6月14日(日本時間深夜) にアジアNo.1クラブチームを決めるファイナル「FIBAバスケットボールチャンピオンズリーグアジア2025」が行われた。前回王者のアル・リヤディ・ベイルート・クラブ(レバノン)に1点差で勝利して初優勝に輝いた。宇都宮は、Bリーグチャンピオン、そしてアジアでもチャンピオンとなった。
6/14 アラブ首長国連邦 コカ・コーラアリーナ
宇都宮(日本) 94-93 アル・リヤディ・ベイルート・クラブ(レバノン)
1Q 26-29
2Q 24-17
3Q 21-24
4Q 23-23
<宇都宮>
比江島慎 30得点(3P6/10) 9リバウンド 5アシスト
D.J・ニュービル 21得点 (3P5/10) 5アシスト
ディレイニー19得点、フォトゥ12得点
試合入りから宇都宮は相手チームに得点されてリードを奪われるが、比江島のアシストや3ポイントがここぞという場面でエースがチームを牽引する。前半逆転して折り返す。
後半には、比江島やクォーターファイナル、セミファイナルとチームを牽引してきたニュービルとディレイニーがチームに力を与えていく。ファイナルらしく一進一退となっていくが最後はニュービルが逆転ショットを決めて、1点差で勝利を決めて、今大会初優勝に輝く。優勝した宇都宮は今年9月にシンガポールで開催の「FIBAインターコンチネンタルカップ」への出場権も獲得した。
試合後の優勝会見にて、ジーコ・コロネルHC代行は、「僕たちはただ戦い、団結し、ビッグプレーを決めることができた」、また比江島慎は、「出だしのところで相手にリズムをつかまれましたけど、徐々にディエンスからリズムを作って、リバウンドもしっかり集中できたと思う。本当にどっちが勝ってもおかしくない試合でしたけど、最後は細かいところをしっかりやりきって勝てたので、すごくいい試合ができたと思います」と優勝直後に振り返った。
大会MVP D.J・ニュービル
大会ベスト5
D.J・ニュービル(宇都宮ブレックス)
フィン・ディレイニー (宇都宮ブレックス)
ソン・メイカー (アル・リヤディ・ベイルート・クラブ)
ハイク・ギョクチャン(アル・リヤディ・ベイルート・クラブ)
イアン・ミラー(ブロンコス)
優勝 宇都宮ブレックス