日本代表

【FIBA W杯アジア予選】後半に一気に引き離しカザフスタンに快勝/ 河村勇輝「自信もって得点を狙いながら自分と他選手の役割を理解してプレーすることを学べている」

【FIBA W杯アジア予選】後半に一気に引き離しカザフスタンに快勝/ 河村勇輝「自信もって得点を狙いながら自分と他選手の役割を理解してプレーすることを学べている」

ワールドカップ2023アジア地区予選window4 後半にディフェンスから河村勇輝が起点を作り日本が快勝

8/30(火) 沖縄アリーナ
日本🇯🇵 73-48 🇰🇿カザフスタン
1Q 14-13
2Q 13-14
3Q 22-10
4Q 24-11

<日本>
#19 西田優大 13得点
#18 馬場雄大 11得点 (FT7/9)
#33 河村勇輝 7得点 7アシスト 5スティール 5スティール
#71 井上宗一郎 9得点(3P3/6)

スターターは、富樫勇樹、比江島慎、馬場雄大、井上宗一郎、ファジーカス。

入りはカザフスタンがゴール下から得点、すぐさま日本は比江島の”比江島ステップ”から得点。カカザフスタン代表#10 Rustam MURZAGALIYEV(ムルザガリエフ)エースPGをどう抑えるか。日本は富樫はスペースがあれば積極的に打っていきスリーポイントをいい形で決めるが、代表復帰したファジーカスのインサイドと、その後決まらないが打ち続ける時間帯になる。馬場のドライブからバスカンの3点で日本の得点を進めるプレーで日本にエナジー与える。コートに入る河村のプレッシャーディフェンスでターンオーバーを起こしスティールを取っていき、日本のオフェンスのリズムを作っていく。

河村が起点となって、西田がバックカットでいい形でアタックして得点する。お互い得点が決まらない2Qになる中、やはりディフェンスからターンオーバー取る。カザフスタンもインサイドから得点する、すぐに富樫は1本目を外してもすぐもう一回打っていきスリーポイント決めるプレーは日本代表に必要なプレーで牽引する。27-27同点で折り返す。日本の3Pは前半3/18(16.6%)。

インサイドを取られてリバウンドも多く取られてしまっている日本は19、カザフスタン28に。3P、ハイスピード、粘り強いディフェンスで後半修正していきたい。

3Qファジーカスの得意のペイントからシュートを決めていき、馬場もしっかりブレイクからファウルをもらいフリースロー決める。富樫から井上のコーナーからスリーポイント決めて日本のいい流れにしてリードを広げる。
さらにディフェンスのギアもあがっていき、井上の連続スリーポイントで二桁得点差にする。
そして河村のスティールからボールプッシュして吉井へ、インサイドから得点で流れをしっかり日本に持っていくと会場のボルテージも上がる。強いディフェンスから河村がゲームを作り牽引する3Qは49-37で最終クォーターへ。

4Q、井上のスリーポイントで入り、ファジーカスから西田へとパスの展開も更に上がり、最終クォーターになっても強度を変えずディフェンスしてカザフスタンを突き放し得点差は20点を超えた。後半2分20秒あたりから西田は代表初のPGで最後まで幅の広いプレーを見せた。

今回のトム・ホーバスバスケットは、また新しくファイブアウトとインサイドバランスなどを見せてくれた形で、前半と後半で違うバスケットになり、日本らしいバスケットを見せてカザフスタンに快勝した。

 

前日の練習後に富樫勇樹キャプテンは「今回この夏最後の試合で、まだ2回ウィンドウがありますが、1年後W杯になるのでこの夏すごくトムさんのバスケが完全に理解できた時間だったと思うので、最後にしっかりいい試合をして代表活動を終えたい。』と話した通り選手一人一人が新しいバスケットを体現して形になってきた。
この1年でまたどれだけ進化していくか、window5.6通して最高なチームにここから仕上げていく。

 

現在日本がいるグループFは
1位 🇦🇺オーストラリア 8勝0敗
2位 🇨🇳中国 6勝2敗
3位 🇰🇿カザフスタン 5勝3敗
4位  🇮🇷イラン 5勝3敗
5位 🇯🇵日本 3勝5敗
6位 🇧🇭バーレーン 2勝6敗

 

 

試合後コメント

 

トム・ホーバスHC
「今日の試合前半はうちのリズムで出来なかった。カザフスタンのディフェンスも悪くないけど、新しいメンバー3人をどうやってコンビネーションしていくかな問題だった。ファジーカスは特別な選手だからオフェンスに入って周りの選手達がどう動くかで上手くできてなかった。でもハーフタイムからみんなリズムが良く修正出来た。そこからうちのバスケットができた。西田の初めてのPGとしても試したかった。」

 

河村勇輝
「前半自分達らしいバスケットが出来なかったけど、展開はアジアカップと同じ感じだったので、ハーフタイムでしっかりとチームで話し合って後半は、ファジーカスのローポスト、ディフェンスの強度を上げて、ターンオーバーも減らし僕たちらしいバスケットが出来たと思います。
最初の合宿からいて代表での意識をトムさんに教わりました。若いからという事で怖気付く事なくプレーする、自信持ってプレーすることを教わりました。技術的では得点を狙いながら自分の役割と他の選手の役割を理解してプレーすることを学ぶ事が出来ました。Bに戻っても活かしていきたい。」

 

西田優大
Jbasketインタビュー

J:アジアカップから、W杯予選のイラン、カザフスタン戦ここまでの代表戦どんな思いで臨んだか、代表初のPGはどうでしたか

「アジアカップでイラン、オーストラリアに負けて凄い悔しい思いをして自分としても中々納得いくプレーができなかったので、気持ち入れ替えて、考えながら今回は積極的に行こうと決めてやったので体現出来てよかったと思います。PGは練習の中から少しずつやっていました。富樫選手、河村選手はどうしてもサイズがないので、そこで自分が上手く補えればと思ってます。」

 

馬場雄大
「バスケットボールがこんな簡単なものかなと思うほど、3Pをファーストオプションに考えると、DFが反応してその後のドライブのスペースが自然と増えてきて味方へのパス、展開出来てコートを広く使えるようになった。このメンタリティを極めたいと思ってます。ニックとは練習出来てないのでやりすらさはあったけど、後半上手く出来て収穫はあった。これから強弱、いいリズム作りをすれば武器になると思います。バスケット感がガラッと変わった1ヶ月間で衝撃的でした。アメリカでもいい時間にしていきたい。ワールドカップを楽しみにしてます。」

 

 

日本代表12名

#2 富樫 勇樹
#6 比江島 慎
#11 チェンバース アキ
#17 須田 侑太郎
#18 馬場 雄大
#19 西田 優大
#22 ファジーカス ニック
#33 河村 勇輝
#43 永吉 佑也
#71 井上 宗一郎
#88 張本 天傑
#91 吉井 裕鷹

平 均 191.3cm 28.1歳

 

今後のスケジュール

FIBA バスケットボールワールドカップ 2023
アジア地区予選 Window5

① 2022年11月11日(金)/開催地バーレーン (AWAY GAME)
バーレーン🇧🇭 (106位) vs 🇯🇵日本 (38位)

② 2022年11月14日(月) /開催地カザフスタン (AWAY GAME)
カザフスタン (68位)🇰🇿 vs 🇯🇵日本 (38位)

window6
2023年2月23日
日本🇯🇵 vs 🇮🇷イラン

2023年2月26日
日本🇯🇵 vs 🇧🇭バーレーン

FIBA Basketball World Cup 2023 Asian Qualifiers | FIBA Basketball
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