天皇杯

【天皇杯】横浜BCがSR渋谷を逆転し撃破、川崎と宇都宮、長崎がクォーターファイナル進出へ

【天皇杯】横浜BCがSR渋谷を逆転し撃破、川崎と宇都宮、長崎がクォーターファイナル進出へ

12月13日(水)水曜ゲームは天皇杯の3次ラウンド4試合が行われた。
川崎 77-75 群馬
横浜BC 79-66 SR渋谷
名古屋D 57-84 宇都宮
A東京 79-87 長崎

2024年1月10日(水)クォーターファイナル
川崎 vs 長崎
横浜BC vs 宇都宮

 

横浜BCがホームでSR渋谷を撃破してクォーターファイナル進出🔥
3次ラウンド
12/13(WED) 横浜国際プール
横浜BC 79-66 SR渋谷
1Q 15-18
2Q 21-14
3Q 16-22
4Q 27-12

<横浜>
#1 ジェロード・ユトフ 25得点 8Reb 3AST
#5 河村勇輝 19得点 5AST 2STL
#15 デビン・オリバー 15得点 4AST
#23 キング開 10得点

<渋谷>
#8 ジョシュ・ホーキンソン22得点 10Reb
#5 アンソニー・クレモンズ 11得点 7AST

渋谷はホーキンソンがインサイドで押し込んで得点して入り徹底して勝負して仕掛ける渋谷のオフェンス。7-0のランから河村のドライブでようやく得点してリズムを掴みたい横浜はリバウンドからダイブと流れを変えて河村が引っ張っていくが、渋谷は田中がスリーポイントにドライブからバスカンと得点していき18-15渋谷リードで1Q終える、

2Q横浜ディフェンスのギアが上がって渋谷をしっかり抑えていくが、そこにホーキンソンがしっかり立ちはだかる。ピックからポップしてスリーポイントも決めてリードを広げる。スコットも負けじとインサイドでアタックして繋げる。ユトフもようやくアウトサイドから決めて一進一退の展開に。横浜はボールムーブかペイントにしっかりアタックしてからポップへとスムーズにいい流れを作り出し河村、キングのホットラインでブレイクも決めて36-32で折り返す。

後半はお互いシュートタッチの良さが出てアウトサイドから決めていく。引き離したい横浜にホーキンソンが連続でスリーポイントを決めて追いつく。渋谷も落ち着いてボールを動かしていくが、そこに河村勇輝がスリーポイント決めて前半同様に拮抗した状態で進んでいく。引き離された横浜は河村のブザービータースリーポイントで2点差に追いついて会場のボルテージも盛り上がりも最高潮で最終クォーターへ。

その流れから横浜が勢いつきユトフ、須藤がタフなスリーポイントなどを決めきり逆転してリードを広げていく。ユトフが更に連続でフリーにしてディープスリーを沈め得点を引き離す展開で横浜は2桁得点とする。ハードなディフェンスから最後まで打ち切る横浜らしいバスケットで、チーム一丸となって守った。そして渋谷を抑えて得点取り本来の姿を取り戻し、トーナメントの天皇杯で渋谷から大きな勝利を掴んだ。

 

 

試合後🎙

青木勇人HC(横浜BC)

J:厳しい試合が続いてきましたが3Pを40%超えて決めきって素晴らしい勝利の中で、青木HCは試合中どのような気持ちで戦ってましたか

「試合中どきどきしてました、嘘です(笑顔)。前半は30%切っているんですが、3ポイントが決まってこないと的が絞られやすくなってしまうので、打たないという選択肢はないと思っていました。どれだけオープンで供給出来るかというのをみんなで強調していこうとしてました。それを見ていて打ち続けてくれたので頼もしいなと思いました。”頼む”という意味でオープンで躊躇わないでほしいと思ってました。打ち続けるメンタル、そういう選手になって欲しいと思って試合中感じて見てました。」

 

河村勇輝(横浜BC)

J:厳しい戦いが続く中で自身の気持ちの経緯やチームでこの数試合と天皇杯までに共有してきている事を教えて下さい

「バイウィーク明けてから1勝4敗で本当にチームの雰囲気も勝ててないという事で、ポジティブな声掛けが少しずつ減ってきているのは仕方ない事なのかなとは思っていますが、チームとしては何より勝っていく事が自分達を更にもう一度自信を盛り上げていく、自分達で自信持っていく為には、ビーコルは若い選手達が中心の中で自信を失ってしまうと中々上手くいかないと思っています。その中で今日の勝利はチームとして今1番必要なものだと思います。

僕の中では苦しい状況でも、秋田戦Game1.2でゲーム内容が全く違って負け方も違っているので少しずつチームとして良くなっているのは感じています。Game2の負け方は凄く悔しかったですし切り替えが中々難しかったですけど、直ぐに水曜Gameが来るので、チームとして今日は一発勝負だからもう一回切り替えてやろうとチームでコミュニケーションが取れていたと思います。切り替えて戦えたからこそ、この勝利が生まれたと思います。」

 

ジェロード・ユトフ(横浜BC)
「今日は自分達のプレーが上手く出来たシーンが多い試合でした。オフェンスではしっかりボールを回してチームでプレーする事が出来ましたし、ディフェンスではアグレッシブにハードにプレーする事が出来たので本当にチームとしていいバスケットが出来たと思います。3ポイントではHCがいくつかデザインしてくれて決められたのは良かったです。トランジッションの中でもチームメイトが見つけてくれたので打ち切る事が出来ました。」

 

ルカ・パヴィチェヴィッチHC(SR渋谷)

J:いい試合をやってきてこの試合でのオフェンスでどこが難しかったのか教えて下さい

「いくつか問題があると思います。素直に横浜さんが凄くいいディフェンスをしたという事です。そこは横浜さんに賞賛を送りたいとと思います。
もう一つは、どちらにも言える事だと思いますが、自分達のリズムを掴む、ディフェンスとオフェンスを自分たちのものにするということが凄く難しかった。特に天皇杯のように負けたら終わりのトーナメントで苦労ししました。
まずはしっかり分析をしないといけないと思っていて、どこでゲームの中でボールムーブが出来なかったのか、どこが僕たちのオフェンスができなかったのかしっかり見ていかないといけない。今日のゲームで見つけることが出来なかったのが今日の課題点だと思います。」

 

ジョシュ・ホーキンソン(SR渋谷)

J:どこからでもクリエイト出来る能力が高い選手がいる中でどう理解してプレーを上げていくかを教えて下さい

「オフェンスで大事なのは戦術の理解が重要だと思ってます。誰がディフェンスにつかれて守っているのか、その中でピック&ロールてースイッチして攻めていくのか、またクリエイトしたけれどもアドバンテージぎ生まれなかったら次のピック&ロールを作っていく事。
1つ目で崩す事が難しくなってきてるのがチームで、も浸透して次のピック&ロールを遂行すれば相手も守りにくくするのを狙っていく事をしっかり全員が共通認識しながら組み立てている所です。
そこへの完璧な理解度がまだなく時間がかかってしまっていて、いつもよりも得点も少なくなってしまっている。でも、今日は疲れやライアン選手の欠場が大きく影響してしまっていてそれが大きかったです。
試合はまだまだ続きますので、ここから学んで直ぐに次を目指して備えていくのが必要だと思います。」

 

 

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Jbasketライター

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