8月25日に開幕するワールドカップ2023直前の国際強化試合 東京大会の最終戦は、FIBA世界ランキング3位オーストラリアと5位フランスの戦いに9000人を超えるファンが有明アリーナで熱い戦いに盛り上がった。
フランスは今年のNBAドラフト1位でスパーズに指名されたビクター・ウェンバンヤマは今大会は不出場は残念だが、NBAスター軍団、ゴベア、フォーニエ、バトゥームが来ている。また、オーストラリアは、渡邊雄太と昨シーズン共に戦った、パティ・ミルズ、イングルス、ギディー、サイブルなどNBAで活躍している選手たちを擁して今大会に挑む。
世界ランキングが3位と5位の世界トップチームは、東京オリンピックで準優勝フランス、銅メダルオーストラリアとが高いレベルで拮抗している。
試合は、前半フランスが得点をあげていき、いい入りをしてリードしていく。後半は、徐々にオーストラリアがディフェンスのギアを上げていき、シュートの確率も上げて追いつく展開になった。
終盤になってお互いリードして試合を展開していくが、オーストラリアがディフェンスから作り、遂に逆転リードする。フランスは最後ファウルゲームに持っていくがここでタイムアップ、オーストラリアがフランスにこの強化試合を勝利した。高さ、フィジカル、シュート決定力とこの試合でレベルの高さを見せた。
8/20 (日) 有明アリーナ
フランス🇫🇷 74-78 🇦🇺オーストラリア
1Q 27-19
2Q 12-12
3Q 19-25
4Q 16-22
<オーストラリア>
#3 ジョシュ・ギディー 12得点 6Reb 5AST
#15 ニック・ケイ 12得点 5Reb
#11 パティ・ミルズ 11得点
<フランス>
#10 エヴァン・フルニエ 29得点 3AST 3STL
#30 イサイア・コルディニエ 12得点
#27 ルディ・ゴベール 9得点 8Reb
試合前に、渡邊雄太とパティ・ミルズが有明アリーナのコートで再会した。
パティ・ミルズ(オーストラリア)
ハーフタイムで上手く調整できたと思う。ディフェンスに集中してプレイする必要があることがわかっていたし後半はディフェンスに集中して止める事ができた。それを最初からできるようにする必要があるね。
このレベルの闘いになってくると(相手ではなく)自分にしっかり目を向ける必要がある。自分の強みが何で、弱みは何か、自分達のために何ができるか。今この時間を楽しんでいるし、次の日本戦も楽しみにしている。
ニック・ケイ (オーストラリア)
島根のファンが応援にきてくれて嬉しい。日本の選手達をよく知っているし沖縄に向けてタフな試合になると思う。簡単な試合ではなく、良いタフゲームがあることで僕らはもっと良くなることができるね。
今晩はタフな試合だったけど、最初は上手く止められていなかったが、うまく対応したと思う。最後にはフィジカリティが役に立った。 次回にはもっと良くなっているように願っている。
フォーニエ (フランス)
「オフシーズンにここにいることを楽しんでいるし、世界中の選手が集まって闘うことを楽しみにしている。僕はまだ若いしね」
大会公式
またこの試合は日本代表が視察して会場のファンも盛り上がった