4/10(日)セミファイナル Game2
代々木第二体育館
ENEOS 53-61 富士通
1Q 4-19
2Q 18-13
3Q 16-16
4Q 15-13
<富士通>
篠崎澪 17得点
町田瑠唯 13得点 3アシスト 3スティール
宮澤夕貴 10得点
オコエ桃仁花 9得点 10リバウンド
渡嘉敷来夢 15得点
奥山理々嘉 10得点 4スティール
ゲーム入りは渡嘉敷が得点してENEOSから入り、富士通もすぐ返してその後打ち合いから富士通が得点していく。ENEOSもゲームを作っていくがシュートが決まらず、ターンオーバーも出る、一方富士通は町田を中心に得点していき、宮澤がインサイドで決めて、富士通が走って16-4でランする。ENEOSから移籍した、宮澤、中村の得点がコートでチームにエナジーを与えて19-4でリードして終える。
2Q早々に宮澤がスリーポイント決める。ようやくENEOS得意のインサイドで渡嘉敷から梅沢で得点する。ロースコアのENEOSは高さを活かしてインサイドで得点差したいところ、富士通のディフェンスの寄りが速くしっかりフィニッシュまで行けず我慢の時間帯になる。ENEOS奥山が得意なスリーポイントを連続で決めて食らいつく。渡嘉敷もペイントにアタックするがオコエのディフェンスでフィジカルの強いさを見せる。圧倒されていたENEOSだが宮崎がスリーポイントを決め切って32-22の10点差で前半を折り返す。
後半インサイドでの得点からアウトサイドに繋げてスリーポイントを決めたいENEOSに対して、ディフェンスの強度を上げる富士通の戦いに。
入りで渡嘉敷のドライブからレイアップ、梅沢のシュートで得点して一気に6点差にして流れを引き寄せる。インサイドでの渡嘉敷と宮澤のマッチアップが見応えあり、すぐさま富士通もスリーポイントを返して流れを渡さない、そこから富士通オコエのスリーポイントと速攻、篠崎のドライブからバスカンでで縮んだ点差を一気に離して18点差にする富士通の爆発力を見せる。ENEOSはここからまた追い上げていき48-38で最終クォーターへ。
4Qの大事な入りは、富士通が裏をかき、スティールから速攻で4得点して14点差にする。ENEOSもアタックしたいが富士通のディフェンスの強度は変わらず中々アタック出来ない。渡嘉敷のインサイドから得点して追い上げ、ENEOSは残り5分で10点差に詰める。
渡嘉敷のバスカンと得点して7点差に詰めてENEOSの流れにしたい、さらに宮崎が決めて残り2分で56-51の5点差。富士通はENEOSのオフェンスを抑えて、篠崎からペイントにアタックしてきたオコエが決めて7点差で残り1:13で3ポゼッションにする。最後は町田の1on1からドライブでバスカンで決めて富士通がENEOSを破って勝利する。2連勝で6年ぶりにファイナルへコマを進めた。
ENEOSも素晴らしい追い上げを見せてくれた。
富士通レッドウェーブ
町田瑠唯選手
「今日の出だしはうちの流れに持って行けたと思いますが、中盤ENEOSにディフェンスでやられてしまった。オフェンスでも積極性が無くなってしまったり、ターンオーバーも起きて、完全に自分達の流れに持っていけなかった。最後はしっかり勝ち切れたのが良かったです。
宮澤選手、中村選手の存在はプレーだけでなく、優勝している経験が凄く大きいと感じています。劣勢の時に声を掛けたり、チームを鼓舞する言葉を出してくれるので助けられています。」
篠崎澪選手
「昨日よりはいい入りができたたと思います。その後の集中が足りなかったと思ってて、でも最後に接戦を勝ち切れたのは成長であり、次に繋がると思います。もう一回最後引き締めてやっていかないといけないと思います。
ファイナルまで長かったです。
でもファイナルに立てる嬉しさはあるのでしっかり楽しんでプレーする事を1番に、勝ち切って終われるように頑張りたいと思います。」
BTテーブスHC
「昨日よりいい出だしがあって修正しないといけない所を選手たちはやってくれて、2Qでうちのいい流れが消えてENEOSらしい、しつこいゲーム、ハイロー、ポストでやられてしまった。正直完全にうちの流れを作り、チャンスを掴まないといけないけど選手たちが掴んでなかった。シュートが入らなくてもしっかりケアしてうちのいいバスケットを続ける事。4Qいい流れを作ったけど最後うまくいかなかった。最後勝って良かった。」
ENEOSサンフラワーズ
渡嘉敷来夢選手
「1Qが全てだったと思います。最後にまで全員で出来たのは次に繋がると思ってます。自分は他の選手に比べて経験もありますし、年も取っているので、若い選手達に伝えていけば更にいいチームになると思ってます。今から来シーズンに向けていいイメージを持ってしっかりリフレッシュしていきたいと思います。正直悔しいです。
こういうシーズンになると感じてました。足の事は気になってて恐怖心が取れればいいと思ってましたが、試合を重ねていき無くなっていきました。この結果に満足してないので、膝と向き合いながらやっていきたい。ファイナルにまた帰って来たいです。」
宮崎早織選手
「ただただ自分の力不足だと思います。
インサイドの渡嘉敷選手、梅沢選手に自分が確実にパスが出せなかった所と大事な場面でターンオーバー6と自分の責任だと思いますし、インサイド以外にも若い選手が頑張ってくれてたし、(涙を見せる、渡嘉敷選手が声をかける)
今シーズンは自分の不甲斐なさに悔しいシーズンだったです。色んな経験をさせてもらえました、申し訳ない気持ちです。」
佐藤HC
「1Qが全てだったと思います。最後までゲームを捨てずに勝ちにこだわって戦ってくれて嬉しく思います。勝ちたいという気持ちが凄く出てああいう形になってしまったと思います。」