[イットロースター]とは、Jbasket編集長が注目しているリーグ、チームの窮児、彼らのヒストリーにもフォーカスを当てる選手のことを紹介するコーナーです。
photo:yoshiki、tubasa
“LastDance” 折茂武彦(レバンガ北海道)
この日は、今シーズン最多人数
5808人できたえーるは埋め尽くされた。
今節vs三河戦1勝1敗で終わる。
東地区で激しく、厳しい戦いをしているレバンガ北海道。
折茂武彦選手、松嶋選手が引退するということを抱えてのシーズンをどう戦っていくか。
シーズン入ってから良くなっているところ、もっと変えていかなくてはいけないところ、修正しながらチーム一丸となって戦っていくなか、あと残り23試合でレギュラーシーズンが終わる。
折茂選手のプレーヤーとしてみることがでにるのは本当にあとわずか。
14年間在籍したトヨタアルバルクから北海道に移籍、レラカムイ北海道の倒産危機、そこから折茂選手は社長でありながらチームの為に営業や協力者を募るというとんでもなく大変な事をやり遂げる。そして現在までそのスタイルは変わらずやり続ける。
そんな折茂選手の最後のシーズン、目に焼き付けたい。
まさに
“LastDance”
折茂選手の生き様は、引退してからも更に伝説になっていくだろう。
<折茂武彦経歴>
・埼玉栄高校
・日本大学 4年生の時にインカレ優勝
・1993トヨタ自動車アルバルク
・1993日本代表入り
1994アジア大会出場、1997東アジア大会出場、そして1998年にはワールドカップに当時31年ぶりに出場。
1999アジア大会出場。2002アジア大会出場。2006ワールドカッ出場(開催国枠)、2009東アジア大会出場。
・トヨタ自動車アルバルク JBLリーグ初優勝経験。
・2007レラカムイ北海道へ移籍。
・2011 レバンガ北海道創設する。理事長に就任。そして現役続行中。
・2017 Bリーグ理事就任。国内トップリーグ3P 1000本達成。
・2019 国内トップリーグ日本人選手初の通算10000得点達成。
・2019 9/30 今シーズン限りの引退発表。
引退について「責任を果たせた思いが一番強い。子どもたちに夢や希望を与える選手が出てきた。レバンガ北海道も変わらないといけない時期。自分としてはここでけじめをつけたほうがいいと思った」と話した。
・2020 1/18 Bリーグオールスターに出場、14Pを上げて圧倒的な投票でMVPに輝いた。
Jbasketがスタート時に折茂選手にインタビューして色々答えてくれたことに感謝します。
B.LEAGUE 2019-20シーズン 第22節
2020.2.9.SUN.
@北海きたえーる
レバンガ北海道 92
シーホース三河 100
北海道【Q】三河
21【1Q】24
20【2Q】27
24【3Q】28
27【4Q】21
★TR(総リバウンド数)
#1ケネディ・ミークス 14★AS(アシスト数)
#2マーキース・カミングス 6
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#0橋本竜馬選手 コメント
「100点取られてしまうのは、完全に相手のペースで試合を運ばせてしまった結果です。
自分たちが対策してきた練習で、得点を取られても仕方ない部分でやられるのであればチームとしてディフェンスは機能しているといえますが、チームとしてやられてはいけないとこで、得点を取られてしまいました。
ガードナー選手がいなくなった後の、ディフェンスの修正に関して、しっかりコート上にいる選手の共通理解や切り替えができなかったことは、これからも試合の中でいろんなシチュエーションがあると思うので、選手自身が判断して自分たちの流れに持っていけるようにしていきたいです。
これからさらにディフェンスのギアを上げていかなければいけないと思いますし、2日間でできたことは継続して、次にいい形のバスケットがさらにできるように準備していきたいと思います。」————————————
#7中野司選手 コメント
「今日の試合は、ディフェンス面で自分たちの流れを持ってこれずにいい試合運びができませんでした。
92点取れたことは良かったと思いますが、やはりディフェンス力をつけていかなければ勝利することは難しいし、出ている選手同士のコミュニケーション力なども強化していかなければいけないと思います。
次の滋賀戦からは、もっともっとレベルアップしなければいけないですし、個人的には3Qは良かったですが、3Qのプレーを継続してできるようにならなければいけないと思うので、練習から意識して波のないプレーをしていきたいと思います。
個人の得点に関しては、自信にはなりますが、自分の得点が増えても勝てなければ意味がないので、しっかり勝利に貢献できる得点を増やしていきたいと思います。」
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内海知秀HCコメント
「今日の試合は、得点を見てもわかる通り、三河さんのペースになってしまいました。
試合序盤から相手選手のファウルトラブルで、起点が変わったことにチームとしてアジャストできなかったことは、的確な指示ができなかった自分の責任です。
個人、チーム共に次の試合に向けて準備を進めて、次の滋賀戦に臨みたいと思います。」