2人の共通することは、高校バスケで名門の京都・東山高校にある。米須も瀬川も東山高校時代から世代を代表する選手として注目され活躍して、期待されてきた選手である。
2人のマッチアップを見ることができたのは、3/29 30の千葉ジェッツとなる。この試合は千葉Jが川崎からGame1 2で勝利した試合となったが、そのコートには2人がマッチアップする時間帯があった。瀬川は勝負強さも見せ、米須とのマッチアップも魅了した。
試合は、川崎のディフェンスからオフェンスといい流れを作って接戦で進んでいくも、シュートが決まらず千葉がじわじわとリードを広げた。そして、米須と瀬川のマッチアップが実現、ファンブースターの期待でもあり、激しいディフェンスを見せる。瀬川も安定したプレイを見せていき、米須が対応していく形となったが、もっとこれから見ていきたい選手たちだ。
米須は、高校時代から世代屈指のポイントガードとして注目を浴びていて、2021年1月川崎ブレイブサンダースの特別指定選手となる。翌2月のレバンガ北海道戦で2得点 1アシストでファンブースターを大いに喜ばせて、高校生としてBリーグデビューを果たした。その後日本大学に進学して、1年生でチームの中心選手として活躍して関東大学バスケットボール選手権大会では15年ぶりの優勝に導きアシスト王にもなった。
日本大学に進学して1年生から中心選手として活躍していたが、大学1年目のシーズン終了後特別指定選手として川崎ブレイブサンダースで右肩脱臼で怪我を負ってしまい、そこから治療へ向かうのにかなりの長い時間がかかってしまう。米須がコートから姿を消した。そして、さらに大学2年の時に膝の前十字靭帯損傷、3年時には肩の故障が再発してしまい、コートで躍動する姿が見られなくなった。
だが米須はその間も、ベンチで作戦ボードで指揮をとったり、応援席で下級生と共に応援したりと苦しいながらもチームを鼓舞して戦ってきた。
そして、昨年の関東大学オータムリーグで約300日ぶりにコートに復帰を果たして、昨年末のインカレで日本大学優勝を導き、大会MVPとアシスト王となり米須の大活躍で大会を終えた。怪我が完治しているわけではなかったが、視野の広さ、パスワーク、試合をコントロールする力は周りをの空気を圧倒した。優勝が決まった瞬間コートから泣き崩れたシーンは今でも感動が蘇るほどだ。そのインパクトを残して、新生川崎ブレイブサンダースに加入した。
インカレ後にチームに合流して、試合を重ねていく中で徐々に川崎のなかなか勝ち切れてない状況を明確にして、オフェンスでのパスやコントロール、他の選手を生かすこと、ディフェンスで仕掛けて速いバスケットに持っていくことでチームの流れを変えてきた。
米須が加入前の成績 10/5-12/22
チーム 4勝20敗
米須がチーム加入後 12/28-3/30
チーム 10勝13敗
スタッツ
23試合 6試合スターター
1試合平均 18分出場 3.4得点 1.7Reb 4.5AST
自身のプレーの幅をもっと出すためにも、得点をもっととっていくことを課題としている。それによってアシストも増えて、チームの勝利に貢献できると感じている。チーム合流から川崎の勝敗にも大きく貢献しているのが米須だ。
今シーズンも残り少なくなってきているが、新生川崎のチーム改革に最も必要な選手であることは間違いない。
J:同じ東山高校で後輩の瀬川琉久選手とのマッチアップは盛り上がりましたね
「そういったところを意識すると、自分の中であまりいいプレーができないんで、意識せずにやろうと思ってたんですけど、やっぱりちょっと圧に負けちゃって(笑顔)。はい。今日の試合は全然瀬川の方が上だったと思うんで、明日はしっかりチームとして勝つことを目標にして、明日は絶対負けないようにやっていけたらなと思います」。
J:米須選手が加入して川崎の勝利が一気に上がりましたが、自身のプレーをどう感じていますか
J:ディフェンスの強化するところは
また役割などを深く応えてくれた
Jbasket AND1にて公開してます
https://jbasket.bitfan.id/contents/250249
#11
PG
2003年1月14日生まれ 22歳
長崎県出身
177cm/75kg
◉東山高校
ウインターカップ2020準優勝•ベスト5選出
◉日本大学
大学4年生/第100回関東大学リーグ戦 アシスト王
第76回 インカレ 優勝 大会MVP•アシスト王
大学3年/ 第99回関東大学リーグ戦 準優勝・アシスト王
大学1年生 /第97回関東大学リーグ戦 準優勝
第70回関東大学トーナメント 優勝・アシスト王
◉Bリーグ
特別指定選手
2021.1-2021.3 川崎ブレイブサンダース
2021.12-2022.3 川崎ブレイブサンダース
2024.11- 川崎ブレイブサンダース