だしはスモールラインナップでベテランの北川やギブス等の全員リバウンドで速い展開をつくり一時は9点差まで追いつくが、群馬はピックプレイが効果的でインサイドでの得点を稼ぎ出す。
強度の高いディフェンス面でも越谷のリズムを作らせることなく25点差をつけ圧倒した初戦となった。
カイル・ミリングHC (群馬)
「前日から良い状態で練習をできていたので、今日の試合の入りも攻守共にテンポよくリズムを作れました。ここ数試合は3連敗をしていたことで何としても今日の初戦は勝ちに行くと全体のミーティングで話していたので勝つことが出来てよかった」。
J:入りから良いリズムでゲーム展開をされていました、2Q相手の2連続得点を機にすぐTOを取られましたが、リードする良い状況の中ではどんな事を話されていましたか
「ゲームは常に流れがあります。良いリズムでリードしている時こそ何をすべきかの確認とアグレッシブに戦う事を再確認しました。越谷さんはハードに前から当たってくるのでガード陣は再認識して挑む事が大事とゆう事です」
細川一輝(群馬)
「今日の試合は入り方も良くチームでのやるべきことを皆が出し切れたです。明日もあるので変わらず入り方をしっかりして臨みます」。
J:闘志溢れる姿勢でディフェンスやルーズボールも追っていましたがその点について役割を含めお話しいただけますか
「自分の役割はディフェンスでハードにプレッシャーを与えいいリズムを作ることや、思い切りシュートを狙う事でもあるのでチームに貢献し勝利することです。残りの試合も良い状態で一試合一試合を勝つことに集中して頑張ります」。
安齋HC(越谷)
「前日の練習からチャレンジャーとゆう認識が薄いなと感じていた部分がある中で、こうした結果になったのは自分の責任であるなと思っています。
チャンピオンシップに出るチームとウチの差が垣間出たゲームです」。
J:試合開始2回のTOを要求し1度目は選手間で話し合いをさせていた部分が見られたのと、2度目は喝を入れた様子を見受けられました。どのような事を伝えられましたか
「相手と対等にやれると思って勘違いしていないかを伝えました。やれる事をちゃんとやってよ、というか戦術ではない部分ですかね。準備が出来ていないからズルズルと流れを持っていかれているのを強く伝えました」。
J:3Qの開始はスモールラインナップで安齋HCを理解する喜多川選手やギブス選手を起用しましたがその点について教えてください
「出だしの駄目さがあったのとフィジカル面でも当たり負けをしていたので気持ちの強い選手を使いました」。
初戦に比べて試合の入りから高い集中力でディフェンスとローテーションも良く機能していた。結果としてファウルの数は多いがかなりプレッシャーを与えて群馬に簡単なシュートを打たせず接戦となる試合となったが群馬がロースコアを制して勝利、31勝13敗となり東地区2位をキープしている。
3/23(SUN) オープンハウスアリーナ太田5,335人
群馬 62-57 越谷
1Q 18-14
2Q 8-19
3Q 22-14
4Q 14-10
<群馬>
#3 マイケル・パーカー 19得点
#4 トレイ・ジョーンズ 11得点 6AST
#9 辻直人 9得点
#32 ヨハネス・ティーマン 9Reb 5得点 3AST
<越谷>
#10 ティム・ソアレス 18得点
#5 LJ・ピーク 10得点
#7 松山駿 9得点
#33 笹倉怜寿 9得点
試合後コメント
カイル・ミリングHC
試合前に選手には、越谷さんは必ず今日立て直して昨日よりもかなりフィジカルにプレーしてくるという話をして、まずはそれをさせないようにしたかったのですが、前半は完全に越谷さんのペースだったと思っています。
前半オフェンスリバウンドもかなり取られましたが、それでも後半は、もう少し自分たちのペースでできましたし、越谷さんからファールをたくさんもらうことができたのも良かったかなと思ってます。
マイケル・パーカー
「すごいシーソーゲームでタフな試合でしたが、しっかり勝って終われたので良かったと思ってます。
ファウルが重なる試合になりましたが、長い悪い形の流れに持っていってしまうのではなく、フラストレーションが溜まってる中でも、チームで我慢して我慢して自分たちのプレーに集中するという流れが今はできているので、自分たちのやることをやろうっていうスタンスになっています。
今日はチームのシュート感覚が良くなかったのですが、その中で今日は自分の番が来て19得点できたのかなと思ってます」。
八村阿蓮
「昨日から越谷さんがすごいインテンシティーを上げてカムバックしてきたっていう試合だったと思うので、そこで最後の最後まで競ったんですけど、最後の最後、やっぱり自分たちが我慢してディフェンスからオフェンスに繋げられたっていうのが勝因だったかなっていう風に思います」。
安齋HC(越谷)コメント
「昨日の敗戦、本当情けない試合でしたけど、そこから今日自分たちがどういうチームであるかっていうのを表現できるかどうか、相手チームにもそうだし、ファンとかスポンサーさんとか、応援してもらっている人たちにどういうチームだっていうのを示せるかっていうのを、課題というか、そこにチャレンジするっていう試合でしたけど、そこはある程度戦いにいけたかなっていうのがあるんですけど、でもね、結局そこを群馬さんはもうずっとやってるわけなんで、最後はそこの差が出たかなっていうところなんですけど、こういう経験を常にしながら、それをベースにしていけるようなチームにならないといけないし、そういう意識のもとにしなきゃいけないっていう、今シーズンずっと言ってることを、ここ終盤にきて、本当にできるかどうかっていうのは、僕らのチームの将来、未来に関わってくるかなっていう感じはしてるんで、そこは本当に次また千葉Jさんと試合なんで、そこで出せるかどうかっていうのをしっかり準備したいなと思います」。
越谷は橋本竜馬がチームから離れた。そして若手注目の星川と市場が第26節この2ゲームに出場していない。安齋HCが越谷を率いてB1に昇格し、チーム革新をやってきた。安齋HCはチームに対して今シーズン通して”戦いに行く姿勢”や “プライド”を提言し続けてきている。Game2の後、この試合に関しては、選手たちから気持ちが伝わってきたとコメントした。安齋HCの理想のかたちとして思うチーム構想は高く簡単なことではないだろう。今シーズン残り20試合を切ったところで、この理想のチームとなることを最後までファンブースターは見たいと感じているはずだ。ここからシーズン最終局面に注目していきたい。